著者
川又 啓子
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.107-132, 2005-06

はじめにⅠ.音楽Ⅱ.ゲームⅢ.映画Ⅳ.アニメーションⅤ.出版(書籍・雑誌・コミック) 1.書籍 2.雑誌 3.コミック(漫画)むすびにかえて
著者
山下 麻衣
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.25-38, 2014-09

本論文の目的は,日清戦争以降から満州事変以前において,日本赤十字社がどのような救護をおこなっていたのかを明らかにすることにある.日本赤十字社の主たる事業上の使命は,戦傷病者をケアすることであった(「戦時救護」).但し,国際赤十字社は,1920 年以降,健康管理や疾病予防のための取り組みを行なうようになった.この流れを受けて,日本赤十字社は,少年赤十字を結成し,学校看護婦および社会看護婦を養成し,林間学校を文部省と協力して行なうようになった(「平時救護」).これら事業は日本における健民健兵政策と強く結びついていた.
著者
石光 裕
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.63-79, 2015-09

第1節 はじめに第2節 日本企業の研究開発投資の実態第3節 無形資産の経済的性質第4節 研究開発投資の会計基準第5節 研究開発投資についての先行研究第6節 おわりに
著者
小池 和彰
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.109-118, 2002-12

はじめにⅠ.給与所得控除と実額控除をめぐる判例(大島訴訟)Ⅱ.給与所得控除と実額控除むすび
著者
伊藤 進
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
no.20, pp.17-33, 2012-03

Ⅰ.序言Ⅱ.リコールか自主改修か 1.リコールの経緯 2.リコールか自主改修かⅢ.リコール発生原因 1.品質評価の甘さ・気の緩み 2.設計・開発期間の短縮化と開発担当者への負荷の増大 3.車の複雑化・技術の高度化と総合的品質診断・評価力の低下 4.規模急拡大と人員不足,人材育成不足 Ⅳ.リコール大量化の背景 1.設計での不具合 2.部品共通化 3.生産開始からリコール届出までの期間Ⅴ.安全・品質改善への取り組み 1.安全・品質優先の車づくり 2.品質改善体制の強化と安全面での改善・取り組みⅥ.リコール対応の遅れ・まずさと対応改善 1.消費者対応の遅れ・まずさと販売台数減 2.リコールへの対応改善Ⅶ.結語
著者
大木 裕子
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.153-171, 2011-10

韓国の利川では伝統的な製法を取り戻し,かつて栄えたような陶磁器の製造を復活させようと産業クラスターの育成に尽力している.2010年にはユネスコからクリエイティブ・シティの認定も受け,世界陶磁器センター,陶芸村,ビエンナーレの開催,教育機関などインフラは整備されつつある.本稿では,利川のクリエイティブ・シティとしてのクラスター戦略を分析し,陶磁器産業発展のための施策について考察する.日用品より芸術志向が強い陶磁家が集まる利川では,集積のメリットを生かし切れていない現状がある.アート市場 の創造,利川ブランドの確立に向けたシステム構築が課題としてあげられる.
著者
大木 裕子
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.1-22, 2012-12

有田の陶磁器クラスターをポーターのダイヤモンド・モデルにより分析した.有田の製品は業務用食器が中心で,作家による芸術品とは明確な区別がされながら二極化している.有田では共販制度のために,産地問屋が資本力,組織力,信用力を組合に依存している構図となっており,集積には大資本もプロデュース力もない.他の産地は問屋だけがリスクテイカーだったが,有田は問屋もリスクを負わない仕組みとなっている.陶磁器産業では世界的にも有田のように300年以上の年月をかけ伝統が脈々と続いている産地は少ない.有田は分業体制の呪縛の中で,クラスターを存続させるための模索している.
著者
藤井 則彦
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
no.12, pp.1-15, 2007-12

はじめに第1章 剰余金の配当について 第1節 配当および配当政策の原理について 第2節 会社法における剰余金の配当についての実務上の問題点についての私見 第3節 剰余金の配当とコーポレート・ガバナンスについて第2章 TOB,特に敵対的TOBに対する防衛策について 第1節 TOB,特に敵対的TOBに対する防衛策の本来のあり方と会社法の規定について 第2節 TOB,特に敵対的TOBに対する防衛策の現実に関しての株主の対応と結果についておわりに
著者
川又 啓子
出版者
京都産業大学
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.119-133, 2002-12

はじめにⅠ.日本のアート環境Ⅱ.アート・マネジメントの現状と課題Ⅲ.アートかマネジメントかむすびにかえて
著者
李 為
出版者
京都産業大学マネジメント研究会
雑誌
京都マネジメント・レビュー (ISSN:13475304)
巻号頁・発行日
no.32, pp.261-275, 2018-03

本稿は大学生のキャンパス規範意識の事実関係を把握するために,2016 年4 月入学の経営学部一年生を対象に行った実態調査の分析結果である.キャンパスにおける規範意識に関する自己認知の測定尺度を用いて,質問紙調査を行い,性別や社会規範の意識について分析し考察した.調査結果について初歩的な統計分析を行った.その結果,授業中の私語,授業への出席,キャンパスでの喫煙,脱法ハーブの使用,未成年飲酒と喫煙の経験者数は男女間に有意な相関関係がみられた.性別では,男女共に未成年飲酒と未成年喫煙に対する意識は,規範意識によるものではなく,健康意識によって判断される傾向にある.さらに男子学生は女子学生に比べて未成年飲酒と喫煙の経験者数の割合が高く,規範認知では大学生の意識の低さが目立っている.これらのことから,大学生初年次への規範教育は重要であり,キャンパスの規範意識を高めていく教育環境作りの必要性を示唆する.1.問題提起2.社会規範に関する一般的記述3.調査の目的と概要4.考察:規範意識の空間表象5.結語