1 0 0 0 OA 編集後記

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.512-512, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)

1 0 0 0 OA 協会だより

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.508-511, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)

1 0 0 0 OA 行事予定表

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.507-507, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)
著者
山川 隆司
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.480-484, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)

ISIの創始者であり,情報産業界の巨人であるDr. Garfieldが2017年2月26日,91歳で亡くなった。同業界におけるDr. Garfieldの功績は枚挙にいとまがない。私は,公私ともに約半世紀に亘り彼と親交を深めてきた。今回は,友人としての観点から巷間には知られていないDr. Garfieldのあるがままの人物像,また,数々ある業績・商品群を生み出した背景を,彼のエピソードを通じて綴ってみた。
著者
岡 紀子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.465-471, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)

データベースの検索の主人公である情報専門家について,書誌情報データベースの時代を振りかえりながら,基本となる職務を情報検索のプロセスに沿って総括した。現在の情報専門家としての役割は,企業の要となる立ち位置であることを理解し,発揮すべき資質として3C能力について述べ,情報専門家が関係する部署には,エンドユーザ,データベース製作者,自社組織があるが,それぞれに対して果たすべき役割について説明した。最後に情報専門家の将来像について,一つは企業活動の牽引者たる生き方を,他方は企業から飛び出し独立した情報専門家としての生き方を提言した。その場合着目すべき対象は,企業内情報であると考えている。
著者
那須 昭宏
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.454-458, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)

刑事局(検察庁),矯正局及び保護局では,刑事情報に関するデータベースを各々作成している。再犯防止に関する施策へ対応するため,法務省ではこれらのデータベースで管理されているデータのうち必要なデータを連携させ,有効活用することを検討している。本記事では,このようなデータ連携を行う「刑事情報連携データベース」の構築について報告する。特に,重要と思われる名寄せについて詳述する。
著者
谷口 祥一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.442-447, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)

データベースおよびメタデータの設計プロセスを概観し,その中で特に概念モデル構築(概念設計)の重要性を論じる。簡略な事例を取り上げ,1)実体関連モデルを用いた概念モデル構築の概要を示し,2)その後の論理設計・物理設計に該当する2a)リレーショナルモデルによるデータベーススキーマ設計,および2b)レコードとそのデータ項目からなるメタデータのスキーマ設計について,概念モデルからの変換を含めて解説した。特に,対象とする世界や事象を構成する要素とその関連を明らかにし,それらに対する必要な働きかけとそれによって実現する要求などの検討と定義を含む概念モデル構築の重要性を強調した。
著者
南山 泰之
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.441-441, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)

2017年9月の特集は「データベースの設計,構築,活用」です。「データベース」の定義は,著作権法第二条の十の三によれば「論文,数値,図形その他の情報の集合物であつて,それらの情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」とあります。また,データベースは一定の要件のもと,著作物として保護されることが定められており(同法第十二条の二),データが体系的に集まることで新たな価値を生むことは法的にも自明となっています。では,望ましい「体系化」とはどのようなものでしょうか。データは検索するためだけではなく,そのデータを利活用する,あるいは長期保存するために整理されますが,その構造は一様ではありません。データのサイズやフォーマット,あるいは社会的な配慮を要するデータの存在など,データベースの構造は形式面,内容面の違いに大きく依存します。そして,近年におけるデータベースに関わる理論面の進展やその実践によって,データベースに求められる機能や得られる価値も変わり始めています。「望ましい」体系化は,今どう移り変わっているのでしょうか。本特集では,上記のようなデータベースの変容を多角的に見つめ,その潜在的な価値を再考するという特集趣旨のもと,7人の方々から異なる視点の論考をいただきました。データベースを「設計」する,という視点において,慶應大学文学部の谷口祥一氏からは,データベースを設計するための概念モデル構築について論考をいただきました。また,株式会社教育測定研究所の西原史暁氏からは,利活用を前提としたデータ形式の設計に役立つ「整然データ」の概念につき,詳細な解説をいただきました。データベースを「構築」する,という視点において,北海少年院庶務課の那須昭宏氏からは,刑事情報連携データベースの構築事例についてご寄稿いただきました。また,国立国会図書館電子情報部の木目沢司氏,情報通信研究機構の村山泰啓氏からは,データの長期保存の事例としての国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)の利用や,電子情報の長期保存の規格であるOAIS参照モデルに関する考察をいただきました。最後に,データベースを「利用」する,という視点において,OKA情報技術コンサルテーションの岡紀子氏からは,「データベースの検索」を根底においた検索の歴史,技術やノウハウの紹介をいただきました。また,東邦大学習志野メディアセンターの眞喜志まり氏からは,医学・薬学系分野の出版特性を反映したデータベースの検索手法につき,詳細な解説をいただきました。いずれも,様々なデータを背景に構築されたデータベースのあり方が現された論考であり,「ある単一の検索システムをデータベースと呼ぶ」伝統的な理解を超える幅広さが示されています。本特集が,広くデータの取り扱いに関心のある全ての方々にとって,「データベース」をより深く理解し,今後のあり方を考える一助となることを期待します。(会誌編集担当委員:南山泰之(主査),増田智子,長屋俊,水野翔彦)

1 0 0 0 OA ごあいさつ

著者
山﨑 久道
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.k-1-k-1, 2017-09-01 (Released:2017-09-01)
著者
本田 瑞穂 清水 剛 清水 理恵子 永山 敦 屋ヶ田 和彦 山田 裕明 山田 宏文 山根 深一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.117-122, 2015-03-01 (Released:2017-04-13)

新規事業の立ち上げのアプローチとして,自社の技術を組み合わせようとすることはよくあるが,実際にやろうとすると,自社に多様な技術があるにもかかわらず,その全容はつかみきれていないことが多い。本報告では,シーズからのアプローチの試みとして,自社の技術の棚卸しを行うことにより,自社技術の強み・弱みを分析し,新たな事業の提案を行うための手法を,事例を用いて検討した。(1)自社技術のコア技術の抽出の手法,(2)コア技術と他の技術の組み合わせの手法,を中心に報告する。
著者
長塚 隆
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術
巻号頁・発行日
vol.67, no.5, pp.227-227, 2017

<p>情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO)は,2004年に科学技術振興機構と情報科学技術協会により,それまで個別に開催されていたシンポジウムや研究集会を統合して,お台場の日本科学未来館で初めて開催されました。それ以来,毎年開催され,昨年の12月の情報プロフェッショナルシンポジウムで13回目となりました。今回は,科学技術振興機構の東京別館で初めて開催されました。</p><p>本シンポジウムは,情報検索とその手法,サーチャーの業務,知財情報と価値評価,情報解析やデータマイニング,情報の評価,図書館業務と情報サービス,電子ジャーナル,電子化関連業務,インデクシング,情報の組織化,情報管理の方法とシステム,組織内情報共有化のためのシステム,情報マネージメント,情報リテラシー教育と情報調査・訓練・研修,情報担当者のプレゼンスなど,幅広く知識や情報にたずさわる関係者が全国から一堂に会し,日頃の研究成果の発表と討論を行い,情報を交換する場となっています。</p><p>これらの情報に携わる関係者からの研究発表のほか,その時期に適したトピックスを取り上げた特別講演やパネルディスカッションが実施されてきました。</p><p>この10年間で,各種情報のデジタル化は一層進展し,情報の専門家の役割も重要性を増し,また,業務の内容も大きく変わってきています。このような時期に,本年の特別講演では,「統計学が最強の学問である」の著者でもある西内啓(にしうちひろむ)先生から「ビジネスに活かす統計学‐エビデンスに基づく価値創造」について取り上げていただきました。医療の分野で始まった「エビデンス」すなわち科学的根拠に基づくという考え方が,現在は公共政策や経営学においても浸透してきているので,エビデンスに基づいた企業戦略を進めるためには統計学の知識が必須になってきていると指摘されました。参加者からは企業が効率的に価値を生み出すための統計学の活用について,具体的な事例を通じて紹介があったので,今後会社に戻って活用できる知識を得ることが出来たとの声が聴かれました。</p><p>また,トーク&トークでは,「情報社会から融合社会へ―仮想と現実が融合する社会での情報のガバナンスと信頼性を考える」をテーマにして,4名の話題提供者からの報告をもとに,活発な質疑が行われました。情報技術の発展により,個々の技術が融合し,新しいビジネスとして,タクシーに変わるUber(ウーバー),ホテルに変わるAirbnb,通貨に変わる仮想通貨Bitcoin(ビットコイン)などが生まれています。このような技術融合社会の中で,情報の信頼性をどのように担保するかなど,インフォプロの現代的な役割が問われています。現在,急速に変容するビジネスの形態について,情報の専門家として,この新たな状況をよく理解し,活用できる知識を身に着けるうえで大変参考になったとの意見が参加者から出されていました。</p><p>本シンポジウムの中心になっている情報の担当者や専門家による研究発表は,2016年のシンポでは2日間にわたり昨年より多い合計で33件があり,全体として活発な質疑が行われました。ポスターセッションでは,9名の発表があり,ポスターの前には多くの参加者が集まり,多くの関心を呼んでいました。</p><p>本シンポジウムは,情報担当者や専門家による実務経験や研究発表である「一般発表」による発表の場として,その時期に適した話題である「特別講演」からの刺激,参加者が質疑に参加できる「トーク&トーク」,ベンダーの方々による「プロダクトレビュー」や「ポスターセッション」など参加者が多面的に新たな知識を吸収できるようになっています。また,発表者,参加者,提供者が一堂に会する「情報交流会」は,特別講演の講演者である西内啓先生も参加してくださり,大変盛り上がりました。今後も,デジタル化・情報化の進展に対応したシンポジウムの在り方を探ることで,情報プロフェッショナルあるいはそれを目指している方々にとって,本シンポジウムがより有益な場となるように実行委員会一同願っております。</p><p>(INFOPRO2016実行委員会委員長 長塚 隆)</p>
著者
諏訪 秀策
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.306-312, 2008-06-01
被引用文献数
3

日本科学技術情報センター(JICST;現(独)科学技術振興機構:JST)が1976年(昭和51年)に開発したオンライン情報検索システムJOIS-Iは専用の通信回線と専用端末を用いた英字カナ検索,英字カナ出力のシステムであった。1978年には公衆電話回線と汎用端末機で検索できるようになった。専用端末での漢字出力は1979年には実現したが,公衆回線での漢字出力は1981年のJOIS-IIによって実現した。その後1990年サービス開始のJOIS-IIIでは後に漢字による検索も可能となった。さらにインターネット対応のJOIS-IVが1997年に開発された。2003年(平成15年)のJOIS-IVのサービス終了をもってJOISの歴史は閉じた。本文ではJOISの開発の主に初期,中期の事情について先人の足跡の一端を紹介する。

1 0 0 0 OA 協会だより

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.8, pp.436-439, 2017-08-01 (Released:2017-08-01)

1 0 0 0 OA 行事予定表

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.8, pp.435-435, 2017-08-01 (Released:2017-08-01)