著者
山崎 節雄 中平 美和 瀧 真佐留 古閑 健次 小沢 悦子 伊勢谷 修 関 守雄
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, 1990-08-01

APコリメータは、空間分解能感度等よりHRコリメータとHSコリメータのほぼ中間的性能を有し、感度はHRコリメータの2倍以上であるため従来の検査時間(30分)の半分ですむそのため、DOUBLE SCANモード(fig-7)を用いると小脳から頭頂葉全体の脳血流イメージングも可能である。また、^<99m>TC脳血流製剤を用いた場合1 SCAN 5秒の短時間DYNAMICデータ収集(fig-8)も可能ではあるが、さらに検討が必要と思われた。
著者
小倉 佐助
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.13, no.4, pp.194-199, 1958-07-30

My experiments and clinical researches were performed to study what meaning and diagnostic value it might have for radiographic diagnosis, to change the amplitude-angle of a tube in tomobronchography combined tomography and bronchography.
著者
小野口 昌久 斎藤 京子 上野 孝志
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, 1990-08-01

1. TL、^<123>I-MIBGのDual mode収集において、それぞれのCROSSTALKの補正を試みた。2. ファントム実験では、前壁、下壁欠損とも補正ありの方が画像、定量ともに優れていた。特に、前壁欠損においては、I-123のCROSSTALKの影響がTLに、下壁欠損では、TL及びI-123のCROSSTALKが互いに影響を及ぼすものと考えられた。3. 臨床例でもファントム実験と同様の結果が得られた。
著者
内山 良一
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.1454-1459, 2007-12-20
被引用文献数
3 1

抄録はありません.
著者
坂本 優 木村 元一 黒沼 昭宏 宮川 直子 村山 弘
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, 1993-02-01
被引用文献数
1

測定する部分の直径4mm以外はIPを黒く塗って測定した結果、散乱線含有率が低下した。強いX線が照射された場合はレーザー光が散乱し、測定している近傍から出る発光があると報告されているが、そうでない場合も同じ現象が起きていると示唆される。純粋に散乱線含有率を求めるのであれば、蛍光量計を使用した方が容易で値も真の値に近い。CR法では散乱線以外の因子も付加されるのでグリッドの評価には不向きである。しかしCR画像の評価を行う上では、直接線以外の散乱線、システムノイズ等は画像を劣化する因子であるとすると、実際に画像が作られるのと同じシステムで測定した値が重要であろう。尚ここで述べた散乱線含有率は本来の定義から外れているが適当な用語が無く画像上の散乱線も含む直接線以外のノイズが含まれる割合として用いた。
著者
小倉 佐助
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.7-13, 1955-07-25

I found the method to be able to photograph by from so near by using the portable X-ray apparatus, and by this method the position, forms, etc. ofthe Crvity in the lung can be known exactly before resection of the Cavity.
著者
小倉 佐助
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.108-115, 1957-11-15

胸部断層撮影における截断層の厚さは, 種々の要素に支配されて必ずしも一ように律することは不可能であるが, 一般的には管球の移動角度の変化により, この厚さも変ってくるものといえる.管球の移動角度と截断層の厚さとの相関関係について検討するため, 一般的な諸条件により, 細線等による基礎実験を行い, 又切除肺標本の断層撮影像からする検討, 並びに同時多層撮影写真による臨床観察等により, 20度から70度迄の各角度における読影可能範囲内の截断層の厚さを求めた.