著者
鈴木 敏
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.624-630, 2005-02-15

辞書の持つ単語と定義文の関係を利用した,単語のベクトル化のための新しい手法を提案する.提案手法は定義文を再帰展開することにより単語ベクトルを生成する手法である.定義文を単語の集合と見なして再帰展開するときの問題は,この展開が無限に続くため,単語頻度などが計算できなくなることにある.しかし,展開時に一定の重みを仮定することで無限級数の形式に変換でき,計算可能となる.提案手法では,この展開を確率モデルとして扱い,計算の各過程における意味を明確にしている.これにより,応用の見通しが良くなるという長所を得ている.本論文では提案手法の詳細を示すとともに,本手法を単語類似度計算へ適用し,TF-IDFに基づく計算結果と比較・検証を行った.その結果は精度・再現率ともに提案手法が優位であるという明確な有効性を示すものであった.
著者
梶田 隆章 内山 隆 大橋 正健 川村 静児 黒田 和明 三代木 伸二 安東 正樹 宗宮 健太郎 森脇 喜紀 麻生 洋一 都丸 隆行 フラミニオ ラファエレ 鈴木 敏一
出版者
東京大学
雑誌
特別推進研究
巻号頁・発行日
2014

本研究では重力波の観測と重力波天文学の創成を目指し、別予算で整備がすすめられた大型低温重力波望遠鏡KAGRAの研究基盤をベースに、熱雑音を最小化する低温懸架システムの開発、極低温鏡急速冷却方法の開発、グリーンレーザーを用いた干渉計の迅速かつ安定な動作状態獲得、新たな信号読み出し法を可能にし、干渉光に含まれる余計なノイズを削減する出力モードクリーナーの開発などを行った。また、レーザー強度雑音の低減、さらに最終的には自動で観測モードまで進む高度なデジタル制御システムの開発を行った。これらの開発された技術を全てKAGRAに組込み、重力波観測運転を2020年2月に開始した。
著者
鈴木 敏幸
出版者
日本化粧品技術者会
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.103-117, 2010-06-20 (Released:2012-06-25)
参考文献数
43
被引用文献数
1 5

乳化技術の基礎について以下の5つの視点から解説を行った。(1)エマルションの型と種類の定義およびエマルション,ナノエマルション,マイクロエマルションの違い。(2)調製法の分類と一般的なエマルション調製法。(3)エマルション崩壊のパターンと乳化安定化理論。(4)エマルションと相図:エマルション,マイクロエマルションの状態および効率の良い乳化と可溶化の理解。(5)微細なエマルションの調製のための最近の乳化技術とその機構のまとめ。
著者
高鳥 浩介 高橋 恵子 鈴木 敏正 宇田川 俊一 倉田 浩
出版者
Japanese Society for Food Hygiene and Safety
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.307-312_1, 1975-10-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
15

市販カビ醗酵型, 自然醗酵型サラミソーセージ31試料について菌類分布を調査し, 主要菌としてカビ醗酵型より P. cyclopium, P. viridicatum など Penicillum を,自然醗酵型より Cephalosporium sp., Mucor mucedo, M. racemosus, Aspergillus versicolor, P. cyclopium などを分離した. カビ醗酵型の Penicillum は主として加工上のスターターと考えられるが, 分離株の penicillic acid 産生能は認められず, カビ醗酵型ソーセージなどは食品衛生上一応支障ないものと考えられる.
著者
佐藤 孝雄 澤田 純明 澤浦 亮平 米田 穣 河村 愛 鈴木 敏彦 増田 隆一
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2021-04-01

縄文時代晩期まで日本列島に棲息していたとみられるオオヤマネコについて多角的かつ領域横断的な調査・研究を行う。動物考古学、古生物学、生物系統地理学、考古科学の手法を駆使し、申請者の管理下にある青森県尻労安部洞窟、岩手県獺沢貝塚、愛媛県上黒岩岩陰遺跡の出土遺体などを精査。放射性炭素年代も測定しつつ、古代DNA(aDNA)解析や炭素・窒素安定同位体分析も試みることで、同種の系統や生態を明らかにするとともに、その絶滅要因についても知見を深める。
著者
川久保 善智 大野 憲五 岡崎 健治 波田野 悠夏 竹下 直美 鈴木 敏彦 橋本 裕子
出版者
佐賀大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2022-04-01

1907年、京都市三玄院で石田三成の墓が発掘され、頭蓋の石膏製のレプリカが作成されたが、その直後に紛失していた。このレプリカが2014年、約100年ぶりに再発見された。本研究では、このレプリカの表面形状をレーザースキャンで3Dデータ化し、破損箇所の補修や皮膚形状のシミュレーション等を行い、それらの結果を加味し、3Dプリンターで出力した頭蓋の復顔を行う。

5 0 0 0 OA 寳石誌

著者
鈴木敏 編
出版者
和田維四郎
巻号頁・発行日
1916
著者
山本 由華吏 白川 修一郎 永嶋 義直 大須 弘之 東條 聡 鈴木 めぐみ 矢田 幸博 鈴木 敏幸
出版者
日本生理人類学会
雑誌
日本生理人類学会誌 (ISSN:13423215)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.69-73, 2003-05-25 (Released:2017-07-28)
参考文献数
21
被引用文献数
6

We investigated the effects of cedrol, which is a sesquiterpene alcohol contained in cedarwood oil, on sleep using overnight polysomnography. This study included 11 healthy females (24.5±2.1 years). Days 1 and 2 were regarded as adaptation nights. Days 3 to 6 (4 days) were regarded as experimental nights. As the experimental condition, cedrol was volatilized for 4 hours starting from 2 hours before lights were turned off. No odor was given during the placebo condition. Each condition was performed for 2 consecutive days, in reverse order. Sleep time increased and sleep latency shortened in the presence of cedrol compared to those of sleep with placebo (p<0.05). Furthermore, sleep efficiency slightly increased in the presence of cedrol (p<0.10). Cedrol inhibited the excitement of the sympathetic nervous system and made the parasympathetic nervous system dominant, which may have made it easy to fall asleep.
著者
鈴木 敏文
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.972, pp.74-77, 1999-01-04

問 1998年秋から冬にかけて消費税5%分還元あるいは7%還元のセールを仕掛けて、前年比3〜6割もの売り上げ増を記録しました。「売り上げは追わない」が鈴木さんの持論だったはずです。今回のセールの狙いは何だったのですか。 答 97年4月からの消費税増税を控えた2月に、3つの調査機関に税率引き上げの影響を調べてもらったんですよ。
著者
北澤 啓雄 松下 弘幸 鈴木 敏昭 奥西 宏基
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, no.43, pp.5-8, 2002-06-27

BSジャパンでは、BSデジタル放送用の緊急速報スーパー装置を新規開発し、2000年12月1日の開局時から運用を開始した。本装置を開発することにより、地上アナログ放送で制作した素材をそのまま使用して放送できる合理的な運用を実現するとともに、テレビ放送をはじめラジオ放送やデータ放送を受信している全ての視聴者に公平に緊急情報を提供することができるようにした。