著者
細谷 和海 足羽 寛 西野 麻知子
雑誌
日本陸水学会 講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.R68, pp.97-97, 2003 (Released:2004-11-26)

一般に、淡水魚は発育・成長に伴って生息場所を変えるのが普通である。特に、河川の附属湿地である水田やワンドは、梅雨時に生産性の高い一時的水域として現れ、種々の淡水魚にとってきわめて重要な産卵場と生育場として機能する。そのため、淡水魚を保護するためには、成魚の生活場所である河川を部分的に保全するだけでは不十分で、農業用水路を介した河川と附属湿地のネットワークをつなぐ施策が望まれる。個体の移動が保証されるならば、生活環を全うできるばかりか系統の異なる集団間で交配が可能となり、遺伝的多様性を高めることにも役立つ。
著者
養田 勝則 福原 晴夫
出版者
日本陸水学会
雑誌
日本陸水学会 講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.68, pp.185-185, 2003

新潟県の砂丘湖の一つ長峰池において,沈水植物で優占するセキショウモ(Vallisneria asiatica)とイバラモ属3種,イバラモ(Najas marina),オオトリゲモ(N. oguraensis),ホッスモ(N. graminea)の分布と成長に関する関係を調べた.分布の水深限界はホッスモ,セキショウモで約250cm,イバラモ,オオトリゲモで約340cmであった。また,分布限界の相対照度はホッスモ,セキショウモで2-3_%,イバラモ,オオトリゲモで0.8-1%であった。4種について分布と底質の関係,成長時期の違いなどから種間関係を考察する。