出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.274, pp.86-90, 2001-02-23

まだ正式な名前も付けられていない駅前の小さな歩行空間だが,ここにはつくり手の熱意が込められている。「官民が一体となってつくったという実感がある」。発注者である都市基盤整備公団北摂・北神開発事務所工事課の長合利治課長は,事業をそう振り返る。 兵庫県三田さんだ市で同公団が開発を進める約600haのニュータウン,ウッディタウン。
著者
菊地 裕幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.467, pp.20-21, 2009-03-13

フジテレビが開局50周年の記念番組として、ドラマ「黒部の太陽」を制作し、3月21日と22日に2夜連続で放映する。半世紀前の難工事、黒部川第四発電所の大町トンネル建設工事を舞台に繰り広げられる技術者たちとその家族の人間ドラマだ。主人公に扮する香取慎吾さんほか、豪華キャストが登場する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.679, 2018-01-08

東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで大林組を強制捜査したことに端を発するリニア中央新幹線工事の不正受注疑惑で、大手建設会社4社が談合をしていた疑いが強まっている。特捜部と公正取引委員会は独占禁止法違反の容疑で2017年12月18日に鹿島と清水建設、翌…
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.661, pp.76-79, 2017-04-10

2020年東京五輪の選手村となる再開発エリアを晴海客船ターミナルから見渡す。この付近は長年、駐車場などとして使われていた。写真中央にそびえる塔は中央清掃工場の煙突。五輪終了後に建設する50階建ての超高層マンションも同規模の高さになる。
著者
鋒山 勉
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.459, 2008-11-14

ほこやま・つとむ●2005年、コンクリート製品のメーカー勤務から独立し、Tipテクノコンサルタントを設立。建設会社やプレキャスト製品のメーカーへの業務改善コンサルティングを手がける10月27日に技術士第二次試験の筆記試験の合格発表があった。合格した受験者には、技術士試験の最終関門である口頭試験が待っている。
著者
中村 晋一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.535, pp.68-73, 2012-01-09

記録的な降雨によって大規模な洪水被害が長期化したタイ。首都バンコクは、中心部を囲む堤防が整備されていたにもかかわらず浸水した。なぜ被害は拡大したのか。現地で1カ月に及ぶ調査を続けた東京大学生産技術研究所沖大幹研究室の中村晋一郎特任助教が、調査結果をもとに解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.402, pp.78-79, 2006-06-23

鉄道駅や空港などの旅客施設を対象とした「交通バリアフリー法」と建物を対象とした「ハートビル法」とを統合。さらにバリアフリー化を義務付ける対象に道路や公園を追加するなど,内容も拡充した新法案が6月15日の衆議院本会議で可決,成立した。 新法の名称は,「高齢者,障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」。2006年12月までに施行される。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.281, pp.63-64, 2001-06-08

主に道路設計の下請けを個人で手がけている前田昌人さん(30歳)は,インターネットで知り合った仲間に仕事を外注している。前田さんは96年8月,中小の建設コンサルタントから独立した。 独立して生計を立てるためには,「依頼された仕事は,できるだけ断りたくない」(前田さん)。理由はどうあれ一度仕事を断ると,「次の仕事がもらえなくなるかもしれない」と前田さん。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.434, pp.26-31, 2007-10-26

高速道路の車線を拡幅する工事で,型枠や一部の鉄筋をプレハブ化して工期を短縮する工法を採用した。中空床版橋では初めてだ。中空管と型枠にさびにくい鋼板を用い,鉄筋はかご状にプレハブ化した。橋軸と橋脚に斜角があって,プレハブ鉄筋を使えなくなる事態も発生したが,型枠を存置式にして撤去の手間を省いたこともあり,当初設計に比べて橋桁の工期を20%ほど短縮できる見込みだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.237, pp.58-61, 1999-08-13

「いまの上司がやりたいようにやらせてくれたからできたこと。ほかの上司なら,はなからダメだと言われていたかもしれない」。こう語るのは,専門工事会社のヒロセに勤める田淵英雄さん(26歳)。補強土工法の技術営業を担当し,普段はコンサルタントなどの要望にもとづいて概略設計図や計算書を作り,工法を提案している。田淵さんが所属するのは特品営業部。
著者
関 文夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.702, pp.56-57, 2018-12-24

ポルチェベーラ高架橋の落橋事故では、設計者のリッカルド・モランディに対する非難の声が上がった。モランディとはどのような人物なのか。同橋は失敗作だったのか。橋梁デザインに詳しい日本大学の関文夫教授が解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.517, pp.30-33, 2011-04-11

東日本大震災では津波による被害がクローズアップされがちだが、地震による内陸部での被害が顕著だったのが福島県だ。 地震発生直後に福島県須賀川市の藤沼貯水池で堤体が決壊し、下流の集落に被害をもたらした。一気にあふれ出た湖水が、家屋11戸を押し流し、沿岸の水田も水没。人的被害は3月29日時点で死者6人、行方不明者2人に上る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.356, pp.58-59, 2004-07-23

1日の作業時間は,午前1時から同3時30分までのわずか2時間30分——。こんな厳しい条件のなか,JR横須賀線の東京駅と品川駅とを結ぶ東京トンネルで2003年8月から,約5年間にわたる大規模な改修工事が始まった。セグメントの一次覆工だけがあるシールドトンネルの内側に,厚さ約10cmの二次覆工を新しく設ける。漏水防止が主な目的だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.457, pp.26-27, 2008-10-10

1件で300万〜500万円。全国展開する中堅のある建設会社が、標準型の総合評価落札方式の入札で技術提案書の作成にかける費用だ。 国土交通省は2008年度から、原則としてすべての土木工事の入札に総合評価落札方式を採用。建設会社はのべつまくなしに入札するのが難しくなっている。入札前に「もうかる仕事」を絞り込んで勝負しなければ、受注の"打率"は上がらない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.442, 2008-02-22

パッケージ版はオープン価格。アップグレード価格は、3万1500〜10万5000円(2008年3月31日まではキャンペーン価格で、2万1000〜9万4500円)。ネットレンタルも可能。月額コースの場合、1カ月当たり3675円。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.679, pp.18-23, 2018-01-08

シールド機で掘進しながら場所打ちコンクリートで覆工する工法「SENS」を使い、延長3km強のトンネルを築く。一般的なセグメントで覆工するよりも安価だが、トンネルの剛性は劣る。近接構造物がある区間ではセグメントも使い分けた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.601, pp.86-88, 2014-10-13

福島県いわき市にある小名浜港は、輸入する石炭が年間600万t以上で、公共埠頭としては日本最多を誇る。取り扱う石炭の多くが、市内の常磐共同火力の勿来(なこそ)発電所や、同県広野町の東京電力広野火力発電所で発電用燃料として使われている。 その小名…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.678, 2017-12-25

リニア中央新幹線の建設工事の入札で不正があったとして、東京地検特捜部が大林組に偽計業務妨害の疑いで強制捜査に入ったことが12月9日に分かった。2027年の先行開業を目指す東京─名古屋間では各地で工事が始まっており、進捗に影響が出る恐れもある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.677, pp.54-57, 2017-12-11

魅力度ランキング最下位の茨城県の中で、最も知名度の低い町──。そんな城里町で、高校生が地域おこしに奮闘。クラウドファンディングで資金を集め、町内のダムをモチーフにした「ダムカレー」を開発している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.624, pp.30-33, 2015-09-28

「午後には雨がやむはずだから、大丈夫だろう」。小雨が降り始めていたにもかかわらず、橋脚のコンクリート打設を決行。その結果、1カ月後のコア抜き検査で強度不足が判明し、造り直すことに──。