出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.631, 2016-01-11

関連キーワード建設技能労働者の不足/報奨金/マイスター制度のない企業の現場は人手不足の恐れも 日本建設業連合会(日建連)によれば、2011年以降、建設技能労働者の不足が続いている。今後、20年の東京五輪関連の工事などが控え、厳しい状況は続きそうだ。…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.476, pp.58-61, 2009-07-24

誰が設計したかが分からない──。世間的にはいたって奇妙で、一般紙が記事に取り上げるような出来事が土木事業で起きた。 5月25日付の朝日新聞夕刊で、「『ピラミッド』てっぺん撤去」の文字が紙面に躍った。問題視されたのは、ピラミッド型の換気所を建設した東日本高速道路会社(当時の日本道路公団)と東京湾横断道路会社に「設計者の記録がない」ことだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.413, pp.10-11, 2006-12-08

中日本高速道路(株)は2006年11月3日,名古屋市内の同社会議室で「新聞紙で作る高速道路(橋)コンテスト」を開いた。 同社の稲葉英憲中部地区支配人は「市民に高速道路を身近に感じてもらうことを目的に開いた」とあいさつした。審査員は名城大学人間学部の水尾衣里助教授と中日新聞社の真能秀久社会部長,中日本高速道路の風間匡副支配人。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.408, pp.76-77, 2006-09-22

栃木県西方町に本社を置く川上建設は,国や自治体が発注する道路の舗装工事や維持管理業務をメーンに事業を展開する社員約100人の建設会社だ。 同社の売上高はここ数年,20億円前後で推移。その8割が公共事業で,残りの2割は,鉄道会社などの民間企業から受注した土木工事や施設の維持管理業務の売り上げだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.711, pp.16-17, 2019-05-13

国土交通省の施策を批判したことで同省から圧力を受け、辞任に追い込まれた——。建設コンサルタント会社の元社長がこう主張して国に損害賠償を請求した訴訟で、東京高裁は2019年4月10日、一審判決を覆す元社長の逆転勝訴の判決を出した。元社長を…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.216, pp.66-69, 1998-09-25

パリのセーヌ川に架かるポン・デ・ザール(芸術橋)の理念を生かした橋を鴨川に架ける──。フランスのシラク大統領の提案から具体化したこの計画に,市民が「京都にフランスの橋は要らない」と反発。反対運動が全国規模に発展するなか,8月6日に突然,市長が計画を白紙撤回した。市長に振り回された感もあるこの顛末てんまつ,残された課題は何なのか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.234, pp.66-69, 1999-06-25

2010年。道路の騒音はいまより10dB以上減り,排気ガスの安価な浄化技術が実用化。伸縮継ぎ手がなく,走行しやすい長大橋が高速道路にも採用される。工事で発生した汚泥やしゅんせつ土はすべて再利用し,他産業の廃棄物も公共工事が受け入れるようになる。造成工事では排気ガスを出さない重機が走行し,土石流や盛り土の崩壊も事前に検知して災害は大幅に減少——。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.535, pp.64-67, 2012-01-09

中日本高速道路会社が静岡県内で建設中の新東名高速道路の御殿場ジャンクション(JCT)─三ケ日JCTが、2012年夏ごろまでに開通する。連結路を含む延長は162kmで、国内の道路事業で一度に開通する距離としては過去最長となる。93年に静岡県内で工事に着手した。 道路の最小半径を3000m、最大勾配を2%として、車の走行性を向上させる。
著者
篠山 紀信
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.537, pp.6-17, 2012-02-13

首都高速中央環状品川線は全長約9.4km。その広い工事範囲をくまなく回り、篠山紀信氏は撮影した。 当日、午前中は東京都が発注して大林組JVが施工している大井ジャンクション付近の明かり工事を撮影。一見、普通の高架橋工事現場だが、篠山氏は風景の切り取り方にこだわった。例えば14ページの写真。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.305, pp.66-67, 2002-06-14

「会社の業績は落ち込む一方だったので,いずれ経営が破たんするかもしれないという予感はあった。それが,自分が予想していたより早く現実のものとなってしまった……」。梶谷エンジニアの元社員だった森山有三さん(52歳)は,たとえ倒産という最悪の事態が訪れるにしても,決算を迎える2002年3月前後になると思っていた。 森山さんは27歳で梶谷エンジニアに中途入社。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.306, pp.68-69, 2002-06-28

森山さんが電子メールで略歴などを記した応募書類を送った5社のうち,ようやく1社から待望の返事が届いた。しかも,第一志望の応用地質だった。「書類審査をするので業務経歴書を送ってほしい」と求められた森山さんは,社会に出てから携わった300件の業務をすべて記載した経歴書を送った。そのかいもあって第一関門の書類審査を突破。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.693, 2018-08-13

昨年末に長野県中川村の斜面崩壊の原因となったリニア中央新幹線関連のトンネル工事で、新たな問題が発生した。現場付近の橋で毎年営巣している県天然記念物の渡り鳥「ブッポウソウ」が、今年は飛来した後に姿を消した。工事が影響した可能性があるとの指…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.634, pp.34-39, 2016-02-22

3号機カバー建設3号機原子炉建屋では、2011年9月から始まったがれき撤去が終わり、いよいよ燃料取り出し用カバーの設置に移る。なるべく人手を介さずにカバーを構築できるよう、設計と施工が一体となって計画を練り上げた。 東京電力福島第一原子力発電所の南…
著者
橋本 大二郎 瀬川 滋
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.443, pp.20-21, 2008-03-14

はしもと・だいじろう1947年東京都生まれ。72年に慶応義塾大学法学部を卒業後、NHKに入局。91年にNHKを退職し、高知県知事選に出馬して初当選。2007年12月まで4期16年にわたって知事を務め、1.5車線道路などを全国で初めて実現させた。退任時には「次の衆院選で高知から無所属で出馬するつもり。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.281, pp.54-57, 2001-06-08

自らが開発に携わった新技術に将来を託し,大企業を飛び出した技術者がいる。日本橋梁に勤務していた小谷鉄穂さん(54歳)だ。 小谷さんは,日本橋梁の副社長だった村上一朗さん(65歳)と一緒に99年7月,環境企画21という会社を大阪市内で設立。村上さんが社長に,小谷さんが取締役に就任した。1年後,かつての小谷さんの上司が合流。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.339, pp.16-17, 2003-11-14

10月24日,石原伸晃国土交通大臣は日本道路公団の藤井治芳はるほ総裁を解任した。国交相は後任に民間人を起用したい考えだが,人選は難航しそうだ。新総裁決定までは村瀬興一副総裁が総裁の職務を代行する。 9月22日に就任した石原国交相は,10月5日に藤井氏と5時間にわたって会談。総裁辞任を要請した。しかし,藤井氏が辞任を拒否したため,解任手続きに着手した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.638, pp.18-19, 2016-04-25

18号答申から新たに加わったのは、都心直結線、羽田空港アクセス線(一部は18号答申で言及)、京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅引き上げ線、都心部・臨海地域地下鉄構想、都心部・品川地下鉄構想のそれぞれ新設などに関する案件。 都心部・臨海地域地…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.489, pp.57-59, 2010-02-12

「農林水産省の公共事業費はばっさり削られた」。農水省のある技術系職員は、同省の2010年度予算案をこう表現する。 10年度予算案で農水省の公共事業費は09年度予算に比べ、34.1%減と大幅なものになった。政府全体の公共事業費は09年度比が18.3%減なので、農水省の公共事業費の減少率は2倍近いことになる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.397, pp.70-73, 2006-04-14

民主党の松本剛明衆院議員などの要求に基づき,衆院調査局は国家公務員の公益法人などへの天下り状況を調査。その結果を2006年3月24日に取りまとめた。あらわになった天下りの実態から,熟年の官庁技術者の雇用問題が改めて注目を集めそうだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.579, pp.54-55, 2013-11-11

東京と名古屋の間をできるだけ短く結べるように、南アルプスを横断するルートで設定した路線延長は286km。平面線形は、ターミナル駅の近くを除いて最小曲線半径を8kmに設定し、勾配は最大40パーミルとした。東京—名古屋間の86%に当たる延長246kmがトンネルにな…