出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.709, 2019-04-08

三井住友建設は、日本コンピュータシステム(東京都港区)と共同で、橋梁の点検業務を効率化するiPad用アプリ「Maplet SM(マプレット・エスエム)」を開発した。点検前の準備や点検後の記録といった一連の作業がiPad1台で行える(写真1、図1)。点検データの継…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.395, pp.76-77, 2006-03-10

神奈川県は2006年1月から,県の土木事務所などの職員が,「カーシェアリング」と呼ぶ自動車の共同利用サービスを利用し始めた。現場の監督業務が多い工事部門など,土木事務所ごとに数人の職員を選んで利用してもらっている。 カーシェアリングとは,会員に登録した利用者が,一定の地域のなかで数台の車を共同で利用するというものだ。ただし,まだこのサービスの認知度は低い。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.362, pp.12-13, 2004-10-22

分割すると8日間で合計72時間かかる舗装の打ち換え工事を,15時間に集中。通行止めの時間を大幅に短縮した——。国土交通省東京国道事務所が「銀座ワンナイトリフレッシュ工事」と名付けたこの工事は,2004年9月18日の午後9時から翌19日の正午までの間で施工した。 対象となったのは東京都中央区の銀座4丁目交差点から新橋交差点にかけての区間。
著者
安藤 剛
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.610, pp.32-39, 2015-02-23

東京都は2014年12月、今後10年間の都政の方針を集大成した「東京都長期ビジョン」をまとめた。五輪関連施設の整備や首都高速道路の更新といった一般からの注目度が高い案件のほかに、防災やインフラの維持管理など、生活に直結し、"都市力"を高める施策を幅広く盛り込んでいる。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.685, pp.76-79, 2018-04-09

辰巳の森海浜公園で建設が進む「オリンピックアクアティクスセンター」。縦142.6m、横170mの大屋根は地組みした後、4本のコア柱を用いて最大約35mの高さまで持ち上げる計画だ。基本設計は山下設計、実施設計と施工は大林組・東光電気工事・エルゴテック・東洋熱…
著者
下田 健太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.351, pp.86-87, 2004-05-14

「大胆なことを考えたもんやな」。1992年秋,大手専門工事会社のオリエンタル建設(本社,東京都千代田区)を定年で退職する初老の上司は,慰労会を開いてくれた部下の話を聞いて,快活に笑って答えた。 部下とは,現在は大阪市で建設会社から施工管理などの業務を請け負う(有)コーエーテクノサービスを経営する青山勇夫さん(53歳)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.252, pp.100-101, 2000-03-24

道路沿いの法面の岩盤を破砕剤を使用して取り除いている最中に,飛び散った岩石が人に当たって死亡させる——。99年7月,青森県小泊村の国道339号で,このような事故が起きた。 事故の原因は,破砕剤のカタログに表示されていた安全対策を,施工者が怠ったことにある。 発破に用いる爆薬は火薬類取締法の規制を受けるが,蒸気圧破砕剤は同法の対象外。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.277, pp.74-77, 2001-04-13

この7月,日本コンクリート工学協会が創設した「コンクリート診断士」という資格の試験が初めて実施される。試験に先立って受講が義務付けられた講習会の申し込みには,同協会が予定していた定員の2.5倍以上の希望者が殺到。急きょ,会場を追加して定員を増やしたが,それでも2000人以上が受講できない事態となった。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.576, pp.6-9, 2013-09-23

1966年に鹿児島県内に完成した鶴田ダムで、放流管を3本増設する改造工事が佳境を迎えている。2本の発電管の付け替えも合わせると、重力式コンクリートダムの堤体に開ける穴は5本に及ぶ。 増設する放流管ののみ口は、堤体天端付近の洪水時最高水位の約65m下に…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.406, 2006-08-25

東急建設は,プレキャスト部材を使ってラーメン形式の高架橋を造る「鉄道ラーメン高架橋のプレキャスト構築工法」を,東京都大田区の京浜急行・京急蒲田駅付近の連続立体交差化工事に採用した。 営業中の線路をまたぐステージ上にクレーンを取り付けた「直接高架施工機」もこの工事のために開発。主に終電後の限られた作業時間内で,急速施工を目指している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.286, pp.44-45, 2001-08-24

自然再生型公共事業を国民の協力を得て展開する——。小泉純一郎首相が主宰する「21世紀『環わの国』づくり」会議が7月10日に出した報告書には,積極的に自然を再生するための公共事業を「都市と農山漁村のそれぞれ」において,「各種の事業を一体的にあるいは連携して」推進する必要性がはっきりと盛り込まれた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.597, 2014-08-11

災害協定を結ばないと入札できない?神栖市の参加資格要件は違法、水戸地裁が賠償命令 災害協定を結んでいない建設会社を入札から排除するのは違法──。 茨城県神栖(かみす)市が実施した災害復旧工事の入札を巡って、東京都内の建設会社が市と災害協定を…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.361, pp.40-45, 2004-10-08

●● 森永さんは,公共事業が日本の経済や財政に与える影響について,いろいろと発言されています。まず,社会資本整備が日本経済に与えてきた影響について,どうみていますか。森永 公共事業はダムや橋などの社会資本を造るというだけでなく,都市部から地方部に所得を移転するという側面も持っています。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.679, pp.38-39, 2018-01-08

2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場。地盤改良工事の施工管理に携わっていた1次下請け会社の新入社員が過労自殺したのは17年3月のこと。直前1カ月の時間外労働は200時間を超えていたが、会社は把握していなかった。
著者
川勝 平太
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.238, pp.36-40, 1999-08-27

「21世紀の国土のグランドデザイン」で,「庭園の島(ガーデン・アイランズ)」構想を提唱した川勝氏。6月末にはこの国土計画を推進するための戦略も出されたが,「庭園の島構想,生活空間倍増計画,新首都建設を三位一体として,地球時代にふさわしい戦略を立てるべき時が来ている」と語る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.266, pp.90-91, 2000-10-27

建設共同企業体(JV)のスポンサー会社の倒産で手形が不渡りになり,工事代金を回収できなかった下請け会社が,残されたJV構成会社を相手取り,工事代金の支払いを求めた訴訟の判決が2000年8月7日,福岡地方裁判所で下された。 裁判所は,「下請け会社の契約先はJVではなく,破たんした会社。残されたJV構成会社に工事代金の支払い義務はない」という判決を言い渡した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.448, pp.58-63, 2008-05-23

能登半島地震災害下水道管復旧工事(石川県)発注者=石川県輪島市、施工者=宮下建設、真柄建設2007年3月に能登半島地震で被災した石川県輪島市内の下水道管を本復旧するために、改築推進工法を採用した。既設管のずれや逆こう配などの変位に関係なく、泥土圧式推進機に装着した特殊カッターで既設管を破砕しながら新設管を設置できる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.549, pp.44-46, 2012-08-13

予算上、建設事業費が将来、「ゼロ」になる自治体がある。2007年に財政再建団体に指定された北海道夕張市だ(現在は財政再生団体)。 再生期間中の予算計画を示す「財政再生計画書」。今年6月に変更された最新版によると、10年度に30億円近くあった建設事業費が、16年度には1億円以下に減少。25年度からはついにゼロになる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.231, pp.44-45, 1999-05-14

93年の選挙で当選した町長が,意図的に競争入札の指名から外したのは裁量権の乱用である。建設会社が町を相手に起こしていた訴訟の判決が,98年1月28日に宮崎地方裁判所都城支部であった。裁判所は,町長が指名を回避したことには十分に合理的な理由があるとし,原告の訴えを退けた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.415, pp.66-68, 2007-01-12

関西国際空港(株)などが建設している2期事業のB滑走路が,2007年8月2日に利用を始める。 同空港は長さ3500mの滑走路1本で運営しているが,維持管理のために週3日,それぞれ3時間程度の滑走路閉鎖を余儀なくされている。完全な24時間空港とするためにも,複数の滑走路が必要となった。 B滑走路の建設には,上下分離方式を採用。