出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.86, pp.70-73, 2018-05

新型シビックは、日本仕様向けにエンジン1種類のみを設定した。「デュアルVTECターボエンジン」と呼ばれる1.5L直列4気筒直噴ガソリンエンジンは、ミニバンの「ステップワゴン」と比べて、スポーティーさを演出することを狙い、2000rpm以上の領域で出力を高める設…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.72, pp.58-61, 2017-03

Porsche社パナメーラは日本市場で、ガソリン仕様の2.9LでV型6気筒ツインターボ、同4LでV型8気筒ツインターボ、同V型6気筒エンジンとモーターによるプラグインハイブリッド車(PHEV)を用意する(図1、2、表)。欧州では4LでV型8気筒ツインターボ・ディーゼルもある。…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.52, pp.34-36, 2015-07

Part1悲願の世界一達成世界販売台数1000万台の目標を4年前倒しで達成したドイツVolkswagen(VW)社。2015年はトヨタ自動車を抜くとの見方が強まっている。だが、VW社とトヨタの首位攻防戦で見るべきは数年先を見据えた戦略だ。
著者
マスク イーロン
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.47, pp.84-87, 2015-02

「企業を成長させるより世界に役立ちたい」経営危機を私財をなげうって乗り越え、EVや宇宙ロケットを軌道に乗せてきた。逆境こそが、イノベーションを実現する強い動機になると説く。 問 自動車や宇宙ロケットなど歴史ある大企業が支配する市場に独創的な技…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.52, pp.54-59, 2015-07

その1年後の2015年4月、ホンダも軽スポーツカー「S660」を発売した。若干26歳でホンダ史上最年少の開発責任者となった本田技術研究所四輪R&DセンターLPLの椋本陵氏が開発したのは、価格が500万円以上するような高級スポーツカーに採用されるミッドシップの車両で…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.92, pp.72-75, 2018-11

生産するのは、フランス・ノルマンディー地方のアルピーヌ・ディエップ工場。ルノー日産・三菱アライアンスが3500万ユーロを投じて改修し、ボディーの自動組立ラインとスタッフによる手作業による部品の組み付け工程を併せ持つ生産設備を構築した(図3)。 …
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.53, pp.58-63, 2015-08

新型ステップワゴンに続きホンダは、新型の乗用ミニバン「ジェイド」に1.5Lのターボエンジン車を追加し、2015年5月に発売した。ジェイドの発売時点(2015年2月)ではHEVだけを用意していたが、新たに追加したエンジン車の「ジェイドRS」には、動力性能と低燃費の…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.128, pp.62-67, 2021-11

トヨタ自動車は2021年8月、SUV(多目的スポーツ車)の新型「ランドクルーザー」(300シリーズ)を発売した。先代車(200シリーズ)から14年ぶりの全面改良で、トヨタの車両開発手法「TNGA(Toyota New Global Architecture)」に基づく、フレーム車向けプラットフォーム「GA-F」を初めて採用した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.80, pp.76-79, 2017-11

ボディー後部では、ボディー前部と同様に、後部ストラット頂部からホイールハウスにかけて、大型のAl合金ダイカスト材を使用する(図7)。一方で、後部バルクヘッドは鋼板で仕上げられている。 ここでCT6のボディー骨格での接合方法を他社の車種と比較する(…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.126, pp.68-73, 2021-09

開発・生産コストの増加を抑えながら、どこまでボディー性能を高められるか─。これが、現在の電気自動車(EV)ボディー開発の重点課題である。マツダの多目的スポーツ車(SUV)タイプの新型EVは、複数のパワートレーンに対応できる新プラットフォームを活用してコスト増加を抑えながら、ボディー骨格の強度と剛性を高めた。これにより、電池パックを衝突時の衝撃から守る。
著者
西本 真敏
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.71, pp.82-85, 2017-02

インドで主力の8000〜1万ドルの価格帯で、同国の合弁会社であるMaruti Suzuki社はフルラインアップと言える車両群を揃える。ハッチバックやMPV(多目的車)、セダン、商用バンを投入している。スズキがインドで築き上げた強力な現地開発力があるから実現する。
著者
西本 真敏
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.69, pp.92-95, 2016-12

三菱との提携の効果がまず表れるのがインドネシアだ。製品面では、2016年8月に三菱が「インドネシア国際オートショー」で披露した7人乗りMPV(多目的車)「XM Concept」を日産へOEM(相手先ブランドによる生産)供給し、日産ブランドの製品力を強化する計画だ(図…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.81, pp.20-25, 2017-12

日産自動車は、かねて進めてきたEVの開発を加速する。不正検査問題に揺れる中で迎えた東京モーターショーではまず副社長のDaniele Schillaci氏が謝罪(p.5、pp.16-17に関連記事)。その後、航続距離が600kmに達するEVのコンセプト車を発表した(図3)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.50, pp.64-69, 2015-05

マツダが、2015年6月に発売する二人乗りのオープンカーである4代目「ロードスター(ND型)」(図1)。同年3月中旬に開催した試乗会の場で、マツダは同車の位置付けについて異例の説明をした。開発を率いた山本修弘氏(商品本部主査)が、ロードスターはマツダ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.86, pp.52-57, 2018-05

AESは、自動ブレーキ(AEB)だけでは衝突を回避しにくい場合に、クルマ側で操舵を支援して衝突を回避したり被害を軽減したりする機能。Daimlerが2016年、高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」の「Eクラス」に採用した。2017年には「Sクラス」にも展開した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.120, pp.81-87, 2021-03

アイサイトXのオプション価格は35万円で、3次元(3D)高精度地図ロケーターや12.3型のセンターディスプレー、ドライバー・モニタリング・システム(DMS)、ステアリングホイールのタッチセンサーを追加で搭載する。自車位置の推定には、GPS(全地球測位システム…
著者
吉永 泰之
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.79, pp.78-82, 2017-10

2017年4月に社名を変更したSUBARU。衝突回避機能の先駆である「アイサイト」が高い評価を受けているのに加え、2012年度以降はグローバルの販売台数が5年連続で過去最高を記録するなど好調な業績が続く。そこには飛行機事業を源流に持つ同社ならではの思いがあった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.50, pp.82-85, 2015-05

エンジンの補機類に関しては、デンソー製が数多く見られ、オルタネーター、スターター、エアコンコンプレッサー、点火プラグ、O2センサー、ターボのウエイスト・ゲート・バルブなどが同社の日本生産品だった。 ムーヴは減速時にオルタネータ…
著者
阿部 一博
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.91, pp.61-63, 2018-10

最後の最後にならないと、クルマの本当の出来映えは分からないですよ。途中段階の試作車でこんなにいい性能になるでしょ、すごいでしょとエンジニアは目を輝かせて言うわけです。でも信じられないんです。そうじゃないかもしれない。
著者
ヴィッセルマン ディルク 富岡 恒憲
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive
巻号頁・発行日
no.87, pp.22-24, 2018-06

レベル2から3へのステップアップから説明すると、レベル2は部分的な自動運転であり、運転の主導権は常に運転者にある。一方、レベル3では、運転者は運転から解放されている時間があり、その間に安全を確立するためのセンサー技術が必要になる。例えば、ミリ…