著者
武田 博直
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.51, 2005 (Released:2006-06-27)

インタラクティブ性のあるテーマパークアトラクションという,世界でもユニークな娯楽施設で公開されていたCAVE型システムに関連して,新しい3Dシステムが開発されたことで,新しい展開が試みられようとしている.
著者
佐野 明人 菊植 亮 望山 洋 武居 直行 藤本 英雄
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.133, 2005 (Released:2006-06-27)

自動車業界に代表されるものづくりの現場は,デジタル化・自動化が進む中,今なお人の触覚に基づく技(面品質検査など)と感性が重要な役割を担っている.特に,グルーバルな大競争に打ち勝つために,最高の商品性と卓越した製造品質を確保した車両品質の強化が叫ばれている.皮膚や機械受容器細胞の構造には,巧妙な触覚情報処理機構が仕組まれており,その特徴は力学ベースで議論することができる.本研究では,触覚の本質が能動触であることを考慮して,触覚情報処理機構を力学的(動的)側面により解明し,その仕組みや本質的な原理を工学的に応用する.結果的に,必然性の高いデバイス開発が期待できる.本講演では,手掌の皮膚に装着し,触覚刺激を増幅する触覚版のコンタクトレンズについて報告する.触覚コンタクトレンズを用いることで,物体の微小な凹凸を鋭敏に,しかも素早く検出できる.
著者
竹村 彰通
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.41, 2005 (Released:2006-06-27)

Shafer and Vovk によって定式化されたゲーム論的確率論における不確実性の捉え方について説明する.

2 0 0 0 OA 調査の信頼性

著者
鈴木 督久
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.34, 2005 (Released:2006-06-27)

母集団から無作為抽出した確率標本に対して,各種の測定法を適用する標本調査は,社会・世論・市場などに関する知識を得る方法として広く利用されているが,調査の信頼性の指標である回収率の低下が著しい.確率標本を得るための抽出枠である住民基本台帳の閲覧を制限する法改正も進み,社会全体が調査の信頼性を低下させる方向に進んでいる.実践的立場から調査の現状について問題点を示し,全誤差を考察する.
著者
矢田部 力 神保 花 石川 顕一 山田 泰史 中沢 正治
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.83, 2005 (Released:2006-06-27)

光の波長よりもやや小さい周期を持つサブ波長領域の回折光学素子は、通常の回折格子とは異なった特徴的な機能を持つことが知られている。本研究では、複合的な機能を持つ回折光学素子を設計することを目的として、光を電磁波として扱いマクスウェル方程式を直接解く時間領域差分(FDTD)法によって電磁界シミュレーションをおこなった。
著者
青木 勇祐 小松 由枝 桐谷 幸治 嶋田 裕希 青砥 哲朗 柴田 卓巳 中山 慎一郎 渡辺 洋子 大倉 典子
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.148, 2005 (Released:2006-06-27)

都市環境や建造物に対して防災やバリアフリーの観点から「安全」を規定する法律はあるが、「安心」を実現するための法的な規制は未だない。本研究の目的はバーチャルリアリティを利用して、社会的弱者が安心して暮らせるために必要な「生活空間の条件」を明確にし、安心空間のガイドラインの策定に寄与することである。今回はまず、バーチャル環境から得られる印象と実環境から得られる印象との差異について検討した。
著者
津村 幸治
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.165, 2005 (Released:2006-06-27)

制御理論の分野で知られている「Bodeの定理」は,達成可能な制御性能と制御系のエントロピーとの関係についての古典的結果である.本発表ではまずこれについて説明する.また最近,「通信容量制限下の制御」という,いわば制御理論と情報理論を結びつける研究が盛んであり,これについても説明する.
著者
野津 亮 市橋 秀友 本多 克宏
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.184, 2005 (Released:2006-06-27)

本研究は認知モデルを構築し,精神的なケアやカウンセリング,日常的なコミュニケーションを援助することを目標とするものである.認知的均衡理論をグラフ理論を用いて3項関係から多項関係に拡張し,そのバランスについて論じ,精神分析的アプローチにおける抑圧などの心的防衛機制を概念グラフ構造の変化として捉えることを検討する.
著者
樺島 祥介
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.166, 2005 (Released:2006-06-27)

ボルツマン,ギブス等によって完成された平衡統計力学はギブス_-_ボルツマン分布を仮定することにより,微視的なモデルから熱力学的関係式を再現する.この形式によるエントロピーは情報理論におけるエントロピーと本質的に同じである.ただし,平衡統計力学が扱う対象は熱力学と同様大自由度系であり,通常エントロピーを具体的に評価するのは困難である.本講演では,この困難を解決するために平衡統計力学が発展させてきた概念や計算技法について簡単に紹介する.
著者
竹村 彰通
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.56, 2005 (Released:2006-06-27)

統計学の理論において現れるさまざまな双対性の概念についてサーベイをおこないます.
著者
関口 大陸 稲見 昌彦 川上 直樹 舘 すすむ
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.50, 2005 (Released:2006-06-27)

従来ロボットは製造業等の現場において人の身代わりとして何らかの作業を行うという目的で研究が進められていた.これに対し我々はUIとしてのロボット-Robotic User Interfaceの研究の一環として,遠隔地に置かれたロボットの動きを同期させることによりコミュニケーションをとることを目指したRobotPHONEの研究を行ってきている.本発表では,RobotPHONEの研究を元に商品化された「IP ロボットフォン」の設計と開発について紹介する.
著者
吉澤 智之
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.3, 2005 (Released:2006-06-27)

工事現場にリスクマネジメントシステムの考え方の導入を提案する。まず始めにリスクマネジメントの基本概念を整理し、Kaplan,Haimesの提案するRFRM(Risk Filtering, Ranking, and Management Framework)をベースにHHM (Hierarchical Holographic Modeling)によりリスクシナリオを特定し、事故の分析を行う。