著者
青木 敏 竹村 彰通
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.283-302, 2007 (Released:2011-05-01)
参考文献数
60
著者
伊達 平和 清水 昌平 竹村 彰通
出版者
公益社団法人 日本工学教育協会
雑誌
工学教育 (ISSN:13412167)
巻号頁・発行日
vol.70, no.1, pp.1_7-1_12, 2022 (Released:2022-01-20)
参考文献数
6

Shiga University established the first faculty of data science in Japan in 2017 with the enrollment of 100 students each year. These students obtained their Bachelor′s degrees in March of this year. In 2019 it established the first graduate school of data science and the graduate students obtained the Master′s degree. We discuss educational goals of the undergraduate and the graduate programs and achievements of these programs.
著者
竹村 彰通
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第11回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.A-2-3, 2020 (Released:2020-11-21)

In April of 2017, Shiga University established the faculty of data science, which is the first faculty of data science in Japan. Furthermore in April of 2019, it established the graduate school of data science. We will report education and social engagement of the faculty and the graduate school.
著者
久保川 達也 江口 真透 竹村 彰通 小西 貞則
出版者
一般社団法人 日本統計学会
雑誌
日本統計学会誌 (ISSN:03895602)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.257-312, 1993 (Released:2009-09-30)
参考文献数
511

統計的推測理論は多方面にわたって発展しているが,ここではこの発展を,決定論的観点からの推定論,微分幾何的アプローチによる漸近理論,検定論,プートストラップ法,の4つのトピックにわけそれぞれのトピックに章をあてて概観する.全体の内容を調整した後,第1章を久保川,第2章を江口,第3章を竹村,第4章を小西がそれぞれ執筆した.トピックごとに文献もかなり明確にわかれるため,参考文献も各章ごとに与えてある.統計的推測理論のような大きな分野の発展を概観する際には,その中で何が重要な発展であるかなどについてさまざまな観点がありえる.ここでの概観も,それぞれの執筆者の観点にある程度引き寄せた概観となっていることをお断りしておきたい.
著者
竹村 彰通
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.41, 2005 (Released:2006-06-27)

Shafer and Vovk によって定式化されたゲーム論的確率論における不確実性の捉え方について説明する.
著者
丸山宏 神谷直樹 樋口知之 竹村彰通 大西立顕
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.223-229, 2015-07-15

ビッグデータ利活用の主要なボトルネックの1つが人材不足だといわれている.我が国におけるデータサイエンティストの育成を加速するため.我々は文部科学省委託事業「データサイエンティスト育成ネットワークの形成」を2013年に開始した.本稿では,この事業を推進する上で見聞きした,さまざまなデータサイエンティスト育成の取り組みと,データサイエンティストを実際に組織の中で活かしていく取り組みについて,ベスト・プラクティスとして紹介する.
著者
竹村 彰通 駒木 文保 清 智也
出版者
東京大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2006

Vladimir VovkとGlenn Shafer によるゲーム論的確率論は以下の著書でその基礎が与えられた.Glenn Shafer and Vladimir Vovk. Probability and Finance:It's Only a Game! Wiley, New York, 2001そこでは,Skepticとよばれる賭をする人と,Realityとよばれる賭の結果を定める人の,二人のプレーヤーの間のゲームを設定することにより,ゲームの結果として確率が定まることが示されている.注目すべきは,測度論無しに,大数の強法則,中心極限定理,重複対数の法則,さらに数理ファイナンスにおける価格付けの諸公式,などが証明される点にある.竹村は,竹内啓,公文雅之との共同研究を通じて,ゲーム論的確率論に関する新たな結果を得ている.これらはtechnical reportとして発表されていたが,研究発表に示すように国際雑誌に刊行の段階となっている.また竹村はShafer氏およびVovk氏とも共同研究を進めており,以下の研究成果を得た."The game-theoretic martingales behind the zero-one laws", by Akimichi Takemura, Vladimir Vovk and Glenn Shafer. Techinical Report METR 08-18, March 2008.この研究では,測度論の諸仮定をおくことなく,コルモゴロフの0-1法則などの0-1法則の一般的な形をゲーム論的枠組で示している.
著者
竹村 彰通
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第1回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.56, 2005 (Released:2006-06-27)

統計学の理論において現れるさまざまな双対性の概念についてサーベイをおこないます.
著者
青木 敏 竹村 彰通 日比 孝之 大杉 英史
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

多項式環のグレブナー基底の理論を,統計学の様々な問題の解決に応用するという研究分野(計算代数統計学)は,1990年代に誕生し,主に分割表の枠組みにおいて,研究が進められてきた.本研究は,統計学の重要な応用分野のひとつである,実験計画法において,計算代数手法を使った新たな統計手法を開発することを目標とした.従来,実験計画法では,正規性の仮定を前提にした直交表の利用などに主眼が置かれていたが,本研究では,非正規性を有する観測値に対する統計手法として,多項式環のイデアルの構造から得られる新たな統計モデルの提案や,統計モデルの代数的特徴づけなどの結果を得た.