著者
佐々木 外喜雄
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.36, no.199, pp.753-757, 1933-11

二衝程機關の掃除孔に於ける給気の流出は、近似的に二次元的流動と考へられる。而してその流出方向は給気誘導縁の形状と掃除孔の開度に關するものである。本文は掃除孔の特殊形状に對し二次元ポテンシャル流として計算した開度と流出方向の關係と實際用ひられてゐる各種形状の掃除孔及びデフレクターに對し模型と気流活動寫眞を用ひて實驗的に開度と流出方向の關係を吟味した結果を報告するものである。
著者
西原 利夫 櫻井 忠一 渡邊 輝雄
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.36, no.198, pp.682-687, 1933-10

Haigh式繰返應力試驗機の作動方法を理論的に取扱ひその結果が實驗と定性的に一致する事を示しこの試驗機を理想に近く動かすには電動子と電磁石との距離を可及的大きくしなければならぬことを示す。次にこの試驗機に用ひる試驗片の屈曲強さを求め片振圧縮耐久試驗に於ける試驗片の屈曲は通常の屈曲と異る事を推論した。
著者
藤野 篤之
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.37, no.203, pp.134-142, 1934

著者は標準齒車の有する各種の缺陥を補ふために比例中心距離式を捨てゝ自在中心距離式を採用し、是れをフルマーク歯車(Full-Mark Gear)と命名した。本論文に於ては此の新様式を採用した理由を明かにするため、標準齒車の諸缺陥を分析して其の主要なる原因が齒面のアンダーカッチングにあることを指摘し且つ此の現象が噛合ひに及ぼす影響を檢討した。
著者
三善 威
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
機械學會誌 (ISSN:24331546)
巻号頁・発行日
vol.37, no.208, pp.521-530, 1934-08-01 (Released:2017-08-01)

札幌鉄道局では現在鉄道作業に盛にロコモチーブ・クレーンを利用して居るがこれを使用する迄の經過及び現在の利用概況を述べ、木材、ビート、石炭、砂利、鰊、雪の貨車積作業に就き入力による場合とクレーンを使用する場合との經濟的比較をなす。
著者
吉田 仙之助
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.12, no.21, pp.一-四十四, 1909-09-30
著者
鈴木 貞
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.30, no.128, pp.627-696, 1927-12-20
著者
鈴木 貞
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.35, no.177, pp.29-39, 1932-01-01
著者
田中 敬吉
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.31, no.136, pp.810-868, 1928

The present paper, being the continuation of the auther's earlier reports on the Koku Kenkyusho Zasturoku, consists of two parts. The former is the experiments of the air flow characteristics through an ordinary inlet valve and seat. Generally the air flow through an inlet valve has four different flow configurations I, II, III and IV with the increase of its lift as shown in Fig. 7,and at their tranferences there appear discontinuous points in the lift flow quantity curve, which are called as singular points. The latter is the experiments of variations of the flow configurations and the flow quantities, according to the changes or reformations of the shapes of the inlet valve and seat. There are five changeable points in the shapes as shown in Fig. 3. By these reformations the flow configuration and the flow quantity vary considerably, and often disappear the flow configurations II & III. The most efficient reformation is the rounding of the sharp edges of the valve and seat, and by this reformation Hispano Suiza 300 〓 engine increased 10〜15 〓 at 1800-1900 r.p.m.