著者
出村 裕英
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:08272997)
巻号頁・発行日
vol.82, no.3, pp.435-440, 2004-06-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
中村 真
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.96, no.1, pp.109-110, 2011-04-05

超弦理論で提唱されたAds/CFT対応では、非平衡定常状態における輸送係数、特に強相関系の非線形電気伝導度を、微視的理論に基づいて計算可能な場合がある。ここでは3+1次元の強相関系における非バリスティックな負性微分抵抗の微視的理論に基づく導出について概説する。
著者
坂田 泰啓
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.83, no.2, pp.189-244, 2004-11-20
被引用文献数
2

我々の日常生活に於ける高周波電磁波暴露環境は昨今の携帯電話の普及等に伴い激変し、その人体に与える影響は環境ホルモンとして捉えるべきであると2003年に村瀬が提唱した。而し、政府や業界の見解は「電磁波が人体に与える影響は熱的なものに過ぎない」との立場を取っている。而も、電磁波強度のガイドラインは自由境界条件を基にしたものである。当然電車の車内やエレペーター内部では状況は異なり、ガイドラインの値を越え得る可能性を本堂が示した。ところが、有識者の中には電磁波の境界値問題を理解できない者が居ることが明らかになった。本研究は、本堂の結果を受けて、解析的手法とFDTD法による2次元数値シミュレーションを用いて閉鎖空間での電磁場の振舞を調べた。結果として、本堂の結論が第O近似として正しい事が結論付けられた。また、閉鎖空間内に人が居る場合は、自由境界条件での値と比較して平均電力密度は無論大きくなる。更に、空間の平均電力密度が同じであっても、局所的なエネルギーは境界条件に鋭敏に依存し、数桁程度の大きな幅を持つ事を示す。
著者
西村 治彦 堅田 尚郁
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, pp.876-890, 1996-08-20
被引用文献数
4

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。ポスター
著者
田中 篤司
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.77, no.5, pp.922-925, 2002-02

Aharonov-Albert-Vaidmanの弱値の半古典的な解析について報告します.この解析から,弱値の異常な値,例えば極端に大きな値や複素数の値,の本質は,量子効果の主要なものである,干渉や絡み合いとは無縁であることが明らかになりました.同時に,この解析により,古典軌道間の量子干渉が発現しない場合の,Ehrenfestの定理による,古典軌道と量子論の期待値との対応付けを,複素数値を取る古典軌道の場合へ拡張しました.
著者
甲斐 昌一
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:07272997)
巻号頁・発行日
vol.97, no.6, pp.1243-1272, 2012-03-05

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
松原 武生
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05272997)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.75-76, 1981-11-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
松永 光平
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:08272997)
巻号頁・発行日
vol.82, no.3, pp.468-477, 2004-06-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
川勝 年洋 山崎 義弘 井村 誠孝
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.555-669, 1999-08-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
北 孝文
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.92, no.5, pp.428-437, 2009-08-20

荷電粒子に働くローレンツ力は自然界における基本的な力の一つであり,金属や半導体ではホール効果を引き起こす。しかし,超伝導状態のローレンツ力とそれが引き起こす効果については未解明の点が多い。この理由の一つとして,標準的なギンツブルグ-ランダウ方程式とアイレンバーガー方程式においてローレンツ力が欠落していることが挙げられる。ここでは,ローレンツ力を適切に取り込むように拡張したアイレンバーガー方程式を用いて,熱平衡超伝導電流のホール係数を理論的に計算した結果を報告する。ローレンツ力は巨視的反磁性電流である超伝導電流に対しても働き,それを相殺するホール電場を超伝導体内に誘起する。対応する熱平衡ホール係数の理論的表式を,フェルミ面とエネルギー・ギャップの異方性を同時に考慮して導出した。それによると,有限温度で芳田関数を通して現れる準粒子励起の異方性によりホール係数は温度の関数として変化し,顕著な場合には符号を変えることもある。この熱平衡ホール係数の符号反転は,高温超伝導体などで観測できる可能性がある。
著者
小林 亮 加賀 雅文 得田 英和 昌子 浩登
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.85, no.4, pp.461-498, 2006-01-20

本講義ノートは2005年6月15日から17日に、京都大学大学院理学研究科で行われた、広島大学大学院理学研究科小林亮先生による集中講義「パターン形成の数理」をまとめたものである。本講義では、パターン形成の数理について、反応拡散系を中心に、具体例を踏まえ授業を進めていただいた。また数多くの動画やイラストを用い、視覚的にも理解しやすく展開していただいた。反応拡散系のみならず、さまざまな現象に応用可能なフェイズフィールドモデルや、生物に見られるフィボナッチ数列に関する話題も含まれ、自然のパターン形成メカニズムをどのように捉え、研究を行うかを教示していただいた。また、授業中に見せていただいた動画をWebに載せた。(URL http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/〜busseied/lecture_note/kobayashi/index.html)を適宜参照してください。
著者
蔵本 由紀
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.299-326, 1987-12-20
被引用文献数
1

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
柳瀬 陽一
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:07272997)
巻号頁・発行日
vol.97, no.4, pp.824-874, 2012-01-05

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
Mori Atsushi Suzuki Yoshihisa
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.89, no.1, pp.126-127, 2007-10-20

重力下の剛体球系結晶について、モンテカルロシミュレーションを行っている。まず、二層からなる双晶帯構造のスナップショットを示す。ショックレーの部分転位で端が終端された空孔原子型の積層欠陥と双晶構造について、弾性論の計算結果を示す。前者はグリシルであり、後者はセシルであることを示す結果が得られた。
著者
川上 則雄
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.77, no.3, pp.441-446, 2001-12

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
青柳 富誌生 野村 真樹
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.70, no.3, pp.444-445, 1998

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
青柳 富誌生 北野 勝則
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, 1996

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。ポスター