著者
篠田 謙一 安達 登 百々 幸雄 梅津 和夫 近藤 修
出版者
独立行政法人国立科学博物館
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

近世アイヌ人骨122体を対象としてDNAを抽出し、ミトコンドリアDNAの解析を行った。最終的に100体からDNA情報を取得し、アイヌ集団の成立の歴史の解明を試みた。解析の結果は、北海道のアイヌ集団は在来の縄文人の集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたというシナリオを支持した。また同時に行った頭蓋形態小変異の研究でも、アイヌは北海道の祖先集団に由来するものの、オホーツク人との間の遺伝的な交流を持っていた可能性が示された。

言及状況

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@IThEyWR6vYPlaZJ mtdna解析は「北海道縄文人集団にオホーツク人が流入してアイヌが構成されたというシナリオを支持」しただけで、「アイヌが鎌倉時代に渡ってきた」などという妄言は一切裏付けていませんが?頭の悪い匿名ネットデマ記事眺めるのを「勉強」とか言うの恥ずかしいですよ。https://t.co/6JdbSNPWJn
@kiji_nuko @kyodo_official 少し古いミトコンドリアDNA研究ですが、「アイヌは北海道在来の縄文人集団に、オホーツク人(アムール河流域が起源で5〜10世紀北海道に到来、擦文人に吸収されて道内からは消える)が流入して構成された」というのが現在の人類学研究で支持されているシナリオです。https://t.co/6JdbSNPWJn
@eversoloman アイヌのミトコンドリアDNA研究論文貼っておきますね、理解出来る能力無さそうですが。「アイヌ集団は在来の縄文人の集団にオホーツク人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成された」とあるのは読めますか?https://t.co/OsxMPThQjM
@huna27san @sps_om @onoderamasaru @pai_tomo デマによく利用される篠田謙一氏の研究はこちら。「アイヌ集団は在来の縄文人集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたシナリオを支持」が結論であり、「アイヌが移民」だの「縄文人子孫ではない」だのの主張は一切無い。https://t.co/OsxMPThQjM
@jcf4vq2mh では国立科学博物館の篠田氏論文を。「アイヌ集団は在来の縄文人集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたというシナリオを支持」がmtdna解析結果です。この研究を捻じ曲げたデマが散見されますがあなたの見た動画もその類ですね。https://t.co/OsxMPThQjM
@MaxwelMebius @kokoko53796039 @D6Xr0lNJmzQhgYx @rosswise @gatapi21 アイヌに残るオホーツク人遺伝子はミトコンドリアDNAで多く見られますhttps://t.co/OsxMPThQjM一方で田嶋、宝来氏の共同研究でアイヌのY染色体には縄文人由来のd1a2aが80%近く見られることがわかっています。(Wikipediaでd1a2aでも検索すれば出ます)縄文人集団にオホーツク集団が流入した形になります
形態と遺伝子から解明する近世アイヌ集団の起源と成立史 https://t.co/gfnRqvDb7r 「解析の結果は、北海道のアイヌ集団は在来の縄文人の集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたというシナリオを支持した。」
@hojihoj95070160 @77ZC8v8B26hoscQ @nobutake_Ishii @otoroshi @studying_Ainu 「形態と遺伝子から解明する近世アイヌ集団の起源と成立史」 https://t.co/gfnRqvDb7r は学術論文ではないと? どうも「学術論文」に対する認識が一般のものとは大きく乖離しているようなので、話がかみ合わないと感じます
@77ZC8v8B26hoscQ @hojihoj95070160 @nobutake_Ishii @otoroshi @studying_Ainu 「DNAミトコンドリアの遺伝子分析が、移動や入れ替わりを示唆しています」 そう指摘する学術論文はありますか? 形態と遺伝子から解明する近世アイヌ集団の起源と成立史 https://t.co/gfnRqvDb7r 「アイヌは北海道の祖先集団に由来するものの、オホーツク人との間の遺伝的な交流を持っていた可能性…
@rabirabirabi888 @bernie_jrt @takenoma @suteaka_otsu アイヌは縄文人遺伝子を7割近く受けついでいるので集団母体は縄文人ですよ。またアイヌに残るオホーツク人遺伝子は母系先祖を示すミトコンドリアに多く見られるもので、篠田氏も「縄文人集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入したシナリオ」としていますhttps://t.co/OsxMPThQjM
@6PikmtAdbqz02Ux @studying_Ainu @onoderamasaru アイヌに残るオホーツク人遺伝子は母系先祖を表すミトコンドリアに多く認められるものです。縄文人はオホーツク人女性に侵略されたのですか?https://t.co/OsxMPThQjM
@sotk028 @Mytea9 @onoderamasaru 篠田謙一氏を代表とする論文ってこれのことです。https://t.co/zwKXaMpyog
@sotk028 @Mytea9 @onoderamasaru 学術論文を出しても、これを「アイヌが先住民族でない」という話の根拠だと思っちゃう人だと大変なのかなとこっちも思っちゃうんですよ。https://t.co/zwKXaMpyog
@1966m12 @Mytea9 @onoderamasaru 根拠文献の一つは恐らく下記。 https://t.co/lgSU3bbiXF 二つ目は恐らく下記。 https://t.co/q2SdePXhFL
@konchikichi152 @poronup 篠田謙一氏でしたら「日本人になった祖先たち」の修辞で“北海道の先住民であるアイヌの人たち”と書かれていたかと(今手元にないので後で確認しますが)こちらの論文でも2.研究の目的で“北海道の先住民集団であるアイヌ”とはっきり断言されていますね(笑)https://t.co/OsxMPThQjM
@konchikichi152 @1kg_onigiri @YM5E9FdHJbBIPkE @studying_Ainu https://t.co/OsxMPThQjM アイヌの縄文由来遺伝子が80%頻度で観測出来るのはY染色体であり、オホーツク人由来遺伝子が多く観察できるのはミトコンドリアなので、アイヌの先祖は父親に縄文人が多く、母親にオホーツク人が多いということが遺伝子解析で分かっています。https://t.co/mreRnINUQq
@OGalapa3 近世アイヌ人骨122体を対象にDNAを抽出、ミトコンドリアDNAの解析“北海道のアイヌ集団は在来の縄文人集団に、オホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたというシナリオを支持した”https://t.co/OsxMPThQjM
@koichi009jp @onoderamasaru https://t.co/tlIQZOGQnq >この研究で、アイヌは縄文時代人の遺伝的特徴を色濃く受け継ぐ他に、 https://t.co/aYDyK8U08y >オホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたというシナリオを支持した。
5/ 形態と遺伝子から解明する近世アイヌ集団の起源と成立史 研究期間 2010〜2012 篠田健一(国立科学博物館・人類研究部・グループ長) https://t.co/4I9gSc65Vx
https://t.co/tVqZUs1akJ 「北海道のアイヌ集団は在来の縄文人の集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成された」 縄文人がシベリアから侵略されたという事ですね。
@nobutake_Ishii 遺伝的なアプローチで特定のY染色体が断絶とかそんな感じだったような、、そこまで関心が高い分野でないからサラッと聞き流してましたが。 https://t.co/oCNYCcKJLc https://t.co/nqIu3povmE 元とも戦える程強い集団 https://t.co/5Js39Y773v北海道開拓の先覚者達(77)~アイヌ民族―2
@asf17074127 @oku3ma3 @satori_Lv35 ごめんなさい
縄文人はもともとハプログループY染色体を持っていない。Y染色体を持っているのは「シベリア集団」であることが札幌医科大学のDNA解析結果から判明。https://t.co/FFEjdo4aea

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