著者
中谷 友樹 矢野 桂司 井上 茂 花岡 和聖 伊藤 ゆり 田淵 貴大 埴淵 知哉
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究の目的は(1)日本社会を対象としたADI指標(地理的剥奪指標)の提案と、(2)小地域(近隣地区レベル≒町丁字スケール)におけるADIと健康指標との関連性を近隣環境要因の媒介に着目した評価、の2点である。ADIについては、貧困・剥奪に関連した国勢調査の小地域統計資料を利用して算出し、各種の健康指標との関連性を分析した。結果として、主観的健康感やがんの生存率など、各種の健康指標の悪化と地理的剥奪の高さとの関連性を報告し、その背景となる近隣環境との関係を考察した。これらを通して、健康の地理学における学際的研究の推進とともに、日本における小地域統計を利用した統計の高度利用について検討した。

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ソーシャル・キャピタル論等の社会環境や「歩きやすさ walkability」などの物的環境が、貧困・剥奪の水準とどのように関連し、健康の地理的格差を媒介しているのかも、基準尺度としての ADI を欠いていたこともあり、日本社会では十分な検討はなされてこなかった。 https://t.co/AYq0MWPxsp
"ソーシャル・キャピタル論等の社会環境や「歩きやすさ walkability」などの物的環境が、貧困・剥奪の水準とどのように関連し、健康の地理的格差を媒介しているのかも、基準尺度としての ADI を欠いていたこともあり、日本社会では十分な検討はなされてこなかった。" https://t.co/TcUOUKsDgW

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