著者
新谷 俊忠
出版者
苫小牧工業高等専門学校
雑誌
苫小牧工業高等専門学校紀要 (ISSN:03886131)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.87-88, 2004-03-15

可分Banach空間XはコンパクトでありXは有限次元である。
著者
高橋 労太 梅村 雅之
出版者
苫小牧工業高等専門学校
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2013-04-01

ブラックホール時空などの湾曲時空中の動的な輻射流体において,任意の光学的厚みを持った光子に対し,一般相対論的光子ボルツマン方程式(輻射輸送方程式)を数値的に正確に解く手法は存在しない.本研究では,湾曲時空の動的流体中において,光子の放射・吸収・散乱過程をともなった一般相対論的光子ボルツマン方程式を解く手法を新たに提案し,一般相対論的輻射輸送方程式ソルバーARTISTを開発した(Takahashi, Umemura, 2017, MNRAS, 464, 4567).ARTISTにより,一般相対論的レイトレーシングの結果を高精度に再現する輻射輸送シミュレーションが可能となった.
著者
森 重雄
出版者
苫小牧工業高等専門学校
雑誌
苫小牧工業高等専門学校紀要 (ISSN:03886131)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.23-25, 2005-03-31

工学でよく見られる積分にガンマ関数を応用すれば, 学生が解を簡単に求めることができるようになる。
著者
遠藤 俊二 清水 絵美 岩波 俊介 清水 祐一 笹村 泰昭
出版者
苫小牧工業高等専門学校
雑誌
苫小牧工業高等専門学校紀要 (ISSN:03886131)
巻号頁・発行日
no.39, pp.63-67, 2004-03

生物化学コース4年生の[生物工学実験]においてハスカップと玉葱外皮を教材に取り上げた。それらの色素を抽出し多繊交織布を染める実験を導入することを試みた。布の染まり具合から色素と繊維の化学構造を相互に関連付けて考察することが可能であった。種々検討した結果,本テーマは学生実験として充分有意義であると判断した。
著者
松田 晃一 三河 佳紀 森 重雄 中村 庸郎 岩谷 淳 加藤 義昭
出版者
苫小牧工業高等専門学校
雑誌
苫小牧工業高等専門学校紀要 (ISSN:03886131)
巻号頁・発行日
no.39, pp.31-35, 2004-03

Oji Engineering Co., Ltd is a company, supporting engineering works at paper product of Oji Paper Co., Ltd. In June 2002, Oji Engineering have presented new system, to control power station facilities for grade up, to Oji Paper. The system has some new information technologies like network, database, and this project is great step up for Oji Engineering. So, Oji Engineering offered to develop this system with cooperative, to Department of Computer Science and Engineering. We accepted this offer, have developed with Oji Engineering, and have completed this new system. We report about this project on this paper.
著者
上田 茂太
出版者
苫小牧工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

一般的に耐電圧の低い電気二重層コンデンサ(EDLC)を直列接続し電圧を高くして利用する場合、EDLCを直列接続したまま充電すると高い電圧の充電器が必要になるとともに複数のEDLCの電圧アンバランスが生じる。そこで、充電時には並列接続、放電時には直列接続に変更できるダイオード16個とリレー7個を用いた簡単な回路を提案し実験にて効果を確認した。定格233F、15VのEDLC8個用い、直流モータを負荷として、負荷条件を変えて実験した結果、80W負荷で1900秒間放電可能で、充放電における電圧アンバランスは概ね±1%以内に抑制でき、充放電のエネルギー効率としては70~80%という良好な結果が得られた。
著者
藤川 昇
出版者
苫小牧工業高等専門学校
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2009

1.研究目的苫小牧高専機械工学科学生向けに教育効果の向上および企業のニーズに合わせ,基礎的な論理回路,PLCおよびパソコンによる制御が可能な制御実習装置の製作を行った.また,生産加工実習等において,制御回路について実習を実施し,教育改善を目的とした.2.研究方法研究方法を以下に示す.論理回路,PLCおよびパソコン制御等の実習装置の製作を行い,実習工場に設置し、1グループ(8~9人)の学生が,上記実習装置を活用し,機械工学科生産加工実習において制御実習を行う.実習装置の仕様について下記の(1)~(3)に示す.(1)ブレッドボード等を活用し,論理回路の基礎である切換回路,インターロック回路および自己保持回路等の実習ができる.(2)PLCを用いて,ラダー図を用いた直流入出力・タイマー回路等の実習ができる.(3)デスクトップパソコンのPCIバスにDIOボード・モーターコントロルボードを取り付け,パソコン上において,直流入出力およびステッピングモータ等の基礎的な制御実習ができる.3.研究成果本研究における研究結果について下記の(1),(2)に示す.(1)実習工場内において実習時の1グループ(8~9人)の学生が,論理回路,PLCおよびパソコン制御等の実習が可能となった.(2)論理回路,PLCおよびパソコン制御の実習を行うことにより,基礎的な電気・電子制御学習において入出力の結果を目視により確認が可能となった.