著者
上林 憲司 田戸岡 好香 石井 国雄 村田 光二
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.130-138, 2016 (Released:2016-09-07)
参考文献数
28

社会における善悪判断を左右する道徳性が,外的要因により意識されないまま変化することが知られている。本研究は道徳性に変化を及ぼす要因の一つとして,着衣に注目した。特に,道徳性が白色および黒色と結びついていることに基づき,白色または黒色の着衣が,着用者の道徳性に関する自己認知に及ぼす影響を検討した。参加者は白色または黒色の衣服を着用した状態で,自己と道徳性の潜在的な結びつきを測る潜在連合テスト(IAT)に取り組んだ。その後,道徳性について顕在的な自己評定を行った。その結果,潜在認知と顕在認知のどちらにおいても,白服着用者の方が黒服着用者より,自己を道徳的に捉えていた。これらの結果を踏まえ,着衣が認知や行動に影響を及ぼす過程や,道徳性を変化させる要因について議論した。

言及状況

外部データベース (DOI)

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【実験社会心理学研究・掲載論文】上林憲司・田戸岡好香・石井国雄・村田光二(2016) 白色または黒色の着衣が道徳性の自己認知に及ぼす影響 https://t.co/ybSPVloCHH
【実験社会心理学研究・掲載論文】上林憲司・田戸岡好香・石井国雄・村田光二(2016) 白色または黒色の着衣が道徳性の自己認知に及ぼす影響 https://t.co/ybSPVloCHH
黒い服装をするよりも白い服装をする方が、潜在的にも顕在的にも自己を道徳的だと認知する⇒白色または黒色の着衣が道徳性の自己認知に及ぼす影響 https://t.co/sUxkOWqNEu
白色または黒色の着衣が道徳性の自己認知に及ぼす影響 https://t.co/OUXX19t84X

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