著者
岡田 直之 中村 順一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.34, no.11, pp.1385-1394, 1993-11-15

初心者を対象とした講座の開始にあたり、自然言語処理技術の目標、技術の現状について述べるとともにその歴史を概観する。また、本講座の対象範囲・構成について説明する。
著者
田中 淳一 山口 信雄 中村 順行
出版者
日本育種学会
雑誌
育種学研究 (ISSN:13447629)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.43-48, 2001-03-01
被引用文献数
4 2

緑茶品種'さやまかおり'は茶の重要害虫であるカンザワハダニ, クワシロカイガラムシに対して抵抗性を持ち, かつ寒害, 霜害にも強く緑茶育種の抵抗性育種素材として極めて重要な存在である.'さやまかおり'は埼玉県茶業試験場において, 静岡県茶業試験場より取り寄せた茶品種'やぶきた'の1947年産自然交雑種子中より選抜されている.'さやまかおり'は極端な立葉, 際立って濃い葉色, 特徴的な鋸歯等々, 一般的な日本在来のチャにはほとんど見られない特徴的な形態形質を有している.これらはその後代の形態形質に大きな影響を与えることが再確認され, 優性効果の大きな遺伝子に支配されていることが推定された.従って'やぶきた'がそのような形質を有していない以上, 'さやまかおり'の花粉親に必須の条件と考えられた.これらの特徴的な形態形質を指標に静岡県茶業試験場内より'さやまかおり'の花粉親としての可能性が多少なりとも疑われる栄養系を全てピックアップした.選ばれた78栄養系はいずれも海外, 特にそのほとんどが中国からの導入系統であり, 日本在来のチャは含まれなかった.これらを'さやまかおり'の花粉親候補とし, 'やぶきた'および'さやまかおり'を用いてDNAマーカーによる親子鑑定を行った.その結果, 'さやまかおり'の花粉親として合致するものはなく, 'さやまかおり'の花粉親はすでに現存しない可能性が高いと判断された.
著者
谷名 寧子 室井 政子 丁 元鎮 大谷 トミ子 吉上 裕子 中村 順 真崎 規江 坂上 吉一
出版者
日本医療薬学会
雑誌
病院薬学 (ISSN:03899098)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.510-515, 1992-10-20
被引用文献数
6 1

The chemical stability and the microbial numbers of non-sterilized and sterilized 0.1% allopurinol gargle (allopurinol gargle) were studied. Furthermore, studied the efficacy for some patients who were afflicted with oral mucositis. Allopurinol gargle (0.1%) was chemically stable under the storage in the room temperature or in the refrigerator at least for 15 days. Bacterial numbers in the non-sterilized samples increased at regular interval, while the sterilized sample wasn't detected the bacterial colonies for 15 days. On the therapeutical efficacy of allopurinol gargle for 8 patients, all 8 cases were judged effective. However, we think that more modification to the allopurinol gargle preparation and more clinical data would be needed.
著者
岡田 直之 中村 順一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.259-270, 1994-03-15

機械処理に必要な文法データを初級英語を素材として作成する方法と、辞書データを概念間の関係を考察することにより作成する方法について解説する。最後に辞書作成の自動化についても紹介する。
著者
中村 順一
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.95-97, 1989-01-20
被引用文献数
1
著者
中村 順一 甲斐 郷子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション
巻号頁・発行日
vol.95, no.168, pp.57-62, 1995-07-20

PACLING-II(The Second Conference of the Pacific Association for Computational Linguistics)が1995年4月19日から22日に,オーストラリアBrisbaneのThe University of Queenslandで開催された.参加者は約50人で,日本,オーストラリア,韓国が中心であったが,その他,米国,カナダや英国からの参加者もあった.4つのキーノート・アドレスと35の論文発表が行われた.筆者らは,これに参加したので,その概要について報告する.