著者
岡田 直之
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.85-90, 2009-06-10 (Released:2017-02-10)
参考文献数
9
被引用文献数
2

電気パンが焼ける間に流れる電流値は増減を繰り返し,その時間変化のグラフは"二コブ"の形になることを報告する。本報告では,この電流値変化がホットケーキミックスにデンプンが含まれているために生じることを明らかにした。この電流値変化は,デンプンの糊化に伴うパン生地の電気伝導率の変化が原因であると考えられる。
著者
岡田 直之
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.85-90, 2009
参考文献数
9

電気パンが焼ける間に流れる電流値は増減を繰り返し,その時間変化のグラフは"二コブ"の形になることを報告する。本報告では,この電流値変化がホットケーキミックスにデンプンが含まれているために生じることを明らかにした。この電流値変化は,デンプンの糊化に伴うパン生地の電気伝導率の変化が原因であると考えられる。
著者
小屋岡 剛一 木梨 潤也 遠藤 勉 岡田 直之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.221-222, 1992-09-28

文章生成は非言語的な世界を言語記号の世界に対応付ける過程とみなされるが,この非言語的な世界をどのレベルで捉え,どのように表現するかということが問題になる.筆者らは,イソップ物語の「きつねとぶどう」を素材とし,物語・背景となっている主人公の認識・思考・行動過程を問題解決手法で捉え,それに沿って物語を生成しようと試みている.本研究の目的は,この主人公の複雑で多岐に渡る心の動きをどの様に表現し,その中から文章生成のための言語情報をいかにして抽出するかについて考察し,実際に文章生成システムを構成することにより機械処理の立場から心理的活動と自然言語の結びつきを明らかにしようとすることである.本稿では,研究の背景を概観するとともに,テキスト構造を考慮した物語情報の抽出法について述べる.
著者
岡田 直之
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.676-680, 2022-11-15

「第4回中高生情報学研究コンテスト」で上位入賞をした高校生による研究が,どのような環境やプロセスを経て生まれてきたかについて,勤務校の物理部とSSHでの取り組みを例として述べる.STEAM教育の枠組みの中で実践的・創造的に行う情報学研究では,生徒自身の「ワクワク」を原動力にAARサイクルを短期間に何度も回す姿が見られ,生徒の学びに向かう力や情報活用能力の向上には驚くべきものがある.また,質の高い探究が自発的,継続的に行われるためには,外部機関や専門家メンターによる十分な支援環境の中で生徒たちが切磋琢磨しながら学びあい,先輩から後輩へ精神や技術が引き継がれる「学びの生態系」を作っていくことが重要である.
著者
岡田 直之
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.150-155, 2010-09-06 (Released:2017-02-10)
参考文献数
15

夕焼け実験に用いる懸濁液の光の散乱断面積の波長依存性を分光光度計により測定し,レイリー散乱の理論曲線と比較した。アクリルエマルションの懸濁液はレイリー散乱の特性にほぼ等しく,牛乳やセッケンの懸濁液はレイリー散乱の特性から離れ,エーロゾルの特性に近いことを明らかにした。
著者
吉川 昌利 岡田 直之 吉岡 豊城
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.Ea0343-Ea0343, 2012

【目的】 厚生労働省の調査によると、ICD-10に基づく死因分類のうち、建築物内または周辺での日常行動に関連すると考えられる死因の中で、公共的建築空間及び街路等の公共的空間を発生場所とする死因は、「転倒・転落」が圧倒的であった。また、H.Luukinenら(2000)によると転倒によって死亡に至らなくても約1割は骨折や重篤な障害を引き起こし、日常生活を制限されることになるとしている。また、河野(2007)は転倒・転落による死者数の将来予測として2015年には年間4000人を超えると予測しており、急速化する高齢化に伴って拡大するリスク因子について検証することの意義は大きいと考える。その上で、鈴木(2006)は転倒の原因は男女ともに「つまずいた」が圧倒的に多く、次いで「滑った」あるいは「段差に気付かなかった」が続いているとしており、Saidら(2005)や齊藤ら(2010)をはじめ障害物のまたぎ動作に関する様々な研究や報告がなされてきた。しかし、それらは地域高齢者や脳卒中片麻痺患者を対象としたものが多く、疾患特性で検討した報告は少ない。今回我々は当院入院中の患者を対象に、対象物のまたぎ課題を行い、自己身体認知への影響やその傾向と対策を検証することとした。【方法】 当院回復期病棟入院患者で機能的自立度評価法(Functional Independence Measure以下FIM)の移動(歩行に限る)項目が5点以上の患者21名(男性8名、女性13名 平均年齢73.0±10.77歳)を1.下肢整形外科疾患群(以下整形群)、2.中枢神経疾患群(下肢疾患群以外の整形外科疾患を含む:以下中枢群)と大別し、バーの跨ぎ課題を実施した。実施手順は次の通りである。まず被験者が立位の状態で7m先にあるバーの高さを、自分が跨ぐことができると思われる最大の高さに設定する。設定はバーの高さを検者が操作し、被験者はそれを見て目的の高さになったら申告するという方法で行った。その後申告したバーの高さを変えずに、バーを被験者の50cm前方に移動した。7m前方で申告した高さを修正する場合は、7m前方での高さ設定と同様の方法でバーの高さを変更した。バーの高さが決定された後、実際に跨ぎ動作を実施し、その高さを跨ぐことができた場合はさらにバーを上げ、失敗した場合はバーを下げるという手順を2回繰り返し、実際の跨ぎ動作能力の最大値(以下、最大値)を測定した。【倫理的配慮、説明と同意】 臨床研究に関する倫理指針(厚生労働省)、個人情報保護法、ヘルシンキ宣言を遵守し、対象者には本研究趣旨を十分に説明、書面にて研究参加の同意を得た。【結果】 跨ぎ動作1回目での成功率は、整形群30%(3/10人)、中枢群81.8%(9/11人)と整形群において有意に失敗する傾向がみられた(p<0.01)。最大値と距離別予測値との相関を比較した結果、両群ともに距離に関係なく最大値と相関を認めた。また、距離別予測値と最大値との誤差は、7m予測値・50cm予測値ともに整形群で有意に誤差が大きく(p<0.05)、距離間に有意差は無いが50cm予測値との誤差がより大きい傾向を示した。【考察】 整形群では、またぎ動作1回目において失敗する傾向がみられ(p<0.01)、その際の値と最大値は負の誤差、つまり自己を過大評価する傾向にあった。岡田ら(2008)はリーチ距離と見積もり誤差の関係で負の誤差と転倒群の関連を示しており、本研究のtaskとは異なるが転倒予防の一助となる可能性を示唆している。上述のSaidら(2005)は脳卒中患者の障害物またぎ動作は健常者に比べ、障害物-足部間クリアランスの増大など、代償的ストラテジーにて行われると報告されている。つまり、中枢群では代償的ストラテジーの選択によりまたぎ動作をより安全に遂行した結果、初回での成功率が高値を示した可能性がある。また、距離別予測値と最大値の誤差は整形群で有意に大きく(p<0.05)、50cm予測値でその傾向は大きかったことからも、整形群では疾患による下肢の身体認知の誤差を代償するストラテジーの選択や指標の選択が乏しいと考えられる。【理学療法学研究としての意義】 本研究により、整形群で有意に自己身体認知に誤差が生じる可能性が示唆された。その上で、生活環境に限局した動作練習たけでなく最大能力を認識させる課題の提供や評価、または身体や環境を指標とした課題の提供を行いフィードバックすることで新たな自己身体認知を確立する必要がある。今後、またぎ動作の方法をより細かく評価し代償パターンの検証や、指標の選択に何を用いたかを明らかにすることで加速的介入を図れると考える。
著者
徳久 雅人 中野 育恵 山下 智之 岡田 直之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.484, pp.21-28, 2001-11-29
被引用文献数
8

本稿では, 勧誘の対話について, 対話者の情緒を推定するためのルールベースを構築する手法について議論する.まず, 情緒を推定する過程を対話コーパス上に記述する.そのコーパスのタグは, 対話相手(被勧誘者)の心的状態, および, コーパス作成者のタグ付与の理由を表す.情緒推定ルールの作成者は, その付与理由を参照し, 心的状態を導くif-thenルールを作成する.こうして, 6対話を分析した結果, 118個の推定規則を作成することができた.次に, ルールベースの妥当性を評価する.すなわち, ルールベース作成に用いたコーパスの再現率, および, 他者が作成した同じ6対話のコーパスの再現率を調べた.その結果, 70%以上の再現率を得た.最後に, 対話システムの対話プランニングに情緒推定を応用した.幾つかの目標対話を生成することができた.以上により, 相手の情緒を推定するためのルールベースが構築できた.
著者
岡田 直之 中村 順一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.34, no.11, pp.1385-1394, 1993-11-15

初心者を対象とした講座の開始にあたり、自然言語処理技術の目標、技術の現状について述べるとともにその歴史を概観する。また、本講座の対象範囲・構成について説明する。
著者
岡田 直之 佐野 渉二 寺田 努 塚本 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.28, pp.25-32, 2009-03-06

近年,携帯電話の高性能化が進み,その用途が広がっている.これに伴い携帯電話に写真編集やウェブブラウジングなどのアプリケーションが搭載され,携帯電話上でもポインティング操作が必要不可欠となりつつある.しかし,携帯電話には表面にボタン型入力装置が設置されており,片手で操作する場合には手で把持しながら範囲指定やドラッグなどのポインティング操作を行うことは困難である.そこで本研究では,デバイスの背面にポインティング装置を設置して利用する背面ポインティングに着目する.本研究では,携帯電話の背面にタッチパッドを装着し,前面でキー操作を行いつつ背面タッチパッドによるポインティングを行う環境を想定する.背面タッチパッドの利用により効率的な入力が実現できるが,予備実験により背面でポインティングを行う場合には操作しにくい方向があり,ポインティングが安定しないという問題があることがわかった.そこで提案方式では,ユーザが行う操作に対して方向別にカーソル移動量を調整する操作量フィルタと操作方向を 8 方向に強制的に変換するフィルタを提案し,操作性の改善を実現する.評価実験により,提案方式を用いることで背面タッチパッドの操作性が改善されることがわかった.Recently, portable devices such as mobile phone are used in various purposes because of explosive popularization of mobile phones with high efficiency. Accordingly, various applications such as photo editor and web browser have become to be used on mobile phones. Although these applications need pointing operations for effective use, it is difficult to do pointing operation on mobile phones because users operate the device with their one hand while holding the device by the hand. Therefore, the goal of our study is to construct a pointing operation specialized to a back touch pad. In our using assumption, users input characters with front keys on a mobile phones and operate a pointer with the back touch pad. We achieve the efficient input with the proposed method. However, as the result of pilot study, the proposed using style has a difficult direction of pointing. To resolve this problem, we propose a filter which adjusts distance of cursor according to a direction and that forcibly converts direction of operation into eight directions.
著者
岡田 直之 中村 順一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.259-270, 1994-03-15

機械処理に必要な文法データを初級英語を素材として作成する方法と、辞書データを概念間の関係を考察することにより作成する方法について解説する。最後に辞書作成の自動化についても紹介する。
著者
徳久 良子 徳久 雅人 乾 健太郎 岡田 直之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.237, pp.13-20, 1999-07-26
被引用文献数
7

対話中に変化する相手 (ユーザ) の情緒を推定し, システムの応答プランニングに利用する技術の研究開発は, ヒューマンフレンドリな対話システムを構築するための有効なアプローチの一つと考えられる. このようなアプローチについてはすでに萌芽的な研究がいくつか見られるものの, ユーザの情緒の推定に必要な機構や情緒推定と応答プランニングの相互作用についてはまだほとんど明らかになっていない. そこで我々は, これらの問題を解明する手段の一つとして, 情緒タグつき対話コーパスの構築を検討している. 本稿では, 情緒タグつき対話コーパスを構築することの現実性について, 我々がこれまでに行った予備調査の結果を報告し, その中で明らかになった問題点について議論する.