著者
高玉 圭樹 中谷 一郎
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.21, no.5, pp.488-493, 2003-07-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1
著者
中谷 一郎 久保田 孝
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.39, no.9, pp.570-575, 2000-09-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
21
被引用文献数
1
著者
斎藤 宏文 山田 隆宏 中谷 一郎 杉森 明志 神谷 典史 大塚 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.1, 1996-03-11

深宇宙探査機や観測衛星からのデータを高品質に伝送するため、リードソロモン符号は重要な役割をする。CCSDSではリードソロモン符号の仕様を定めている。今回月探査機(LUNAR-A)及び火星探査機(PLANET-B)搭載を目的としたCCSDS準拠リードソロモンエンコーダを開発し、評価を終了した。本リードソロモンエンコーダは、回路に工夫を加える事により、インタリーブ2の場合一個のFPGAに納めることができた。評価の結果、最高動作速度70Mbpsを確認した。回路はインタリーブの深さを容易に変更できる構成で設計した。現在インタリーブ5のリードソロモンエンコーダを開発中である。さらにゲートアレイ化や、目的毎の回路構成最適化により、処理速度を向上させることも可能で、将来予想される高分解能観測画像データの高品質伝送にも、今回開発した回路方式は対応できる。
著者
中谷 一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.88, no.6, pp.392-396, 2005-06-01
被引用文献数
1

曲がり角にきた, 世界の宇宙開発とその中心的な課題となってきた月・惑星探査(深宇宙探査)の現状を中心に概観する.米ソの冷戦を背景にした国家威信をかけた宇宙開発競争の時代が終わり, ポストスペースステーション時代の宇宙開発の柱として, 米国が発表した有人の月・火星探査計画につき紹介する.宇宙開発では独走状態の米国が圧倒的な力で惑星探査を進めているが, 一方で国際協力も重要度を増している.米ソに4半世紀遅れて立ち上がったものの健闘している日本の深宇宙探査ミッションの現状についても述べる.
著者
渡邊 恵佑 下田 真吾 久保田 孝 中谷 一郎
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.38-39, 2002
被引用文献数
1

今後の月探査ミッションでは, サンプル採取や観測機器の設置のために, 月面のレゴリス層を数mの深さにわたって掘削することが要求されている。これには, 全身が埋没してレゴリス中を掘削しながら推進し, かつ探査ローバに搭載可能なサイズの, モグラ型ロボットが適していると考える。このようなロボットを実現するためには, 「レゴリス中に空間を確保する」と「その空間の中を前進する」の, 2つのプロセスが必要となる。ここでは, 両者を一体として推進する手法を提案し, これを用いた簡易実験の結果を報告する。