著者
凍田 和美 宇津宮 孝一 西野 浩明 善岡 賢二 倉岡 大輔
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎
巻号頁・発行日
vol.96, no.390, pp.41-46, 1996-11-22
参考文献数
7
被引用文献数
5

我々は, 電子グローブに, 人が手を使って3次元空間に表現する, ジェスチャ, 位置指示, 大きさ表現の3つの動作に基づいた基本機能を用意した。この基本機能を用いて実現した仮想造形環境は, 簡略化した形状の物体を, 手で直接作成するより, 繁雑で, 多くの労力と時間を必要とする仮想空間の作成を容易にする。本稿では, 両手電子グローブの3つの基本機能とそれを用いた仮想造形システムの概要, 仮想打上げ花火システムへの適用, および, 本インタフェースの検討を述べる。
著者
宇津宮 孝一 園田 修司 凍田和美 吉田 和幸
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.33, no.9, pp.1172-1176, 1992-09-15
被引用文献数
3

複数のワークステーション上で 数人のグループメンバによる協同執筆や即時の協同作業を支援するために 既存のテキストエディタそのものには全く手を加えないで これをグループエディタ化するシステムGEE(Group Editor with Existing editors)をXウィンドウシステムを用いて実現した.GEEは グループウェアとしてのグループエディタの導入 使い慣れた既存エディタ機能の従来どおりの活用 およびグループでの共有文書の編集や協同作業を容易にする.本論文では GEEの設計と実現について述べる.
著者
凍田 和美 菊池 達哉 吉山 尚裕 柴田 雄企 高橋 雅也 竹中 真希子 青木 栄二
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:21862583)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.16, pp.1-6, 2011-03-03

本研究は,「地域の安全・安心は地域が守る」 という考えを元に,共助を基盤とした地域防災 SNS を開発し,平常時にはコミュニケーションツールとして,また,災害時には災害・防災情報を効果的に住民に浸透させ,被害を最小化させることを目的としている.なお,本研究は総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度 (SCOPE) で採択された研究開発である.The present study has aimed to develop community disaster prevention SNS. It makes the idea "The region defends the community safety and safety". It is used as a communications tool in normal circumstances. but at the disaster it effectively informs people of the disaster and disaster prevention information, and it minimizes damage. The present study is a research and development adopted by Strategic Information and Communications R&D Promotion Program (SCOPE) of the Ministry of Internal Affairs and Communications.