10 0 0 0 OA 飛騨白川村にみる山村像の変容 ――明治期から昭和戦前期を中心として――
- 著者
- 加藤 晴美
- 出版者
- 公益社団法人 日本地理学会
- 雑誌
- 地理学評論 Series A (ISSN:18834388)
- 巻号頁・発行日
- vol.84, no.1, pp.22-43, 2011-01-01 (Released:2015-01-16)
- 参考文献数
- 56
現在,合掌造りの里として知られる飛騨白川村は,明治・大正期には山奥の別世界とみなされ,大家族制をはじめとする「奇異」な風習が残る地域として認識されていた.本稿では,このような認識が変容し,白川村が「古い文化」を有する貴重な地域として高い評価を獲得していくのはいつ頃であるか,またその背景はいかなるものであったかを検討し,山村が近代日本の中でどのように位置付けられていたのかを考察した.本稿では山村像が変容した時期を昭和戦前期と位置付け,この時期における白川村の生活変容や,当時盛んに行われた郷土研究や観光開発などが,白川村に対する認識の変容に影響を与えたことを明らかにした.白川村はブルーノ・タウトによってその価値が初めて認められたとも言われるが,実際にはタウト以前に始まった日本人郷土研究者らによる認識像の変容が,白川村に対する評価の高まりを導いたと考えられる.
2 0 0 0 IR 明治前期の山形県における遊郭の展開と米沢 : 川井小路町貸座敷東楼を中心として
- 著者
- 加藤 晴美
- 出版者
- 米沢史学会
- 雑誌
- 米沢史学 (ISSN:09114262)
- 巻号頁・発行日
- no.35, pp.1-17, 2019-10
2 0 0 0 OA 大崎下島御手洗における花街の景観と生活
- 著者
- 加藤 晴美
- 出版者
- 筑波大学人文社会科学研究科歴史・人類学専攻歴史地理学研究室
- 雑誌
- 歴史地理学野外研究 (ISSN:09152504)
- 巻号頁・発行日
- no.13, pp.101-111, 2009-03
2 0 0 0 OA 浦賀湊の景観及び機能とその変容過程 : 西浦賀を中心として
- 著者
- 加藤 晴美 千鳥 絵里
- 出版者
- 筑波大学歴史・人類学系歴史地理学研究室
- 雑誌
- 歴史地理学調査報告 (ISSN:09152504)
- 巻号頁・発行日
- no.12, pp.63-91, 2006-03
2 0 0 0 IR 軍港都市横須賀における遊興地の形成と地元有力者の動向
- 著者
- 加藤 晴美
- 出版者
- 筑波大学人文社会科学研究科歴史・人類学専攻歴史地理学研究室
- 雑誌
- 歴史地理学野外研究 (ISSN:09152504)
- 巻号頁・発行日
- no.14, pp.31-54, 2010-03
1 0 0 0 遊廓と地域社会 : 貸座敷・娼妓・遊客の視点から
1 0 0 0 OA 近代地方都市における遊廓の形成と地域社会 : 貸座敷・娼妓・遊客の視点から
- 著者
- 加藤 晴美
- 出版者
- 筑波大学 (University of Tsukuba)
- 巻号頁・発行日
- 2018
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1 0 0 0 OA <活動記録><教育事業>2014 年度先端社会研究所リサーチコンペ
- 著者
- 佐藤 哲彦 藤井 和子 谷岡 優子 矢﨑 千華 加藤 晴美 Akihiko Sato Kazuko Fujii Yuko Tanioka Chika Yazaki
- 雑誌
- 関西学院大学先端社会研究所紀要 = Annual review of the institute for advanced social research (ISSN:18837042)
- 巻号頁・発行日
- no.12, pp.171-179, 2015-03-31 (Released:2016-12-03)
1 0 0 0 OA 156) たこつぼ型の劇症型心筋炎を呈した一症例
1 0 0 0 OA 軍港都市横須賀における遊興地の形成と地元有力者の動向
- 著者
- 加藤 晴美
- 出版者
- 筑波大学人文社会科学研究科歴史・人類学専攻歴史地理学研究室
- 雑誌
- 歴史地理学野外研究 (ISSN:09152504)
- 巻号頁・発行日
- no.14, pp.31-54, 2010-03