著者
土田 映子
出版者
北海道大学国際広報メディア研究科・言語文化部
巻号頁・発行日
pp.219-239, 2007-03

グローバリゼーションと多文化共生, 国際広報メディア研究科・言語文化部研究報告叢書 68
著者
土田 映子
出版者
北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院
雑誌
国際広報メディア・観光学ジャーナル
巻号頁・発行日
vol.17, pp.13-25, 2013-10-25

This paper examines how the ideology of technological utopianism was represented in Chicago's Century of Progress Exposition (1933-34), and how much and in what ways the city's immigrant groups that took part in the fair were involved in the fair's predominant ideology that celebrated technological progress. At the fair, the diverse national groups competed against each other in the displays of their contributions to America and their achievements in technology. While Western nations generally had something to boast about their technological achievements, non- Western nations mostly lacked them, and instead resorted to the displays of traditional culture and exoticism. For visitors to the fair, this dichotomy may have offered a world view that divided nations into those that were deemed capable of using the power of technology in order to work toward a perfect society, and those left out from that process.
著者
土田 映子
出版者
北海道大学大学院国際広報メディア研究科・言語文化部
巻号頁・発行日
2004-03

国際広報メディア研究科・言語文化部研究叢書55「植民・移民・難民のメディア学」(伊藤章・宮下雅年 編)p.135-165
著者
ホーンズ シーラ 丹治 愛 丹治 陽子 アルヴィ 宮本なほ子 矢口 祐人 土田 映子
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

2001年度-04年度までの科学研究費(基盤B「19世紀末英米文学における都市の表象に関する新歴史主義的研究」)の成果をもとに、英米におけるユートピアニズムに関するテクストと実践を研究することを目的とした.海外の研究者らと共同して、文化地理学、空間理論、マテリアル・カルチャーなどの知見を援用しながら、ユートピアニズムの表象を政治批評的に研究することで、この英米の思想史における重要な概念を、きわめて国際的・学際的な視座で考察することができた.
著者
弘末 雅士 鈴木 信昭 唐沢 達之 貴堂 嘉之 高橋 秀樹 荷見 守義 石川 禎浩 清水 和裕 土田 映子 大石 高志 疇谷 憲洋 佐々木 洋子 遠藤 正之 久礼 克季
出版者
立教大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

地中海世界・イスラーム世界・欧米・中南米・南アジア・東南アジア・東アジアにおける奴隷の歴史を比較検討することができ、地域相互間の奴隷取引や奴隷をめぐる観念の展開を広域的に解明できた。また移住者の広域ネットワークの形成に果たす役割とともに、移住先の社会の秩序構築に積極的に関わったことが明らかとなった。そうした移住者を迎えた現地人妻妾のアジアにおける事例が比較検討され、彼女らやその子孫が、前近代において商業活動や港市の社会統合に重要な役割を担ったことが解明された。さらに近現代社会における新たな仲介者や媒体の存在に注目する必要性を認識した。