著者
簗瀬 拓弥 増田 英孝 山田 剛一 荒牧 英治 中川 裕志
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.1-6, 2013-02-21

本研究では電車の運行状況をリアルタイムに一般の Twitter のユーザのツイートから取得することを目的とする.対象として常磐線をキーワードとして含むパブリックタイムライン上のツイートを半年分収集した.このデータを用いて単位時間あたりのバースト数を元に定常時と異常時を判別し,通知を行うシステムを試作した.また,遅延や運転見合わせ時のユーザのツイートの特徴の分析を行った.Our goal is to extract train services from ordinary twitter users' tweets in real-time. We have collected tweets which includes '常磐線' from public time line over six months. We distinguish abnormal state from normal state by using a burst per minutes in the collected tweets, and we implemented a prototype system which can be notified abnormal state. Also, we analyzed the characteristic of users' tweets when trains are delayed or postponed.
著者
簗瀬 拓弥 増田 英孝 山田 剛一 荒牧 英治 中川 裕志
雑誌
研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.1-6, 2013-02-21

本研究では電車の運行状況をリアルタイムに一般の Twitter のユーザのツイートから取得することを目的とする.対象として常磐線をキーワードとして含むパブリックタイムライン上のツイートを半年分収集した.このデータを用いて単位時間あたりのバースト数を元に定常時と異常時を判別し,通知を行うシステムを試作した.また,遅延や運転見合わせ時のユーザのツイートの特徴の分析を行った.Our goal is to extract train services from ordinary twitter users' tweets in real-time. We have collected tweets which includes '常磐線' from public time line over six months. We distinguish abnormal state from normal state by using a burst per minutes in the collected tweets, and we implemented a prototype system which can be notified abnormal state. Also, we analyzed the characteristic of users' tweets when trains are delayed or postponed.
著者
大野 礼儀 福原 知宏 山田 剛一 増田 英孝
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

インターネットの普及などでウェブ上では多くのレシピや献立の情報が存在する.一食分の献立を考えるとき,一つの料理から献立を考えるのは手間になり,献立単位で纏まっている場合は,献立内の料理の入れ替えなどの融通が利かない場合がほとんどである. そこで本研究では献立全体の雰囲気や作りたい料理を起点とした献立作成支援システムを目指して,献立内のレシピ情報に着目し,共起関係を用いて料理間の相性の分析を行う.
著者
小山 雄大 福原 知宏 山田 剛一 阿倍 博信 増田 英孝
雑誌
第81回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, no.1, pp.203-204, 2019-02-28

イラスト投稿系のSNSでは予めユーザが付与したタグを使って投稿されたイラストを検索することができる.しかし,アニメやマンガのキャラクタイラストにおいてキャラクタ名・作品名等の具体的な情報のタグ付けは行われるが,髪型・服装等の抽象的な属性についてのタグ付けが行われていないため,「黒髪」のようなキャラクタの属性でイラストを絞り込むことが難しい.また,従来のタグ付け手法ではタグが付いているか付いていないかという情報でしか属性を表現できないため不十分である.そこで,本研究では「黒髪」「セーラー服」「眼鏡」等のキャラクタの一般的な属性をラベルとするイラストのデータセットを作成し,各属性におけるキャラクタの特徴を抽出するCNNを構築する.このCNNを用いてキャラクタ属性に基づくイラストのベクトル表現を生成し,イラスト検索における有用性を確認した結果について報告する.
著者
杉田 賢治 福原 知宏 増田 英孝 中川 裕志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

利用者のWebページ閲覧時の行動分析を目的としたWebブラウザ操作ログ 収集ツールを提案する.Web上で情報検索や情報推薦を行う際,利用者が Webページ内でどの箇所に注目していたか,どのようにページを閲覧したかを 把握できれば,より適切な検索や推薦が可能となる. 本研究ではWebブラウザの拡張機能を利用し,利用者の各種ブラウザ操作ログを 収集し管理するツールを提案する.
著者
新井 嘉章 福原 知宏 増田 英孝 中川 裕志
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第22回全国大会(2008)
巻号頁・発行日
pp.227, 2008 (Released:2009-07-31)

Wikipediaは現在253言語で展開されている巨大なユーザー参加型の百科事典である。本研究では,Wikipediaから抽出した言語間リンクをいくつかの接続パタンに分けて分析している。本論文では,各接続パタンの紹介と,日中韓英4言語を対象とした各接続パタンの割合を示す。また,言語間リンクによるキーワード対訳に関する調査結果を示し,言語間リンクの対訳システムへの有効性を検証する。本論文では,我々が試作した言語間リンクに基づくキーワード対訳システムについても紹介する。
著者
塚本 修一 増田 英孝 中川 裕志
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.87, pp.35-42, 2002-09-17
被引用文献数
1

本研究は、HTMLの表形式データの構造の認識とその後の利用を目的とした変換のために、表の項目名と項目データの境界を認識するシステムを実現した。表はデータを整理し、見やすくする性質がある。しかし、携帯端末などの低解像度小画面にHTMLの表を表示する場合、スクロールすると項目名の部分が見えなくなってしまう。また、罫線が引かれている為に、表示領域にも制限が出来、単語途中の折り返しにより可読性が低下する。そこで、本研究では、表のデータをユーザが要求する形に出力するための基礎技術として、HTMLの表の構造を認識するアルゴリズムを提案する。提案手法は、表の行間あるいは列間の類似度による。すなわち類似度が低い場合には、行間あるいは列間に内容的な切れ目があると認識する。このアルゴリズムを実際のWebページ上の表データに適用したところ80%程度の認識率を得た。We implemented a recognition system to identify the boundary between attribute names and values of a table in HTML in order to obtain its structure. Table in HTML is aimed at displaying information clearly and understandably. However, users can't see the attributes of the table by using PDA, because of its small and low resolution display when they browse the Web pages. Its low readability is caused by the phenomena such that only a small portion of table is shown on the screen at once, and original one line is usually broken up into many lines on display screens. We propose an algorithm to recognize the structure of tables in HTML for the purpose of transforming them into forms of high readability even on a small screen of mobile terminal. Our method utilizes a similarity between rows(or columns)of the table. Precisely speaking, if we find an adjacent pair of rows(or columns) having low similarity, they probably are boundaries between item name row(or column)and item data rows(or columns). We achieved approximately 80% accuracy of recognition by applying our algorithm to existing tables on the Web.
著者
吉田 将人 福原 知宏 増田 英孝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.35, pp.37-44, 2009-03-18

ブログ記事と Web ページを利用したイベント情報抽出手法を提案する.提案手法は,ブログ記事からイベント名抽出パターンを構築し, Web ページからイベント名を抽出する.本研究では,ブログ記事と Web ページを利用したイベント情報抽出手法を提案する.ブログ記事を用いることにより,記事の書かれた日付が分かり,イベント名抽出パターンとイベント開催日の関係を把握できる.Web ページを用いることにより,イベント名検索の網羅性を広げることができる.提案手法では,まず,いくつかのイベント名に対してブログ記事を収集し,そこからイベント名の前後に連接しやすいパターンを抽出する.次に,抽出したパターンを用いて Web 全体からイベント名を収集する.提案手法のイベント名収集適合率と将来構想について報告する.An extraction method of event names appeared on the Web using blog and Web articles is described. Proposed method extracts event names from Web pages by finding extraction patterns of event names from blog articles. The method finds extraction patterns from blog articles that contain event names given by a user. Because different names for the same event can be appeared on the Web, the method identifies the same event using a string kernel that can measure similarities of event names. Then, the method finds event names by using extracted patterns. Preliminary results of an experiment are described.
著者
土筆 勇都 福原 知宏 山田 剛一 増田 英孝
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.209-210, 2018-03-13

若い女性を中心に,SNSで共有することを目的とした写真撮影が流行している.「インスタ映え」という新語もでき,SNS上で話題となっている人気の場所を調べ,そこへ行って見栄えのよい写真を撮影するSNS利用者も多い.しかし,SNS上で見つけた写真の場所を探す場合,写真からその撮影場所を特定することは容易でない.本研究では,Twitterから収集した画像付きツイートを用いて.テーマパーク来場者の楽しみ方を分析し,それを用いてお薦めスポットを推薦することを目的としている.手始めに,テーマパーク内の場所やキャラクタを対象とし,CNNを用いた画像の自動分類を行った.
著者
簗瀬 拓弥 増田 英孝 山田 剛一 荒牧 英治 中川 裕志
雑誌
研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
巻号頁・発行日
vol.2013-IFAT-110, no.1, pp.1-6, 2013-02-21

本研究では電車の運行状況をリアルタイムに一般の Twitter のユーザのツイートから取得することを目的とする.対象として常磐線をキーワードとして含むパブリックタイムライン上のツイートを半年分収集した.このデータを用いて単位時間あたりのバースト数を元に定常時と異常時を判別し,通知を行うシステムを試作した.また,遅延や運転見合わせ時のユーザのツイートの特徴の分析を行った.
著者
佐藤 博之 増田 英孝 笠原 宏
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.219-220, 1994-03-07
被引用文献数
2

いくつかのGUI部品には同じ操作目的を持つものがある。 どの部品を使用するかを決定するのは、 アプリケーションプログラマである。 しかし同じ操作目的であれば、どの部品を使いたいかはユーザ毎に異なる。 ユーザから部品交換の要求があれば、 プログラマがアプリケーションに変更を施し、 ユーザヘ還元するのが現状である。UIの独立性により複数のUI戦略が利用可能となっているが、それは設計段階においてである。 部品交換がユーザレベルで実行時に可能となれば、 より柔軟なインタフェースを提供できる。ユーザレベルでデザインの変更が可能なことはGUIの1つの目標であり、 それを様々な形で積極的に促進すべきである。そこで本研究ではユーザレベルでのデザインの変更を容易にすることを目的として、 GUI部品ごとの接続インタフェースを整合させ、 いくつかの基本部品で構成されたGUI部品群として利用できるアダプタを提案する。実例としてラジオボタンをボタン群と捉え、単一選択リストと同じ接続インタフェースを持った部品、 ラジオボタンアダプタを作成した。 また同様に、 複数選択を行える複数選択リストに対しチェックボックスアダプタも作成した。
著者
安藤 駿 猪瀬 裕介 増田 英孝 佐々木 良一
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.9, pp.2149-2158, 2014-09-15

近年,テレビ番組やWEB放送などでTwitterなどを用いて視聴者の意見を取得し反映するケースが多い.このような場合にはリアルタイムで有益な意見を抽出し,放送に活かすことが望ましい.著者らが開発中のITリスク問題に関する合意形成支援システムSocial-MRCにおいても,数千人規模の参加者の合意形成を支援するためにUSTREAMを用いて放送し,Twitterを改良したものを用いて意見の収集を図っている.しかし意見の数が膨大になり,人の力だけでリアルタイムに意見を分類することは困難である.そこで自動的に有益な意見を抽出する必要があるが,放送を見ながら実時間で意見を記入する場合は,Twitterに限らず投稿される意見は短い文章が多く自然言語処理だけでは満足な結果を得ることが難しい.一般的に機械学習の素性として名詞を用いることが多いが,名詞は議論の内容に依存することが多く,学習時には出てこなかった未知の話題を含む有益な意見が出てくることも多い.このような問題を解決するため,投稿者に選択してもらった意見の対象および意見の種類の項目を素性として用いるとともに未知の名詞の出現頻度を素性に用いるMAUOS方式を開発した.この方式をSocial-MRCを用いた「青少年への情報フィルタリング問題」の合意形成に適用することによって,短い文章において新しい傾向を持つ意見を高い精度で分類することができたので報告する.
著者
石井 聡一 福原 知宏 増田 英孝 中川 裕志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

本研究では,アフィリエイトスパムのフィルタリングを目的とするアフィリエイト分析支援システムを提案する. 提案システムでは利用者からのアフィリエイトID,URL,商品名をクエリとし,クエリに応じてアフィリエイトIDが出現するブログ数,商品数,価格帯,商品ジャンル等を解析する. これによって,複数のブログサイトにまたがったアフィリエイタの分析やアフィリエイタの掲載商品の傾向の分析が可能となる.
著者
吉田 稔 杉浦 隆博 山田 剛一 増田 英孝 中川 裕志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

本発表では、テキストに記述された数値情報を、その属性名とともに抽出し、複数記事間の数値情報を関連付けることにより、自動的にグラフを作成するシステムを紹介する。数値情報どうしの関連付けのさい、(属性、数値)のペアについてクラスタリングを行う。また、入力された属性名に対して、生成されたグラフから自動的に適切なグラフを選択し提示する手法についても述べる。