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文献一覧: 大原 嘉豊 (著者)
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OA
河内地域の仏教文化と歴史に関する総合的研究
著者
佐々木 丞平
淺湫 毅
降矢 哲男
末兼 俊彦
浅見 龍介
羽田 聡
上杉 智英
呉 孟晋
福士 雄也
降幡 順子
井並 林太郎
大原 嘉豊
伊藤 嘉章
池田 素子
出版者
独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2016-04-01
河内地域は大阪府の南部に位置し、古代より継続的に仏教文化が花開き、由緒ある古寺にもめぐまれている。四天王寺など、聖徳太子にゆかりの寺院も多く、本調査ではそれら聖徳太子ゆかりの寺院の中から、教興寺をえらび本尊弥勒菩薩像を中心に調査をおこなった。また、この地域は、南が和歌山県と境を接することから、高野山金剛峰寺とも近く、弘法大師空海およびその弟子たちによって開かれた真言寺院も多い。その中から、河内長野市の金剛寺と観心寺という二つの大きな寺に焦点をあて、悉皆調査をおこなった。その結果、金剛寺では重要文化財『遊仙屈』と一連のものとみられる未知の作がみつかるなど、多くの成果を上げることができた。
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OA
日本における木の造形的表現とその文化的背景に関する総合的考察
著者
佐々木 丞平
西上 実
若杉 準治
山本 英男
山下 善也
大原 嘉豊
赤尾 栄慶
羽田 聡
淺湫 毅
中村 康
久保 智康
尾野 善裕
山川 曉
永島 明子
宮川 禎一
森田 稔
小松 大秀
村上 隆
呉 孟晋
水谷 亜希
難波 洋三
伊東 史朗
井上 一稔
出版者
独立行政法人国立文化財機構京都国立博物館
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007
本研究は、木を単に造形作品の素材・材料としての視点から捉えるのではなく、樹木そのものを信仰の対象として崇拝し、美の対象として描いてきた、日本人の樹木に対する精神のありようにまで踏み込んで調査し考察することが主たる目的であった。このような視点から調査研究を進めてきた結果、たとえば山形・熊野神社の伝十王坐像にトチ、静岡・建穂寺の千手観音立像にクスノキがあえて用いられている背景には、用材としての性能ではなく、信仰的な意味合いが強く意識されていたことなど、日本人と樹木の関係にかかわる貴重な成果が得られた。