著者
新里 貴之 中村 直子 竹中 正巳 高宮 広土 篠田 謙一 米田 穣 黒住 耐二 樋泉 岳二 宮島 宏 田村 朋美 庄田 慎矢 加藤 久佳 藤木 利之 角南 聡一郎 槇林 啓介 竹森 友子 小畑 弘己 中村 友昭 山野 ケン陽次郎 新田 栄治 寒川 朋枝 大屋 匡史 三辻 利一 大西 智和 鐘ヶ江 賢二 上村 俊雄 堂込 秀人 新東 晃一 池畑 耕一 横手 浩二郎 西園 勝彦 中山 清美 町 健次郎 鼎 丈太郎 榊原 えりこ 四本 延弘 伊藤 勝徳 新里 亮人 内山 五織 元田 順子 具志堅 亮 相美 伊久雄 鎌田 浩平 上原 静 三澤 佑太 折田 智美 土肥 直美 池田 榮史 後藤 雅彦 宮城 光平 岸本 義彦 片桐 千亜紀 山本 正昭 徳嶺 理江 小橋川 剛 福原 りお 名嘉 政修 中村 愿 西銘 章 島袋 綾野 安座間 充 宮城 弘樹 黒沢 健明 登 真知子 宮城 幸也 藤田 祐樹 山崎 真治
出版者
鹿児島大学
雑誌
若手研究(A)
巻号頁・発行日
2007

徳之島トマチン遺跡の発掘調査をもとに、南西諸島の先史時代葬墓制の精査・解明を行なった。その結果、サンゴ石灰岩を棺材として用い、仰臥伸展葬で埋葬し、同一墓坑内に重層的に埋葬することや、装身具や葬具にサンゴ礁環境で得られる貝製品を多用することが特徴と結論づけた。ただし、これは島という閉ざされた環境ではなく、遠隔地交易を通した情報の流れに連動して、葬墓制情報がアレンジされつつ営まれていると理解される。
著者
坂東 健二郎 松口 徹也 大西 智和 柿元 協子
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

Renin-Angiotensin系(RA系)は血液量と血圧を正常に保つシステムであるが、一部の器官では局所でACE(Angiotensin converting enzyme)がAII(Angiotensin II)を産生し、近傍のAT1(Angiotensin II type 1)受容体に働く組織RA系が存在している。我々は、骨芽細胞で組織RA系に必要な機能的AT1受容体、AT2受容体とACEの発現を確認した。骨芽細胞や軟骨芽細胞をAIIで刺激すると骨分化への影響は認められなかったものの、ERK、AMPK、Sykなどの細胞内シグナル分子が影響を受け、ケモカインの発現が促進された。骨組織中でAIIの局所濃度が高まれば、骨組織RA系が働くと考えられる。