著者
大島 信太郎 榎本 肇 天野 橘太郎 荒木 庸夫 田尻 昶夫 岡田 稔
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:03743470)
巻号頁・発行日
vol.17, no.9, pp.535-543,549, 1963

トンネルダイオードを多数個使用した高速度高精度A-D変換器を製作し, テレビジョン信号のPCMの実験を行なった.トンネルダイオード対回路の動作原理, およびA-D変換器の概要を解説し, 白黒およびNTSC方式カラー信号のPCM化について得られた結果をのべてある.
著者
天野 橘太郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.34, no.12, pp.1072-1078, 1980-12-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
16

光ファイバー通信技術を海底通信方式に適用することにより, 高品質で経済的な海底中継方式が実現される可能性があり, 各国において研究開発が進められている.本文では, 光海底ケーブル方式と従来の海底同軸ケーブル方式の比較を行い, ついで現在開発中の光海底ケーブル, 中継器の概要と問題点を述べ, 諸外国における研究開発の動向に触れる.
著者
天野 橘太郎
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
1963-12-24

新制・論文博士
著者
中脇 望 舟阪 淳一 石田 賢治 天野 橘太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.560, pp.13-18, 2003-01-09

近年のインターネット上で提供されるコンテンツの多様化に伴い,コンテンツが大容量化する傾向にある.利用者がこのようなコンテンツをより早く取得できるようにすることは重要な課題である.この要求を満たすために,1つのファイルを複数のブロックに分割し複数のサーバから並列にダウンロードする方式が提案されている.しかし,既存の方式は(1)コンテンツを要求する際あらかじめ分割数を決定しておく必要がある,(2)クライアントから各サーバへの利用可能帯域について考慮していない,という問題点がある.そこで本稿では,各サーバに対するスループットを観測することにより,リクエストするブロックのサイズを動的に変更する方式を提案した.提案方式ではファイル分割数も動的に決定される.インターネットを用いて評価した結果,提案方式の方が従来方式よりファイル取得時間を短縮化できることが分かった.
著者
中脇 望 舟阪 淳一 石田 賢治 天野 橘太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.564, pp.13-18, 2003-01-09

近年のインターネット上で提供されるコンテンツの多様化に伴い,コンテンツが大容量化する傾向にある.利用者がこのようなコンテンツをより速く取得できるようにすることは重要な課題である.この要求を満たすために,1つのファイルを複数のブロックに分割し複数のサーバから並列にダウンロードする方式が提案されている.しかし,既存の方式は(1)コンテンツを要求する際あらかじめ分割数を決定しておく必要がある,(2)クライアントから各サーバヘの利用可能帯域について考慮していない,という問題点がある.そこで本稿では,各サーバに対するスループットを観測することにより,リクエストするブロックのサイズを動的に変更する方式を提案した.提案方式ではファイル分割数も動的に決定される.インターネットを用いて評価した結果,提案方式の方が従来方式よりファイル取得時間を短縮化できることが分かった.
著者
陳 春祥 小松 雅治 天野 橘太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.96, no.251, pp.7-12, 1996-09-24

流星バースト通信は, 流星が大気圏に突入した時, 生成された細長い電離気体柱(これを流星バーストと呼ぶ)によるVHF電波の反射現象を利用した見通し外通信であり, 運用の簡単さや経済性などの利点を持っている. しかし, 通信路のオンとオフが確率的に変動しているので, 伝送中のパケット誤りと通信路の途絶によるパケットの消滅を制御することが不可欠である. 本稿では, 流星バースト通信システムにおいて誤り制御方式としてGo-Back-N ARQを用いた伝送プロトコルを考える. そして, メッセージの送信過程を通信路の確立, メッセージの送信と通信完了承認の3段階に分けて, メッセージの遅延特性の解析を行なっている. 更に, 解析とシミュレーションに基づいて遅延特性の性能評価を行い, 流星バーストの継続時間, システムのタイムアウト時間, 伝送速度と遅延特性の関係を明らかにする.