著者
山下 智也
出版者
愛知大学
巻号頁・発行日
2021-03-20

2020年度
著者
平田 健一 山下 智也
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.105, no.9, pp.1706-1711, 2016-09-10 (Released:2017-09-10)
参考文献数
7
著者
岡田 健次 井上 大志 山中 勝弘 江本 拓央 山下 智也
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2022-04-01

大動脈解離の発生機序は未解明であり、治療法も発症後早期の緊急手術が選択され、新規の予防法および進展抑制法の開発が急務である。本研究の目的は、ヒト大動脈解離手術サンプルの単一細胞遺伝子発現解析を行い、病変部の炎症細胞と血管細胞の単一細胞ごとの遺伝子発現を調査することで、大動脈解離発生メカニズムの一端を解明することである。解離病変に特異的な遺伝子発現から関連分子を特定し、蛋白レベルでの解析も加えて病態との関係を検証する。新規治療標的の可能性のある炎症細胞とその関連分子に対して動物モデルによる介入実験を行い検証する。
著者
山下 智也 平田 健一
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.53, no.11, pp.1073-1076, 2017 (Released:2017-11-01)
参考文献数
20

近年、疾患発症と腸内細菌叢との関連が調査され、代謝疾患・免疫疾患・悪性腫瘍などの分野の報告が相次いでいる。心血管病の分野では、腸内細菌由来代謝物のトリメチルアミンNオキシド(TMAO)が動脈硬化を悪化させ、心血管イベントの増加に関連すると報告され、循環器疾患の治療標的として注目されている。本稿では、動脈硬化をはじめ高血圧や心不全といった心血管病の病態と腸内細菌との関連について、世界的な研究の動向と我々のグループからの報告を紹介して、今後の展望を述べたい。
著者
山下 智也
出版者
九州大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2008

本年度は、本研究の実践現場である、日常的な子どもの遊び場・立ち寄り場「きんしゃいきゃんぱす」の活動に力を注いだ一年であった。「実践的研究」の名を掲げ、実践を展開しながらそこから見えてくる知見を研究へと昇華させていく取り組みに挑んでいるからこそ、実践現場自体が魅力的でなくてはならない。毎日の活動を繰り返す中で、その都度出会う出来事に向き合い、課題を乗り越えながら、それを記録へと落としていく作業を行なってきた。その結果、本研究に大いに関連する重要なエピソードを数多く得ることができたとともに、研究の理論化に当たって欠かすことのできない視点を得ることができたことも大きな収穫である。そのように、実践を展開しながら得られたエピソードを元に詳細な分析・解釈を行ない、それによって導かれた知見を立体化させるかたちで、本研究のテーマである「子ども参加」に関しての理論化を試みてきた。具体的には、「子ども参加」場面で野大人-子ども関係の出現・変容過程のモデル図の作成である。それらの成果を学会で発表し、多くの研究者と議論を交わすことを通して、本研究の深みが増し、より充実した理論化へのステップを踏むことができたと考えている。本年度後半においては、それらの成果を博士論文にまとめるというかたちで執筆作業に終始した。博士論文の構想枠組みは完成し、軸となるエピソードの選択とその分析はほぼ終了したことから、来年度前半には博士論文が完成する見込みである。