著者
岡崎 賢志 八木 利枝
出版者
香川県産業技術センター
雑誌
研究報告 (ISSN:13465236)
巻号頁・発行日
no.12, pp.88-89, 2012-06 (Released:2013-10-08)

48種類の食品のアデノシン濃度をHPLC法で測定したところ,黒大豆,大豆,小豆,レタス,かぶ,かぼちゃ,ほうれん草,ピーマン,トマト,はくさい,あさり,パセリ,及びキノコ類が風乾重100g当たり50mgを超える比較的高い濃度であった。
著者
大石 正信 中島 康晴 岡崎 賢 福士 純一 久保 祐介 播广谷 勝三 松本 嘉寛 林田 光正 岡田 誠司 小山田 亜希子 岩本 幸英
出版者
日本関節病学会
雑誌
日本関節病学会誌 (ISSN:18832873)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.475-480, 2016 (Released:2017-12-15)
参考文献数
12

Ankylosing spondylitis (AS) is a chronic inflammatory disorder characterized by bone formation, syndesmophytes, and ankylosis of the sacroiliac joints and spine. Recently, tumor necrosis factor inhibitors such as infliximab and adalimumab have been shown to be efficacious for AS. However, patients with AS often suffer from arthralgia and problems related to ankylosis of the spine due to the delay in the diagnosis of AS. Those patients often benefit from surgical treatments. We have treated total of 72 patients with AS in our hospital. Among them 32 operations were performed on total of 19 patients. Total hip arthroplasties were the most performed surgical procedure. Surgeries for spinal fractures and spinal deformity have also been performed.
著者
上原 慎平 岡崎 賢 佐々木 大 岩本 幸英
出版者
西日本整形・災害外科学会
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.271-273, 2014-03-25 (Released:2014-07-01)
参考文献数
8

比較的まれな,膝十字靭帯にムコイド変性を認めた2症例を経験した.症例(1):51歳男性.誘引なく可動域制限を伴う左膝痛が出現した.診察上,関節水腫を認めた.MRIで前十字靱帯(ACL)は膨化し,T2強調画像で高信号変化を認めたが,連続性は保たれていた.鏡視ではACLは肥厚し内部に黄色粘液貯留を認めた.掻把を行い症状改善した.症例(2):48歳男性.家の掃除後から可動域制限を伴う左膝痛が出現した.診察上,関節水腫を認めた.MRIで後十字靱帯(PCL)は肥厚し,T2強調画像で高信号変化を認めたが,連続性は保たれていた.内部に黄色粘液貯留を認めた.掻把を行い症状改善した.病理診断はムコイド変性だった.ACL,PCLのムコイド変性は部分断裂と誤診されることがあり.注意が必要である.
著者
佐方 功幸 西澤 真由美 古野 伸明 渡辺 信元 岡崎 賢二
出版者
久留米大学
雑誌
がん特別研究
巻号頁・発行日
1992

c-mosキナーゼ(Mos)は、細胞分裂抑制因子(CSF)として、脊椎動物の卵成熟を第2減数分裂中期で止める生理活性を有する。一方、Mosは体細胞で発現するとがんをひきおこす。本年度の研究では、MosのCSF活性の発現制御機構、およびMosのがん化活性と細胞周期・細胞内局在性との関係について調べた。1.卵成熟および受精におけるMosのCSF活性の制御機構Mosはツメガエルの卵成熟過程において、代謝的に不安定型から安定型へ、また機能的にも、卵成熟誘起活性からCSF活性へと変換する。40種をこえるMos変異体を用い、Mosの代謝的安定性がMosのN末端の単一のアミノ酸(Pro^2)によって規定されていること(2nd-codon ruleと命名)、CSF活性のためにはPro^2に隣接するSer^3のリン酸化による代謝的安定化が必須であることを示した。また、Mosの代謝が、ユビキチン経路によることをはじめて明らかにし、細胞周期制御におけるユビキチン系の重要性を指摘した。さらに、受精に際するMosの分解がSer3の脱リン酸化を伴うユビキチン経路によることも明らかにした。2.Mosのがん化活性と細胞周期・細胞内局在性Mosは生理的(卵成熟)には細胞周期上のG_2→M転移で機能し、がん化の際にどの細胞周期の時期で機能するかが問題となっている。そこで、M→G_1期に特異的な分解を受けるサイクリンとMosのキメラ遺伝子を作製しNIH3T3にトランスフェクトすることにより、Mosが細胞をがん化するときにはG_1期での発現が必須であることを明らかにした。この結果は、原がん遺伝子の生理活性とがん化活性の違いを細胞周期上での発現の違いとしてはじめてとらえたものである。さらに、Mosキナーゼの基質が、細胞質から核に移行する物質(たとえば、転写因子等)であることを示した。
著者
岡崎 賢志 八木 利枝
出版者
香川県産業技術センター
雑誌
研究報告 (ISSN:13465236)
巻号頁・発行日
no.12, pp.88-89, 2012-06

48種類の食品のアデノシン濃度をHPLC法で測定したところ,黒大豆,大豆,小豆,レタス,かぶ,かぼちゃ,ほうれん草,ピーマン,トマト,はくさい,あさり,パセリ,及びキノコ類が風乾重100g当たり50mgを超える比較的高い濃度であった。
著者
足達 永 岡崎 賢 崎村 陸 水内 秀城 濱井 敏 田代 泰隆 岩本 幸英
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.450-452, 2013-09-25

今回我々は術前・術後のアライメント変化と脛骨側の骨切り量・インサートサイズとの関連を評価し,骨切除量の術前予測が可能かどうかについて検討した.対象は2005年から2011年までに単顆型人工膝関節置換術(UKA)を行った.37例40膝(男性:8例9膝,女性:29例31膝)を対象とした.平均年齢は70.1歳,疾患は変形性膝関節症25例26膝,大腿骨顆部骨壊死12例14膝であった.FTAの変化量と術後の関節面上昇量には有意差があり,平均5°未満で3.5mm(-3.5mm~4.9mm),5°以上で5.2mm(5.1mm~12.5mm)であった.FTAの矯正量と脛骨関節面の上昇量は有意な相関関係にあり,術中の脛骨骨切除量の予測が可能であると考えられた.