著者
遠藤 純子 成田 宏之 工藤 勝正 駒井 裕民 時田 繁 伊香賀 俊治 林 立也
出版者
日本LCA学会
雑誌
日本LCA学会研究発表会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.113, 2005

青森県では平成15年に「青森県環境調和建築設計指針」を策定し、環境負荷低減対策を講じた県有施設整備を推進している。本指針では施設を計画する際に、施設の運用CO2排出量、LCCO2、IC、LCCを評価することとしており、これら指標値を計画段階で簡易に算出できるツール「環境負荷低減手法選択シート」を開発した。本報では本シート(庁舎版と学校版)の構成・計算手法、対策の組合わせによる検討結果を示す。
著者
加藤 元康/河合 拓郎/大桶 華子/工藤 勝/國分 正廣/新家 昇 カトウ モトヤス/カワイ タクロウ/オオケ ハナコ/クドウ マサル/コクブ マサヒロ/シンヤ ノボル KATO Motoyasu/KAWAI Takuro/OHKE Hanako/KUDO Masaru/KOKUBU Masahiro/SHINYA Noboru
雑誌
東日本歯学雑誌
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.193-199, 2000-12-30

The change to cardiovascular system of non-hypertensive (NH group) and hypertensive patients (HT group) were examined using a rate pressure product (RPP) during dental treatment of elderly patients aged a mean of 70.4 years. 1. The RPP in the NH group was significantly higher than in the HT group during local anesthesia and dental treatment. 2. The RPP in the NH group was significantly higher than that in the HT group during dental treatment without local anesthesia. 3. There were no significantly changes in RPP between the monitored and sedation groups of the HT group. The results suggested that changes in the cardiovascular system was markedly high during dental treatment for non-hypertensive patients. Therefore, local anesthesia must be carefully chosen for such patients. Intravenous sedation with diazepam is suitable for elderly patients because of safety during dental treatment. Even in elderly non-hypertensive patients, changes in RPP may occur, therefore, blood pressure, heart rate, and ECG should be monitored during dental treatment.
著者
西川 肇 藤井 壽生 工藤 勝輝 露木 延夫 近藤 勉 田原 達人
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.706, pp.77-85, 2002-05-22 (Released:2010-08-24)
参考文献数
15
被引用文献数
2 2

河川流域における森林が緑のダムとして大きく評価されるようになってきている. 森林の保水機能を軸とした沿水・利水の対策が求めはじめられた今日, 河川流域を単位とした森林の生育状況からその保水機能を定量的に評価することが河川管理上で重要なキーポイントとなる. 本研究は, 東京都民の水瓶である多摩川小河内ダム上流域を対象に, ランドサットデータで判読した森林の生育状況と林地土壌の理学的性質との相関性を定量的に分析し, 流域の持つ森林機能について解析した.
著者
後藤 浩一 工藤 勝弘 奥村 誠崇
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.358-362, 2002-11-30
被引用文献数
1 1

自然の復元を目指した緑化対策の現状を把握するために,近年竣工した3箇所のダム原石山跡地で植生調査等を実施した。その結果,厚層基材吹付工を実施した箇所では実施しなかった箇所より在来種の進入種数が少なかった。また,厚層基材吹付工に在来木本種子を混ぜて播種した箇所で播種した在来木本の植被率は,草本種子量を減じた箇所の方が高かった。小段部の植裁工については,成長した植栽木からの種子の散布による周辺のり面への定着を図ることを主眼として,厳しい立地環境である原石山跡地においても定着が可能なアカマツなどの先駆性の木本を中心に樹種を選定することが望ましいと考えられた。