著者
望月 亮
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2006-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲2202号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2006/3/15 ; 早大学位記番号:新4223
著者
望月 亮 南部 恭二郎
出版者
日本医療機器学会
雑誌
医科器械学 (ISSN:0385440X)
巻号頁・発行日
vol.75, no.5, pp.268-271, 2005-05-01

最近の研究で, 悪性脳腫瘍であっても手術で全摘できれば5年生存率がかなり高くなることが分かってきた. 悪性脳腫瘍は目視では正常組織とほとんど区別が付かず, 全摘しようとすれば手術ナビゲータなどを利用した画像誘導手術が必須である. しかし, 摘出がほぼ完了した状態で, 特に脳の機能的に重要な部位に近接したわずかな残存腫瘍を除去する段階では, 画像誘導だけでは充分でない. そこで, 術前に悪性脳腫瘍に特異的に集積する蛍光物質(Talaporfin(NPe6)や5ALA)を投与しておき, 手術中に励起光を照射すると, 残存腫瘍組織は蛍光を発するので区別できる(ケミカルナビゲーション). ところが, この蛍光は微弱で, 手術室を真っ暗にしても視認は容易でない. まして, 従来の手術顕微鏡では全く捉えられない. 2. ビデオ顕微鏡の構造 われわれは, 東京女子医科大学脳神経外科, 美原記念病院脳神経外科などの協力を得て手術用ビデオ顕微鏡の開発を行ってきた. 従来の手術用顕微鏡と違って, ビデオ顕微鏡には接眼レンズがない.
著者
藤澤 俊明 水田 健太郎 望月 亮 松村 朋香 立浪 康晴 杉村 光隆
出版者
一般社団法人 日本歯科麻酔学会
雑誌
日本歯科麻酔学会雑誌 (ISSN:24334480)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.52-65, 2022-04-15 (Released:2022-04-15)
参考文献数
9

【要約】 本邦の歯科医院における全身的合併症発症時の院内救急体制の整備状況と実態を明らかにするため,全国の郡市区歯科医師会および歯科医院を対象にアンケート調査を行った.歯科医院および回答した歯科医師会は392団体(回収率51.2%),歯科医院は392施設(回収率25.5%)であった.救急薬剤を配布している歯科医師会は48.5%,歯科医院における救急薬剤の常備率は74.5%であり,歯科医師会による配布薬剤,歯科医院における常備薬剤ともアドレナリン,アトロピン,ニトログリセリンが多かった.救急薬剤を投与した経験のある歯科医院の割合は5.6%であった.また,医療用酸素,生体情報モニタ,AEDの配備率はそれぞれ82.7%,66.3%,71.5%であった.「救急薬剤を配布している」と回答した歯科医師会190団体のうち,救急薬剤投与法の講習/研修会を開催していた歯科医師会は75.8%であった.また,過去5年間に緊急時対応・救急蘇生法の講習/研修会を開催していた歯科医師会は68.9%を占めた.歯科診療においては,生命に関わる重篤な全身的合併症を予防することはもちろん,その発症時に適切に対応するには,救急薬剤および器材を常備し,研修を怠らないことが医学的および倫理的見地から重要である.歯科医師が現実的に使用可能な救急薬剤の選定とその適正使用についての卒前・卒後教育の充実が今後の課題であると考えられた.
著者
望月 亮 福島 竜也 岩渕 浩昭 山田 良男 加藤 孝男
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.43-48, 2009
参考文献数
2
被引用文献数
1

Ku帯電力増幅FETとして世界最高出力となる50W級窒化ガリウム系高電子移動度トランジスタ(GaN HEMT)を電力増幅部に用いた、固体化電力増幅器(SSPA)を開発したので報告する。GaN FETは、増幅特性が非線形領域となる範囲が広く、3次相互変調積(IM3)の改善が欠かせないが、本装置では、バイアス条件の最適化によって、14.0〜14.5GHzの広帯域における送信出力50dBm(100W)のIM3が-25dBc以下となる性能を、-10〜45℃の周囲温度環境で達成している。また、多段のFETをカスケード接続したことによって生ずる温度利得変動を、補償する機能を具備している。
著者
菅 伸二 本多 庸悟 金子 俊一 望月 亮 百鬼 史訓
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.173-174, 1994-09-20

人間型の脚機構を持つロボットに高速立上がり、跳躍といった瞬発的な動作を行わせるための制御方法について考察する。従来、跳躍などを行うロボットはそれ専用の特別な機構を用いているが、本研究では人間型の脚ロボットを研究対象とする事を特色とする。