著者
松本 榮次 建部 昇 安部 洋一郎 松本 伸示
出版者
一般社団法人 日本理科教育学会
雑誌
理科教育学研究 (ISSN:13452614)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.183-191, 2020-07-31 (Released:2020-07-31)
参考文献数
17
被引用文献数
2

「月の満ち欠け」を科学的に理解するには地球視点と宇宙視点を交互に視点移動させる能力が必要であり,その指導は容易でない。本研究では,地球視点と宇宙視点の両方から活用できる三球儀風「月の動きと形しらべ盤」を開発した。小学校では,地球視点を中心にして「月の満ち欠け」の理解を指導するが,開発した三球儀風「月の動きと形しらべ盤」を活用することで,地球視点と宇宙視点の両方の視点から月の満ち欠けを考えることができる。平面的な教材として開発したことで,児童自身が作成することが可能となった。このクラフトを利用することで,月の動きや形についての子供たちの学習を支援することができることが示唆された。
著者
松本 榮
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR BACTERIOLOGY
雑誌
日本微生物學病理學雜誌 (ISSN:1883695X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5, pp.611-624, 1935

余ハ精製ぢふてりあふおるもわくちんヲ以テ2回注射法ニ依リテしつく反應陽性ヲ呈シタル兒童ニ應用シ, 1ケ月經過後再てすと施行ノ結果ろーふおるもわくちん3回注射法ニ依ル成績ト匹敵スル好成績ヲ實驗シ得タリ.猶ホ進ムデ更ニ之ガ實驗的研究ニ依リ其ノ抗原的能力ノ優秀ナルコトヲ實證シタリ.
著者
松本 榮
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR BACTERIOLOGY
雑誌
日本微生物學病理學雜誌 (ISSN:1883695X)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.231-242, 1934

余ハぢふてりーノ發生セサル地方ト, 年々發生スル地方ニ於ケル自然免疫存否ノ状態ヲ觀察スルハ, 防疫上極メテ有意義ナリト認メ, 小學兒童及一般幼兒ニ對シ, しつくてすとヲ實施シ, 之レガ陽性率ヲ判定シ, 更ニ防腐ノ目的ヲ以テ0.3%ノ比ニかるぼーるヲ附加シ1ケ月經過後ノてすと液ノ實驗的應用ヲ試ミタリ.
著者
佐藤 毅彦 熊野 善介 石井 雅幸 五島 政一 坪田 幸政 松本 榮次 福田 章人 丸山 修 岩崎 泰久 木村 かおる
出版者
独立行政法人宇宙航空研究開発機構
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

実験・観察を重視する新学習指導要領理科「天体」分野の教育を現場レベルで向上させることを目的に、教材・カリキュラムの開発を行った。昼間に星空を見るためには、インターネットを経由した遠隔天体観察ツールを活用した。新設単元「月と太陽」における「満ち欠け」指導方法には特に力を入れ、学習教材BaMoonを開発するとともに、視点共有のためのカメラ活用を考案し、教員研修会等で広める活動をした。