3 0 0 0 枯草菌を用いた微生物農薬の創製とリサイクルシステムの構築
大量の食品廃棄物が排出され、適当な処理方法が無い一方で、農業においては、植物病が多発し、化学農薬の過剰使用が起こっている。この問題を同時に解決するために、以下の研究を遂行した。(i)我々が分離した枯葉菌B.subtilis RB14を用い、オカラを培地とした固体培養物を微生物農薬として生産するするために、枯葉菌によるオカラの固体培養のスケールアップにおける最適条件の検討を行った。最適水分、最適温度、通気方法、センサー配置、冷却方法などの検討とそれらの制御方式の解析を行い、オカラの成分変化と抗菌物質の生産の関係の解析を行った。(ii)この培養でできた有機物の肥料効果および微生物農薬効果をポット試験にて実証した。枯葉菌によるオカラ分解物の土壌施用と分解過程の解析を行い、オカラの有機炭素、有機窒素の土壌中での変化をゲルクロ分析し、枯葉菌およびこの菌の生産する抗菌物質iturin Aおよびバイオサーファクタントsurfactinの動態変化を検討した。(iii)枯葉菌によるオカラ分解物の農薬作用の試験の実施を病原菌で汚染した土壌を用い、トマトについて実施した。病原菌はRhizoctonia solani,を対象とし、枯葉菌数の計測、iturin Aおよびsurfactinの土壌中の定量も行なった。(iv)抗菌物質iturin Aおよびsurfactinの合成に関与する遺伝子の解析とこの遺伝子と病害の抑制との関係を明らかにした。本菌の遺伝子解析および組換え体を用いた。植物試験を行い、その抑制メカニズムをあきらかにした。(V)神奈川県における有機物質の流れに関する調査を行い、システム作成の基礎を作った。
- 著者
- 松浦 明宏
- 出版者
- 東北哲学会
- 雑誌
- 東北哲学会年報 (ISSN:09139354)
- 巻号頁・発行日
- vol.16, pp.1-14, 2000-05-31 (Released:2018-02-28)
2 0 0 0 寄書
- 著者
- 松浦 明宏
- 出版者
- 東北哲学会
- 雑誌
- 東北哲学会年報 (ISSN:09139354)
- 巻号頁・発行日
- vol.31, pp.35-50, 2015 (Released:2022-08-04)
1 0 0 0 OA どこにもない「一」とすべての中にある「一」
- 著者
- 松浦 明宏
- 出版者
- 東北哲学会
- 雑誌
- 東北哲学会年報 (ISSN:09139354)
- 巻号頁・発行日
- vol.36, pp.29-46, 2020 (Released:2020-06-23)
1 0 0 0 OA 徳とは何か : 隠れたカリキュラム再考(第56回大会研究発表要旨)
- 著者
- 松浦 明宏
- 出版者
- 東北哲学会
- 雑誌
- 東北哲学会年報 (ISSN:09139354)
- 巻号頁・発行日
- vol.23, pp.109-111, 2007-05-10 (Released:2018-02-28)
- 著者
- 松浦 明宏
- 出版者
- 東北哲学会
- 雑誌
- 東北哲学会年報 (ISSN:09139354)
- 巻号頁・発行日
- vol.16, pp.1-14, 2000
1 0 0 0 プラトン『パルメニデス』篇における 全体と部分のアポリア
- 著者
- 松浦 明宏
- 出版者
- 日本西洋古典学会
- 雑誌
- 西洋古典学研究 (ISSN:04479114)
- 巻号頁・発行日
- vol.65, pp.36-47, 2017
1 0 0 0 IR 「不登校」支援についての試案(1)大学生の意見に基づいて
- 著者
- 松浦 光和 松浦 明美 Mitsukazu Matsuura Akemi Matsuura 宮城学院女子大学 東北福祉大学(大学院生) Miyagi Gakuin Women's University Tohoku Fukushi University
- 出版者
- 宮城学院女子大学紀要編集委員会
- 雑誌
- 宮城学院女子大学研究論文集 (ISSN:03867501)
- 巻号頁・発行日
- no.125, pp.23-38, 2017-12