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文献一覧: 生越 直樹 (著者)
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OA
漢字文化圏の「近代」に関する総合的研究
著者
刈間 文俊
若林 正丈
村田 雄二郎
クリスティーン ラマール
生越 直樹
伊藤 徳也
代田 智明
瀬地山 角
高橋 満
古田 元夫
若林 正丈
黒住 真
代田 智明
深川 由紀子
生越 直樹
クリスティーン ラマール
高見澤 磨
楊 凱栄
谷垣 真理子
伊藤 徳也
瀬地山 角
田原 史起
有田 伸
岩月 純一
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005
中国では、漢字が、簡略化や教育によって、血肉化され、作家達も、前近代的なものを凝視し続けた.戦前の日中関係では、日本の漢学者と漢字紙が大きな役割を果たした.戦後韓国は、漢字を駆逐する一方、伝統的な同姓不婚制度を再構築させ、台湾は、漢字を簡略化せず、80 年代以降には、多文化主義的な社会統合理念を形成した.それに対して、中国大陸では今や、漢字文化からも消費文化からも疎遠な農村が、自律と国家による制御の間で揺れ動いている.本研究は以上を実証的に解明した.