著者
川合 康央 門屋 博 池田 岳史 尾崎 洋 益岡 了
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.214-214, 2011

プロジェクト型学習は,学生主体のテーマ設定による演習形式の授業である.本稿では,プロジェクト型学習であるプロジェクト演習および卒業プロジェクトにおける学生成果物のうち,地域をテーマとしたディジタルコンテンツ制作について報告する.大学周辺の湘南地域をテーマとしたプロジェクト成果物を対象とし,表現手法によって成果物を分類した結果,動画,CG,Webコンテンツ,インタラクティブコンテンツなどが挙げられた.地域取材に基づく映像作品として,市民による祭りやイベントを取材したものが挙げられる.3DCGなどを用いた地域コンテンツでは,景観シミュレーションやARを用いたキャラクターデザインが見られた.Webによる地域紹介サイトも多く見られ,ゲーム性を持つものや廃墟や心霊スポットを対象としたものなどがある.ゲーム等のインタラクティブ作品も多く,スタイルとして完成されたルールを持つゲームであっても,地域情報を持たせることでプレイヤーはコンテンツに親しみを持つと考えられる.また,対象となるテーマに応じた独自のルールを持たせることで,地域固有の新しいコンテンツの可能性が見られた.
著者
益岡 了 谷本 尚子 中原 嘉之 尾崎 洋 川合 康央 池田 岳史
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.63, 2016

現在のオーディオ開発には、未だコンポーネント型オーディオ的なデザイン価値が強く残る。そのことがオーディ装置としての発展を阻害し、生活環境の変化、PCや携帯端末を使った音楽再生の大衆化との不均衡を生じさせた可能性も否定出来ない。本研究では一体型オーディオシステムの有意性を活かして、回路全体の効率化を図り、USB-DAC以降の増幅率の最適化・増幅回路間の適合によって、ボリューム部の排除と安定性の高い回路の実用化を図る。また各電子部品の選別やスピーカーユニットの支持方法の改善によって音響特性の改善を実施する。市場の要求からスピーカーユニットの特性に合致する十分な容量を満たす非直方体形状のエンクロージャーの採用は難しいが、本制作では音響的特性を優先した容量の確保と造形上の工夫を優先した。特にユーザーのライフスタイルへの適合を考慮した場合には、設置や配線が簡易なアンサンブル型オーディオが支持される傾向が見られた。「非直方体エンクロージャー」や「ハイブリッド型バッフル板」採用の音響上の利点も確認出来た。
著者
松田 賢 益岡 了 川合 康央
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会第70回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.414, 2023 (Released:2023-12-13)

旅客機が実用化されて以来、機内サービスはすべての航空旅客事業で必要不可欠なものとなっています。しかし航空機の旅行では、他の交通手段と比較して旅客空間内での移動や展望に制限があるなど特殊な環境に置かれます。私たちは旅客空間のデザインやサービスなどを調査し、その課題について検討した。そのために航空会社はさまざまなサービスを提供することで、乗客の利便を図ってきました。そこで私たちは、バーチャルリアリティを活用したサービスを提供することで、機内での乗客体験を向上させるためのさまざまな選択肢を検討しました。バーチャルリアリティを利用することで、より没入感のあるプライベートな体験を提供するサービスを提案した。
著者
川合 康央 池田 岳史 益岡 了
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.64, 2017

本研究は,地域の歴史的文化を伝えるための街並み景観シミュレーションシステムを開発するものである.対象地区として,旧東海道における藤澤宿(現在の神奈川県藤沢市)を選定し,開発環境としてゲームエンジンであるUnreal Engineを採用した.建築物や都市施設などの空間構成要素のモデルデータを3DCG制作環境で作成するとともに,会話可能なキャラクターも再現することとした.宿場町を自由に行動可能なようなインタラクションとして,直感的な動作可能なようゲームパッドによる操作を実装した.本システムは,藤沢市ふじさわ宿交流館において,2016年5月より常設展示され,これまでに3回のシステム更新を行っている.本研究は,江戸時代後期の旧東海道「藤澤宿」を市民に分かりやすく伝え,地域の歴史文化に興味関心を持たせることで,地域の文化継承を支援するシステムを開発することであり,およそ当初の目的を達成したと考えられる.今後,他の宿場町でも自由に再現可能なプラットフォーム化を計画している.
著者
川合 康央 池田 岳史 益岡 了
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.282, 2017 (Released:2017-06-29)

本研究は,地域の歴史的文化を伝えるための街並み景観シミュレーションシステムを開発するものである.対象地区として,旧東海道における藤澤宿(現在の神奈川県藤沢市)を選定し,開発環境としてゲームエンジンであるUnreal Engineを採用した.建築物や都市施設などの空間構成要素のモデルデータを3DCG制作環境で作成するとともに,会話可能なキャラクターも再現することとした.宿場町を自由に行動可能なようなインタラクションとして,直感的な動作可能なようゲームパッドによる操作を実装した.本システムは,藤沢市ふじさわ宿交流館において,2016年5月より常設展示され,これまでに3回のシステム更新を行っている.本研究は,江戸時代後期の旧東海道「藤澤宿」を市民に分かりやすく伝え,地域の歴史文化に興味関心を持たせることで,地域の文化継承を支援するシステムを開発することであり,およそ当初の目的を達成したと考えられる.今後,他の宿場町でも自由に再現可能なプラットフォーム化を計画している.
著者
益岡 了 野宮 謙吾 三原 鉄平 南川 茂樹 中西 俊介 川合 康央 池田 岳史
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.248, 2019 (Released:2019-06-27)

平成33年度、岡山県立大学のデザイン学部では、学部の再編が予定されている。そのために現在新学科の卒業認定・学位授与の方針(以下DP)・教育課程編成・実施の方針(以下CP)・入学者受入れの方針(以下AP)の策定やカリキュラム編成が進められている。改変されたデザイン学部は、現在のデザイン工学科と造形デザイン学科の2つの学科の教育理念を発展的に継承する事が求められる。そのために効率的な教育・研究のための編成や実際の運用には様々な課題が想定できる。 そこで新しいデザイン教育組織のDP・CP達成のための教育体制の確立を目指して、本学と類似したデザイン教育・研究機関を持つ大学のデザイン教育を様々な視点から調査し、比較を行った。特に中央教育審議会大学分科会大学教育部会からはDP・CP・APの3つのポリシーの一体的な策定が要求されており、それらのポリシーの一体性にも留意する必要がある。そこで対象校のDP・CPを比較しつつ、それらのポリシーの達成、教育上の運営について総合的に調査・検討した。
著者
益岡 了 尾関 圭 小森 久栄 尾崎 洋
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第55回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.181, 2008 (Released:2008-06-16)

現在、3DCG の技術は以前と比べ、コンピューターの性能向上、ソフトウェアの技術向上により急速な発展を遂げ、より精微な表現が可能となった。そこで日本画を調査、研究し、現代の3DCG 技術を使い日本画の持つ独特な表現を再構築することで、新しい日本画的3DCG表現の可能性と、視覚的な親和を目指した。3DCG アプリケーションをそのまま使用しただけでは、日本画的な表現の再現が困難であるために、レンダリング表現の一つである、トゥーンレンダリング技術の活用について検討した。そして基本的なトゥーンシェーダーを改良し、「筆画風トゥーンシェーダー」の開発を行い、輪郭線線の幅を手描きのように自然な風合や日本画の持つ柔らかい陰影表現を含んだ日本画的な表現を可能にした。日本画と西洋的な技術を持った3DCG の融合は、日本独自の芸術表現形の可能性の一つであると考える。
著者
益岡 了 池田 岳史 川合 康央
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.48, pp.370-371, 2001-10-15

We focused FTP( : French Toast Picnic) 2000,2001 : Automobile Festival at Kanaz Forest of Creation in Fukui by view point of design for cultural activities or local community promotion.FTP was managed by volunteer group of community with small operating expenses. They introduced e-mail communication between their rooms, offices and portable telephones for rapid contact and decisionmaking.As they succeeded in their closer conection, efficiency work and management Automobile Festival.We made inspection goodwill of entrants in time rally game toward that event.
著者
益岡 了 材野 博司
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.1-10, 1997-11-30
被引用文献数
7

人間の移動における継起的体験と空間構造との関係に基づいたシークエンスの研究において, どのような行動変化を手がかりに, 実際の空間や景観の変化に伴った行動として認識するのかが問題となる。そこで本報告は, シークエンスにおける短時間の行動や視覚の認知の連続をより正確に把握するために, 心理学などの研究で用いられている特定の装置を改良し, 景観行動の実態を解明することを目的とする。調査の結果, 特定の空間の変化と行動, および生体反応とが対応した関係にあることが明らかになった。また全く同一の空間の歩行であっも, 往路と復路という歩行方向によって行動・反応に違いがあることが分かった。これらのことから, 実際に空間や景観を体験する歩行者の行動や認識を予想することにおいて, 空間を歩行方向に向けて断面図的に解析し, 継起的な歩行者の体験に基づく景観の分析を行う手法の有効性が確認できた。
著者
益岡 了 谷本 尚子 尾崎 洋 池田 岳史 川合 康央
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.11, 2014 (Released:2014-07-04)

フレンチトーストピクニックは、2000年金津創作の森美術館で開催された今村幸次郎氏の作品展の関連企画として開始された。車を中核としたイベントは国内各地で頻繁に実施されているが、当時福井県内では大規模な開催例が無く、他の地域の同類のイベント実績を参考にしながら、より文化政策と適合しつつ地方振興としての側面を強調した運営が決定された。 第一回開催は、創作森美術館開館以来、最大の入場者数の動員が見られた。参加者・スタッフの感想も概ね好評であり、圧倒的な来場者数や地域振興の意義が評価され、以降の毎年開催が終了直後に決定された。 僅かな予算と限られた有志の協力で15年以上に渡って数千人規模のイベントを継続できたことは、美術館・施設の有効活用だけでなく、地域全体へ波及と活性化との視点からも注目できる。 現在では、旧車の同乗走行会も実施され、これは年少から壮年まで参加者に好評であり、文化遺産の学習体験の機会とも考えられる。希少車の実走行を含めた展示は注目され、雑誌や新聞、テレビの取材も増えた。この様に北陸地域の車文化を全国に伝え、活気ある交流の場として、地域振興の舞台として、その存在が知られつつある。