著者
秋元 良仁
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.79, no.1, pp.10-15, 2016 (Released:2017-03-22)
参考文献数
14

デジタルアーカイブにおいて,データを効率的に管理・運用するためには,メタデータ(データを説明するデータ)の活用が必要不可欠である.本解説では,平成27年度日本写真学会画像保存セミナーのテーマである 「保存のための管理運用保存」 の観点から,具体的なメタデータ活用事例として,文化財・出版物・Webコンテンツのメタデータを取り上げ,その現状を概観する.
著者
秋元 良仁
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.11, pp.1578-1581, 2007-11-01 (Released:2010-01-15)
参考文献数
5
被引用文献数
1
著者
秋元 良仁 亀山 渉
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.9-22, 2012-03-26 (Released:2012-06-29)
参考文献数
12

本論文は,博物館や美術館間において,収蔵品の属性情報(Museumメタデータ)を共有・交換可能にする新しい記述言語Fuzzy Schema(FS)を提案する. FS言語は,分散環境におけるスキーマ共有を促進するため,独自のデータモデルである「マッピング・パターン」と「あいまい度」の2つの機構を備えている. これらの機構は,分散環境におけるMuseumメタデータに対して,情報の相互互換性を提供することができる. 我々は,FS言語を用いてMuseumメタデータを記述することで,博物館・美術館間でMuseumメタデータの共有・交換が可能になることを示した.
著者
秋元 良仁 亀山 渉
出版者
Japan Society of Information and Knowledge
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.9-22, 2012

本論文は,博物館や美術館間において,収蔵品の属性情報(Museumメタデータ)を共有・交換可能にする新しい記述言語Fuzzy Schema(FS)を提案する. FS言語は,分散環境におけるスキーマ共有を促進するため,独自のデータモデルである「マッピング・パターン」と「あいまい度」の2つの機構を備えている. これらの機構は,分散環境におけるMuseumメタデータに対して,情報の相互互換性を提供することができる. 我々は,FS言語を用いてMuseumメタデータを記述することで,博物館・美術館間でMuseumメタデータの共有・交換が可能になることを示した.
著者
秋元 良仁 亀山 渉
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.34, pp.9-16, 2007-03-27
被引用文献数
1

近年の情報技術の進展に伴い、ユーザが利用できるコンテンツの量は飛躍的に増大している。特に博物館における文化財のディジタルコンテンツ化の進展は著しく、これらのコンテンツにアクセスするためのユビキタスな情報環境基盤も整いつつある。このような状況では、メタデータを用いて多様なデータベースからユーザの要求に応じて意味のあるコンテンツを横断的に紡ぎ出す技術が求められる。そこで、本稿では、異なるメタデータスキーマで管理される複数のデータベースを横断的に利用するために、各スキーマ間の類似性を記述できる言語「ファジィ・スキーマ」を導入する。更に、ファジィ・スキーマを用いて各メタデータスキーマを統合できる機構の構築を検討する。As information technology has progressed recently, the amount of contents that can be used increases. And, there is an enviroment in which lots of contents can be accessed at anytime and anywhere. In this situation, a technology is needed to extract useful information from various contents by using metadata in order to meet the user's requirements. In this paper, first, we summarize the current state of metadata technology and problems. then, we propose the concept called Fuzzy Schema which can flexibly construct metadata schema. And we describe the design of Fuzzy Schema language taking an example of metadata schema of museum. And, we also propose metadata schema integration based on museum information.
著者
秋元 良仁 亀山 渉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.195, pp.59-66, 2006-07-21

近年の情報技術の進展に伴い,利用できるコンテンツの量は飛躍的に増大している.また,これら膨大なコンテンツにいつでもどこでもアクセスできるユビキタスな環境も整いつつある.このような状況では,メタデータを用いて多種多様なコンテンツから利用者の要求に応じて意味のある情報を横断的に紡ぎ出す技術が求められる.そこで,本稿ではまずメタデータの現状と問題点を整理する.それをもとに,必要に応じて柔軟にメタデータスキーマを構築できる「ファジー・スキーマ」という概念を提案する.更に,複数の博物館の資料情報管理用メタデータスキーマを例に,ファジー・スキーマの言語設計の指針を示す.