著者
科学技術・学術基盤調査研究室
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2016-08 (Released:2016-08-01)
著者
科学技術・学術基盤調査研究室
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2017-08 (Released:2017-08-04)
著者
科学技術・学術基盤調査研究室
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2014-12 (Released:2014-12-05)

本調査研究では、論文の謝辞情報を用いたファンディング情報把握に向けて、Web of Science® (Science Citation Index Expanded)に収録されている日本論文を対象に、謝辞情報の収録状況や表記バリエーションの実態をデータベース分析および事例分析を通じて把握した結果について報告する。 データベース分析から、Web of Scienceに収録されている日本論文(2009年~2012年)の約60%に謝辞情報が含まれていることが確認された。日本語で記述された論文や日本を出版国とするジャーナルにおける謝辞情報の収録割合は、英語で記述された論文や日本以外を出版国とするジャーナルに比べて低い。また、38のジャーナルに対する事例分析から、日本以外を出版国とするジャーナルの95%で、執筆の手引きに資金情報の記述についての言及があるのに対して、日本を出版国とするジャーナルではその割合が61%に留まることが明らかになった。謝辞情報には多くの表記バリエーションが存在し、そのままでは資金配分機関等の出現頻度の正確な集計は困難である。そこで、出版年が2008~2013年の日本論文のうち、謝辞情報を含む23万論文に出現する資金配分機関等レコード約54万件の表記バリエーションのクリーニングを行い、約33万件が日本の機関、約16万件が外国の機関であることを同定した。日本の機関については、機関レベルで名寄せを行うことで、約1,700の資金配分機関等との対応付けを行った。また、クリーニングを実施した資金配分機関等の情報を用いて試行的な分析も行った。データベース分析および事例分析の結果を踏まえ、謝辞情報を用いた事業やプログラムレベルの分析を可能とし、研究者への負担も軽減するための方策として、我が国で統一した課題番号(統一課題番号)を導入することを提案し、その実現に向けて想定されるロードマップを議論した。 Toward measurement of funding information based on acknowledges in scientific papers − Understanding of current status of acknowledgements and a proposal of a future direction of data standardization – Research Unit for Science and Technology Analysis and Indicators, National Institute of Science and Technology Policy (NISTEP) ABSTRACT This study shows the results of comprehensive studies of the status of acknowledgements information in Web of Science (Science Citation Index Expanded). About 60% of scientific papers from Japan registered in Web of Science (PY2009-2012) include the acknowledgement information. The percentage of registration of the acknowledge information is lower than the average in scientific papers written in Japanese and those published in journals that are published by Japanese publishers. Case studies of 38 journals revealed that 95% of journals published by non-Japanese publishers mention about funding information in a guide to authors, while the percentage is 61% in journals published by Japanese publishers. The acknowledge information in Web of Science cannot be used for analyses as its original expressions due to heterogeneity of the expressions. We analyzed about half a million records of funding information and identified that about 330,000 records are attributable to Japanese funding institutions and 160,000 records are attributable to foreign funding institutions. We conducted name harmonization of records of Japanese institutions and linked them to about 1,700 Japanese funding institutions. We also performed experimental analyses by using the harmonized names. Based on the database analyses and case studies, we propose a concept of a standardized grant number that enables initiative- or program-level analyses and reduces researchers' burden on writing funding information in the acknowledgement. We also discuss a possible loadmap to achieve the standardized grant number.
著者
科学技術・学術基盤調査研究室
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2013-08 (Released:2013-08-23)

「科学技術指標」は、我が国の科学技術活動を客観的・定量的データに基づき、体系的に把握するための基礎資料であり、科学技術活動を「研究開発費」、「研究開発人材」、「高等教育」、「研究開発のアウトプット」、「科学技術とイノベーション」の5つのカテゴリーに分類し、関連する多数の指標で我が国の状況を表している。今回の「科学技術指標2013」では、「研究開発のアウトプット」の構成を変更した。論文数のカウント方法の概念をより詳しく説明し、論文の質的観点から見たTop1%補正論文数についても新たに分析した。また、パテントファミリーを用いた特許出願数の国際比較を実施した。「科学技術とイノベーション」の章では、ミディアムハイテクノロジー産業の貿易額の推移といった指標を追加し、充実を図った。 今回の「科学技術指標2013」では、昨年版と比較して様々な指標で変化が見られた。近年、減少が続いていた日本の研究開発費総額は、前年度と比較して1.6%増加した。研究者の新規採用者数については、2009年をピークに減少し続けている。大学学部入学者、修士課程の入学者、博士課程入学者数は、いずれも2011、2012年度と連続して減少している。日本の論文数は、分数カウント法(論文の生産への貢献度)によると、世界第3位である。また、Top10%補正論文数は第6位であり、Top1%補正論文数では第7位である。また、各国の発明の数を国際比較するための指標であるパテントファミリーを用いた特許出願数では、日本は世界第1位である。