著者
牛久 智加良 曽雌 茂 井上 雄 篠原 光 篠原 恵 大川 杏里 梶原 隆義 中島 由晴 勝見 俊介 丸毛 啓史
出版者
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
雑誌
Journal of Spine Research (ISSN:18847137)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.51-55, 2020-02-20 (Released:2020-02-20)
参考文献数
9
被引用文献数
1

はじめに:化膿性脊椎炎の保存的治療初期のCRP値改善率が治療期間と相関するか不明である.対象と方法:保存的治療で感染沈静化した41例を対象とし治療開始後1週目までのCRP値改善率を求め,その中央値(54.9%)から良好群と不良群に分け治療期間を比較した.結果:平均治療期間は,良好群37.9日,不良群69.7日であった(p<0.05).結語:1週目のCRP値改善率は治療期間に関連した.
著者
杉崎 太郎 中村 元昭 柳田 将志 本田 元就 篠原 光子 生田 哲也 大地 朋和 釘宮 克尚 山本 亮 神田 さおり 山村 育弘 屋上 公二郎 小田 達治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.1, pp.47-52, 2007-04-05

65nm世代以降、最も一般的に用いら手いる6T-SRAMは多くの問題に直面している。そこで、我々は6T-SRAMに代わるSRAMを検討している。今回、バルクシリコンウエハーを用いて、サイリスタをSRAM(Static Random Access Memory)セルに応用することを試みた。このBulk Thyristor-RAM(BT-RAM)は、バルクシリコンウエハーを用いているために、コストを抑えることができる上に混載デバイスとの相性もよい。さらに100psの高速書き込み/読み出しが可能、オン電流とオフ電流の比が10^8以上、スタンバイ電流が0.5nA/cell以下と非常に良好な特性を示した。また、アノード領域に選択エピタキシャル技術を用いることで、理想セルサイズも30F^2(Fはデサインルール)と従来型の6T-SRAMの約1/4のサイズになっている。このようにBT-RAMは現在SRAMの直面している問題を解決し、65nm世代以降に有望なデバイスであることがわかった。
著者
野島 一彦 桂木 彩 篠原 光代 二ノ宮 英義 原田 絵美子 吉田 眞美 李 暁霞
出版者
九州大学
雑誌
九州大学心理学研究 (ISSN:13453904)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.175-183, 2007

This paper is a trial of the facilitator training for structured encounter group by using "Collaborative Method". Six facilitators facilitated a structured encounter group (8 sessions, 90 minutes, every week) with an experienced facilitator, and the "collaborative method" and "theme decided method" were introduced to the group. The group structure and the group process of this group were narrated. As the results, three points were discussed as below; (1) Characteristics and significance of the "Collaborative Method", (2) Characteristics and significance of the "theme decided method", (3) Acquisition of the facilitation technique. It was concluded that "Collaborative Method" is useful as facilitator training for structured encounter group.
著者
大浦 清 東 泰孝 篠原 光子
出版者
大阪歯科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1998

本研究では、白血球機能に対する化学療法薬の影響を評価する第一歩として、感染初期の非特異的な自然免疫機構において重要な機能的役割を演じているマクロファージおよび好中球機能に対するニューキノロン薬の影響について検討を行った。ニューキノロン薬はオフロキサシン、ロメフロキサシン、トスフロキサシン、フレロキサシン、スパルフロキサシン、およびレボフロキサシンの6種類を使用した。平成10年度は、ニューキノロン薬のマクロファージ機能に対する影響について検討を行った。マクロファージ遊走能および貪食能は、用いたすべてのニューキノロン薬によって有意に減少することが明らかとなった。さらに、スーパーオキサイド産生能を検討した結果、用いたすべてのニューキノロン薬において産生能の有意な増加が認められた。平成11年度は、ニューキノロン薬の好中球機能に対する影響について検討を行った。好中球接着能に対する影響は、ロメフロキサシン、およびスパルフロキサシンでは好中球接着能を有意に増加させたが、他の薬剤では接着能に有意な変化は見られなかった。また、貪食能に対しては、オフロキサシン、ロメフロキサシン、フレロキサシン、およびレボフロキサシンにおいて有意な増加が見られたが、他の薬剤では貪食能に有意な変化は見られなかった。次に、スパーオキサイド産生能を検討した結果、トスフロキサシンでは、産生能の有意な増加を示したが、これ以外の5種類のニューキノロン薬においてはスーパーオキサイド産生能の有意な減少が認められた。さらに、過酸化水素産生能に対しては、トスフロキサシンによる有意な増加とスパルフロキサシンによる有意な減少が観察された。上記成績により今回検討した6種類のニューキノロン薬は、マクロファージおよび好中球機能に対して異なった影響を与えることが明らかとなった。