著者
船橋邦子著
出版者
木犀社
巻号頁・発行日
1996
著者
船橋
雑誌
信学論
巻号頁・発行日
vol.73, no.1, pp.140-145, 1990
被引用文献数
1
著者
船橋 賢一
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.J73-A, no.1, pp.139-145, 1990-01-25

画像等の情報圧縮に3層ニューラルネットワークを応用する研究が近年なされているが,これを3層ニューラルネットワークで恒等写像を近似的に実現する問題としてとらえ,hidden層に一般に非線形ユニットをもつ場合に,主成分分析との関連を明らかにすることにより,データの統計的性質とhiddenユニット数および近似の度合いの下限値との関連を理論的に明らかにした.これにより,3層ネットワークによる情報圧縮の性能は,従来のK-L変換を用いる方法による性能を越えることはないことを理論的に示した.また,汎化(generalization)の現象の理論付けをこの場合に行った.
著者
船橋 力
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.382-383, 2018-03-15

グローバル人材育成の必要性が叫ばれる中,文部科学省は官民協働で留学を促進するキャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を2013年から運営.主な取り組みである「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」では民間寄附による高校生,大学生を対象とする返済不要の留学奨学金を給付しており,すでに4,300名を輩出してきた.2017年からは最先端テクノロジーを学ぶ学生のための枠も新設している.本稿では同制度の背景,概要と,奨学金を利用してトロント大学に留学し人工知能について学び,シリコンバレーでインターンシップを経験した大阪大学の佐久間洋司さんによる体験談を御紹介する.

1 0 0 0 OA 1.肥満の役割

著者
下村 伊一郎 船橋 徹 松澤 佑次
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.93, no.4, pp.655-661, 2004-04-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
6
被引用文献数
6 3

肥満・脂肪蓄積が糖尿病,高脂血症,高血圧といった動脈硬化につながる疾患群の基盤病態であることが明らかとなり,診断・治療の両面より,肥満状態の評価・対応が重要となる.近年の研究により,これまで単なるエネルギーの貯蔵倉庫と考えられてきた脂肪組織が実はさまざまな生理活性分泌因子群(アディポサイトカイン)を内分泌し,生体の代謝・動脈壁の恒常性の維持に重要な役割をはたすこと,その産生バランスの異常が上記疾患群を引き起こすこと,崩れたバランスを正常化させることが疾患の治療につながることが示された.アディポネクチン,レプチン, PAI-1, TNF-αといったアディポサイトカイン制御は,今後metabolic syndrome治療の中心になってくる可能性が高い.