著者
草地 功 小林 祥一 武智 泰史 中牟田 義博 長瀬 敏郎 横山 一己 宮脇 律郎 重岡 昌子 松原 聰
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集 日本地質学会第118年学術大会・日本鉱物科学会2011年年会合同学術大会
巻号頁・発行日
pp.142, 2011 (Released:2012-03-28)

岡山県備中町布賀鉱山のゲーレン石・スパー石スカルンに近接した結晶質石灰岩を貫く,武田石など種々のカルシウムホウ酸塩鉱物からなる不規則な脈中の含水カルシウムホウ酸塩鉱物(草地ら,2004)について,新たな分析を行い,このたび国際鉱物学連合,新鉱物命名分類委員会より,新種「島崎石」として承認された。命名は、スカルンの鉱物学、鉱床学に多大な貢献をした島崎英彦東京大学名誉教授に因む。
著者
草地 功 逸見 千代子 逸見 吉之助
出版者
Japan Association of Mineralogical Sciences
雑誌
岩石鉱物鉱床学会誌 (ISSN:00214825)
巻号頁・発行日
vol.79, no.7, pp.267-275, 1984-07-05 (Released:2008-08-07)
参考文献数
15
被引用文献数
10 20

岡山県川上郡備中町布賀にはゲーレン石・スパー石スカルンが発達している。そのうち道路際露頭と称されている露頭のスパー石スカルン中に大江石を含む輻 1-3cm の細脈を見出した。共生鉱物としては大江石の他に,バルトフォンテイン石,スコート石,ゾノトラ石,方解石がある。大江石とスコート石はスパー石スカルン形成後の割目充填鉱物として初生的に生成され,脈中では中心部のスコート石帯の両側に,各々が 1-3mm の幅で交互に2条ずつ配列する対称的な帯状構造を示している。バルトフォンテイン石,ゾノトラ石は大江石,スコート石生成後の作用により,スコート石から二次的に生成されたものである。 この論文は大江石,パルトフォンテイン石,スコート石についての化学組成, X 線粉末回折値,光学的性質および物理的性質を求めるとともに,大江石を含む脈の構成鉱物の生成過程を考察した。
著者
大西 政之 草地 功 小林 祥一
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集 日本鉱物科学会 2007年度年会
巻号頁・発行日
pp.204, 2007 (Released:2008-09-02)

大阪府箕面市温泉町に位置する平尾旧坑から産出したZn4SO4(OH)6・5H2Oの組成をもつ未知鉱物が,国際鉱物学連合の新鉱物・命名・分類委員会によって新鉱物・大阪石 (osakaite) として承認されたので,大阪石の産状,物理的・結晶学的性質,化学組成および成因について報告する.