著者
丸山 悦子 茂木 育子 浅野 由美 末安 加代子 峰雪 敬子 橋本 慶子 長谷川 千鶴
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.30, no.7, pp.603-607, 1979-08-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
8

1) 筍から硫安分画, 各種カラムクPtマトグラフィーにより, p-HPP hydroxylaseを約300倍に精製し, 本酵素の分子量はゲル濾過法により約10,000と推定された.2) 精製酵素はp-HPPに高い特異性を示し, 基質濃度9×10-3Mで最大活性となり, 10-2M以上の濃度では基質阻害がみられた.3) 筍においても, p-HPP hydroxylaseにより, かHPPから化学量論的にホモゲンチジン酸が生成されることが示された.