著者
鷲見 洋一
出版者
慶應義塾大学アート・センター
雑誌
Booklet (ISSN:13420607)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.94-120, 2009

FUKUZAWA Yukichi 3 : 図版削除福澤諭吉と言文一致体「語る」福澤と「描く」マネ<<チュイルリー公園の音楽会>>と社中・交際の思想「遊歩者」福澤と仲間たち現地取材から『西洋事情』まで量や数への偏執と「近代化」フランス、ヨーロッパにおける「近代化」「近代」の表象システムフランスにおける写真術ナダールと写真の芸術性福澤と人類学、精神医学への応用
著者
鷲見 洋一 井田 尚 井上 櫻子 真部 清孝 小嶋 竜寿 逸見 竜生 隠岐 さや香 小関 武史 寺田 元一
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

『百科全書』に散在する典拠データへの関心が私たちの研究の出発点であった。この大事典は16世紀から18世紀にかけての複雑なテクスト間の照合関係の歴史に与しており、コピー・ペーストこそが項目著者の常套手段だった。私たちが開発するデータベースは『百科全書』に含まれる無数の典拠情報を検討する「典拠研究」を実践することで、この歴史に迫ろうとするものである。抽出するデータは「著者」と「タイトル」に関するもので、それらの多くが不完全な形で表記されているため、常時「正規化」という厄介な作業を強いられる。
著者
鷲見 洋一
出版者
岩波書店
雑誌
思想 (ISSN:03862755)
巻号頁・発行日
no.1079, pp.7-30, 2014-03
著者
鷲見 洋一
出版者
岩波書店
雑誌
文学 (ISSN:03894029)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.161-179, 1997-04
著者
高橋 博巳 安藤 隆穂 玉田 敦子 鷲見 洋一 伊東 貴之 川島 慶子 長尾 伸一 逸見 竜生 寺田 元一 渡辺 浩 堀田 誠三 渡辺 浩
出版者
金城学院大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

当プロジェクトは、18世紀の公共知の東西比較を中心に、内外の研究者と共同研究を行ってきた。とくに朝鮮通信使を介しての日朝比較には、韓国の研究者と知見を共有し、当時の文芸共和国的な側面を解明することによって、これまで国ごとに分断されていた文学や思想の研究に新生面を開くことができた。これに比べると、清朝の文人や思想家とのより広範な知的交流の解明はなお道半ばと言わざるを得ず、より一層の深い解明が期待される。個別には伊東は『心身/身心と環境の哲学』、寺田・逸見らは『百科全書の時空 典拠・生成・時空』、長尾は『複数世界の思想史』において、従来の視点を大きく転換したり深化させて、新生面を開いている。
著者
鷲見 洋一
出版者
慶應義塾大学
雑誌
藝文研究 (ISSN:04351630)
巻号頁・発行日
vol.67, pp.191-201, 1995-03-10

七字慶紀, 若林眞両教授退任記念論文集I: 分類への情熱II: 合法化された侵犯III: 秘境の発見と異界の踏査
著者
鷲見 洋一
出版者
慶應義塾大学藝文学会
雑誌
芸文研究 (ISSN:04351630)
巻号頁・発行日
no.89, pp.288-269, 2005

立仙順朗教授退任記念論文集I 原典資料II 先行基礎研究III 新しい展開IV 電子テクストとその短所・長所V 新しい研究動向を踏まえた研究プロジェクト
著者
高宮 利行 松田 隆美 アーマー アンドルー 鷲見 洋一
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1998

西洋中世写本及び初期印刷本のデジタル撮影をするにあたって、研究素材への物理的負担を最小限にとどめさらに短時間で高精細の全ページデジタル・ファクシミリを製作するための撮影環境を整備するために、独自のデザインによる専用撮影架台を制作し、撮影対象ページの平面性やサイズの同一性の確保のために実験を重ね、短時間で均質な高精細画像の取得が可能となった。その環境で通常のアナログカメラ(4×5及び6×7)と2048×2048pixelの画像の撮影が可能なSHD View-2デジタルカメラ(NTT/オリンパス製)の両方を用いて、稀覯書のデジタル化作業を進めた。その結果、慶應義塾大学内はもとより、海外の大学や研究期間との国際的協力のもとに、2年間で「グーテンベルク聖書」(慶應義塾大学所蔵、マインツ市、グーテンベルク博物館所蔵、英国図書館所蔵)、チェーザレ・リーパ『イコノロジーア』全5巻(1764-67)、西洋中世写本零葉コレクション、15世紀の時祷書写本(以上、慶應義塾図書館所蔵)などをデジタル撮影して、その経過をウェブサイト(http://www.humi.keio.ac.jp)やCD-ROMで公開した。またネットワーク上でデジタル画像を用いて書物文化研究を遂行するための研究環境の整備につとめ、オンライン比較校合、初期印刷本へのOCRの応用、画像のデータベースのキーワード検索、画像比較のための部分拡大などの実験を、ケンブリッジ大学などの協力を得ておこなった。デジタル撮影、デジタル画像のデータベース化、ネットワークを介した公開、ネットワークを利用した研究環境の構築をひとつの流れとして確立し、その環境の物で各研究分担者及び研究協力者は、初期印刷本の印刷行程に関する書誌学的研究、写本および初期印刷本におけるテクストと挿絵の相互作用に関する研究、デジタル撮影美術のさらなる改良などの個別研究を推進した。
著者
鷲見 洋一
出版者
慶應義塾大学藝文学会
雑誌
藝文研究 (ISSN:04351630)
巻号頁・発行日
vol.89, pp.269(48)-288(29), 2005-12 (Released:2005-00-00)

立仙順朗教授退任記念論文集 I 原典資料II 先行基礎研究III 新しい展開IV 電子テクストとその短所・長所V 新しい研究動向を踏まえた研究プロジェクト