- 著者
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宮川 洋一
山崎 浩二
名越 利幸
渡瀬 典子
ホール ジェームズ
土屋 明広
田中 吉兵衛
立花 正男
山本 奬
今野 日出晴
川口 明子
田代 高章
藤井 知弘
長澤 由喜子
遠藤 孝夫
MIYAGAWA Yoichi
YAMAZAKI Kouji
NAGOSHI Toshiyuki
WATASE Noriko
James M HALL
TSUCHIYA Akihiro
TANAKA Kichibei
TACHIBANA Masao
YAMAMOTO Susumu
KONNO Hideharu
KAWAGUCHI Akiko
TASHIRO Takaaki
FUJII Tomohiro
NAGASAWA Yukiko
ENDOU Takao
- 出版者
- 岩手大学教育学部附属教育実践総合センター
- 雑誌
- 岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 (ISSN:13472216)
- 巻号頁・発行日
- no.14, pp.219-230, 2015
本研究の目的は,4年次後期に必修となった教職実践演習における模擬授業のあり方を検討し,評価基準を策定することにある。そのうえで,ICTを活用して,組織的に評価を行うシステムを構築し,試験的運用を行うことである。「教職実践演習」は,「教育職員免許法施行規則の一部を改正する省令」により,平成22年(2010)年度入学生から導入される教員免許必修科目であり,学生が最終的に身につけた資質能力を,大学が自らの養成教員像や到達目標に照らして最終的に確認することを目的としている。中教審による「今後の教員養成・免許制度の在り方について(答申)」(2006)によると,教職実践演習の授業内容は,①使命感や責任感,教育的愛情に関する事項,②社会性や対人関係能力に関する事項,③幼児児童生徒理解や学級経営に関する事項,④教科・保育内容等の指導力に関する事項を含めること,が適当であるとされている。そして,教職実践演習の実施にあたっての留意事項として,授業の方法は演習を中心とすること,役割演技(ロールプレーイング),事例研究,現地調査(フィールドワーク),模擬授業等も積極的に取り入れることが望ましいこと等が示されており1),極めて実践的・実務的色彩の強い内容となっている。