著者
鈴木 好一 北崎 梅香 野沢 和久
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.61, no.718, pp.321-322, 1955-07-25
著者
長尾 捨一
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.64, no.759, 1958-12-25
著者
岡田 博有
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.67, no.790, 1961-07-25
著者
長尾 捨一
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.68, no.802, pp.415-416, 1962-07-25
著者
鈴木 好一
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.48, no.578, pp.520-525, 1941-11-20

明治23年北海道廳より出版された「北海道地質略論」中に於て, 故神保小虎教授は石狩國空知炭田の第三紀層産として3種の非海棲貝化石, 即ちPaludina sp., Anodonta sp., 及び Cyrena sp., を圖示して居る。同時に出版された英文の「北海道地質圖説明書」にもこれら3種の名を擧げてあるが, 圖はない。これらの化石の正確な層準及び産地は不幸にして不明であるが, 石狩統中のものであることだけは先ず確であらう。最近東大地質學教室は保存されてゐる Paludina sp., の原標本 2箇及び Anodonta sp., の原標本 1箇を調べて見た所, 前者は Viviparus の1新種, V., jimboi SUZUKI, n., sp., で後者は Margaritifera perdahurica (YOKOYAMA) の1型であることを知った。Cyrena sp., の原標本は未だ見つからないが, 神保教授の圖から判斷すれば恐らくは Corbicula atrata tokudai (YOKOYAMA) の高くて亞三角形を呈する型に屬するものではないかと考へられる。新種 Viviparus jimboiに就ては詳しい記載と比較を本文中に與へておいた。2標本中の1箇に〓の跡が残ってゐるのは興味深いことである。
著者
田中 啓策 今井 功
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.58, no.682, 1952-07-25
著者
松井 和典 河野 義礼
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.61, no.718, pp.338-339, 1955-07-25
著者
須貝 貫二 細野 實 久保 恭輔
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.56, no.656, pp.307-308, 1950-07-30
著者
鳥井 真之 尾田 太良
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.107, no.6, pp.379-391, 2001-06-15
被引用文献数
4 9

鹿児島県に分布する伊作火砕流堆積物と新第三系宮崎層群上部に挟在する久峰凝灰岩層(HST-4)の岩石学的特徴と古地磁気学的特徴にもとづいて両者は対比できることが明らかになった.また, HST-4凝灰岩層はバブルウォール型火山ガラスを主体としたco-ignimbrite ash-fall depositであることから, 両者をまとめて伊作-久峰テフラと呼称する.さらに, HST-4凝灰岩層の挟在する高鍋層下部は, 古地磁気および浮遊性有孔虫化石層序による複合層序学的検討からChron 2An.2 rに対比される逆帯磁帯MMR-Bの最下部に位置することが判明し, このテフラの噴出年代は古地磁気年代尺度に従えば約3.3 Maと推定される.
著者
羽田 忍
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.95, no.3, pp.246-247, 1989-03-15
著者
飯島 南海夫 石和 一夫 甲田 三男 田口 今朝男
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.62, no.734, pp.622-635, 1956-11-25
被引用文献数
5 1
著者
林 愛明 付 碧宏 郭 建明 曽 慶利 党 光明 何 文貴 趙 越
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.108, no.7, pp.XV-XVI, 2002-07-15

2001年11月14日午後5時26分(現地時間), 中国北西部青海省と新彊自治区との境界付近の昆崙山中部においてMs 8.1の地震が発生した(第1図). 震源は, チベット北部の山岳地帯であるため, 犠牲者や大きな被害の報告はない. 今回の地震では, 東西走向を持つ昆崙断層(Kunlun fault)沿いに長さ400kmにおよぶ地表地震断層が現れた(第1図, Lin et al. , 2002). 地震直後の現地調査により, 地震断層は全体的に75°~90°北への傾斜角もつ, ほぼ純粋な左横ずれであること, 左横ずれ量は最大で163mに達すること, 地震断層の割れ目帯の幅は数メートルから10kmまで変化すること, などが明らかにされた. 地震断層の西側末端部の延長部についてはまだ未確認であるが, 今回の調査で地震断層は少なくとも400 kmに達することが確認された. この地表地震断層帯の長さと変位量はこれまでに世界中に報告されたものの中でもっとも大きい. ここでは今回の調査で観察した昆崙地震断層の一部を紹介する. 本研究では, 中国地質科学院地質力学研究所・独立行政法人産業技術総合研究所活断層研究センターおよび兵庫県北淡町震災記念公園・野島断層活用委員会のご支援を頂いた.
著者
坪井 誠太郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.47, no.557, 1940-02-20
著者
安原 盛明 入月 俊明 吉川 周作 七山 太
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.108, no.10, pp.633-643, 2002-10-15
被引用文献数
5 23

大阪平野南部の堺市で掘削されたボーリングコアから採取した33試料中から少なくとも72種群の貝形虫化石が産出した.クラスター分析の結果これらの試料は大きく6個のbiofaciesに区分された(PS,SBm,LS,PL,CL,LC).本研究では完新世における堆積環境と相対的海水準の変化を貝形虫群集に基づいて復元した.大阪平野南部では,約9,000-6,000年前(暦年)に急激に海水準が上昇し,その後,現在の海水準まで下降した.最高海水準期は約6,000-5,600年前(暦年)であった.この海水準変動の傾向は大阪平野中央部や大阪湾海域での海水準変動によく類似しているため,これらの傾向は大阪堆積盆地で高い普遍性を持つと考えられる.また,塩分濃度,海岸線からの距離,沿岸流や波浪による影響は相対的海水準変動と良く対応して変化する.