出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.741, pp.70-72, 2009-10-14

アリコジャパンがクレジットカード番号を含む顧客情報1万8184人分を流出させた。その結果とみられるカードの不正使用は10月1日までに4498件に達した。不正使用が発覚して以来、約2カ月の調査を経て流出経路を解明できたものの、情報を持ち出した犯人を特定できていない。
著者
広岡 延隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.557, pp.160-166, 2002-09-23

「経営者側に立つコンサルタントを育成する」ためのITコーディネータ制度が始まってから1年半。資格取得者は増えているものの,問題点を指摘する声は強い。「はっきり言えば粗製乱造」,「制度に魅力がない。経営とITの橋渡し役を目指すなら,業種ごとのビジネスを研究するグループを立ち上げるといった新機軸を打ち出すべき」というような見方が出ている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.786, pp.88-90, 2011-07-07

NTTPCコミュニケーションズのIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)が、サービス継続の危機に瀕している。5月8日にシステム障害が発生してから1カ月半を過ぎても、復旧のめどが立っていない。既存顧客を自社の別のIaaSに移行させ、急場をしのいでいる。
著者
高 軼倫 笹尾 和宏 桜井 新
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.835, pp.100-105, 2013-05-30

KLMでは、「マウスの移動時間」は全て平均化された単一の時間として扱われ、移動目標の対象の大きさや、移動距離、選択肢の数を考慮していない。しかし、実際のマウスの移動(タッチスクリーンの場合は指の移動)は、UIオペレーションの中で大きな割合を占め…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.889, pp.80-82, 2015-06-25

機構に対する標的型攻撃が再び本格化したのは、5月18日から20日にかけてだ。100通を超えるウイルス付きの不審なメールが、非公開のはずだった職員のアドレスに一斉に送られた。 機構は5月18日、不審メールから関係のある情報を抜き出してセキュリティ会社に提…
著者
西村 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.561, pp.74-76, 2002-11-18

「情報システムの開発で最も重要なのはテスト」、「開発現場の人間を熟知している」—。西村社長からは、社員1万8000人の大手生保トップとは思えないセリフが飛び出す。それもそのはず、西村社長は情報システム部門長として、2000年問題や個人保険システムの再構築、日本IBMへの全面アウトソーシングといった"難事業"を主導した経験の持ち主。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.708, pp.38-41, 2008-07-15

「ミサイル発射情報、当地域にミサイルが着弾する恐れがあります」。6月30日午後4時37分、福井県美浜町全域に緊急放送が響き渡った。 原子力発電所が狙われたのか─。屋外の防災無線58基からの「誤報」に、住民は一時騒然となった。 誤報は、津波や地震、ミサイル発射などの緊急情報を全国の市町村に送る消防庁の「全国瞬時警報システム(J-ALERT)」を通じて伝わった。
著者
三井 康通 金子 聖史
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.821, pp.110-113, 2012-11-08

ある日突然、システム構築のために海外拠点への赴任を命ぜられたら、あなたはどうするだろうか。渡航まで残された時間は2週間。そんなときこそ、焦らずに本連載を読んでほしい。海外での初仕事でトラブルを招かないよう、先達の失敗パターンを紹介しよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.457, pp.247-249, 1998-11-23

インターネットを使ったシェアウエア販売サービス「シェアレジ」を運営するベクター(東京都練馬区)は,シェアレジで「SET(セキュア・エレクトロニック・トランザクション)決済」を可能にする新システムを98年8月に稼働させた。SETは第三者機関の認証により,インターネットで信頼性の高いクレジット・カード決済を実現するための仕様である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.638, pp.134-136, 2005-10-31

9月21日から24日にかけて、NTTコミュニケーションズが提供する企業向けデータ通信サービスが近畿圏でダウンした。原因は中継装置の故障。コンビニやガソリンスタンドでカード決済ができなくなったほか、警備会社の遠隔監視サービスやPHSの機能停止といった、大きな被害につながった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.463, pp.134-139, 1999-02-15

第1部で見たように,ユーザー企業がJavaに期待しているメリットは,クロス・プラットフォーム,プログラムの自動配布による運用負荷の軽減,開発生産性と保守性の向上の3点である。 これだけ多様なメリットが同時に求められるプログラミング言語は過去に例がない。しかし,過剰な期待の裏側には,必ず落とし穴が待っている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.463, pp.140-143, 1999-02-15

Javaをいち早く採用したユーザー企業は,実に注意深くJavaを使っている。ときとして神経質すぎるのではないかと思うくらい,いろいろなことに気を配っている。実はそうしないと,Javaのもっている良さが生かせないからだ。Javaには,そのようなシステム開発上の留意点がいくつかある。 ユーザー企業が気を使っている第一のポイントは,Javaで作ったシステムの性能である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.463, pp.128-133, 1999-02-15

この1年間に,Javaで開発した業務システムを本番稼働させる企業が相次いで登場した(表1)。いずれもプロトタイプではなく,実際の業務に利用しているシステムである。 これらのユーザー企業がJavaにかける期待は,大きく分けて三つある。まず,ほぼすべてのユーザー企業が共通に挙げているのが「クロス・プラットフォーム」だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.516, pp.44-51, 2001-02-26

IT(情報技術)企業,あるいはインターネット関連企業で,オフィスを新築したり改築する企業が増えている。それも,ただ単に内装やレイアウトに凝った,美しいだけのオフィスではない。経営トップの理念や,企業戦略を反映させた"主張するオフィス"が最新のトレンドだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.503, pp.213-215, 2000-08-28

●システム・トラブルを回避するため,データ抽出処理のプログラムを修正して,排他制御の方法を変更した 6月30日金曜日。岩手県ではこの日,一部の企業や県庁の公務員などにボーナスが支給されることになっていた。ところが,ATMが動き始める午前8時を過ぎて岩手銀行を訪れた顧客は,なぜか自分の口座にボーナスが振り込まれていないことに気づいた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.574, pp.50-52, 2003-05-19

ITコンサルティング会社のからんだプロジェクトの失敗は、ユーザー企業に問題があることも多い。例えば、コンサルティング会社の選定時にきちんと調べずに以前から面識があるといった理由で頼んでしまう、実施すべき業務改革をやらなかった、といったことだ(図5)。実行すべきことをやらなければ、満足できる結果は当然得られない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.813, pp.80-85, 2012-07-19

国内の有力データセンターで大規模障害が6月に相次いだ。7日には銀行など複数企業のシステムが同時ダウンした。本誌既報のとおり、原因は富士通の「館林システムセンター」にあった。20日にはファーストサーバで5700ユーザーが利用するサーバーが停止、データ消失などを招いた。 ソニー銀行、東京スター銀行、りそな銀行、北陸銀行、北海道銀行、広島銀行―。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.527, pp.46-50, 2001-07-30

ブロードバンド時代が始まり,いよいよコンテンツ・ビジネスが花咲こうとしている。しかし,現実世界で人気のあるコンテンツには,常に著作権の問題が付きまとう。著作権料の支払いや権利者への使用許諾手続き,コンテンツの違法コピーを防ぐための技術など,解決すべき問題が山積している。
著者
玉置 亮太
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.738, pp.52-59, 2009-09-02

「透明性と自己責任」。グーグルの人材戦略を理解するキーワードだ。同僚が自分のことを評価し、結果はすべて公開。仕事の一切を自分で決める。優秀な社員ができる人材を引きつける。日本にいながら成果を世界に問える。「働きがいのある職場」は厳しさと表裏一体だ。「グーグラー」たちの取材を通して、同社の人材戦略を探った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.612, pp.58-61, 2004-11-01

団塊世代のベテラン・エンジニアが大挙引退することで、企業が長年にわたり培ってきた情報化の能力が低下していく──。2007年問題の本質はここにある。すでに予兆は出始めた。一刻も早く、ベテランの持つスキル/ノウハウを若手に継承する体系を作らないと、手遅れになりかねない。IT業界の2007年問題——。