著者
関谷 秀一
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1071, pp.138-142, 2011-12-12

NFCを活用したさまざまな取り組みが世界中で始まった。日本の「おサイフケータイ」対応、すなわちFeliCa搭載のスマートフォンは、日本の携帯電話事業者に特化した実装になっているが、NFC搭載スマートフォンで実現されるであろうすべての機能が既に実装されている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.869, pp.171-175, 2004-03-15

夕日に照らされたアスファルトの道路に男たちの長い影が伸びていた。ここは東京・品川から国電の京浜東北線で2駅目の大森。にぎやかに談笑しながら歩く彼らは,日立製作所のコンピュータの営業部門で席を並べる仲間である。石油ショックの余韻冷めやらない1975年のことだ。 男たちの向かう先は近くにあるゴルフ練習場。そこに行くのは定時退社日である水曜の恒例行事となっていた。
著者
木村雅秀
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1067, pp.65-72, 2011-10-17
被引用文献数
1

「この結果には、正直驚いた。期待していた以上の効果だった」─。新しい試験技術「HALT(highly accelerated life test)」の実力を評価した国内大手電機メーカーA社の技術者は驚きを隠さない。 A社はHALTの評価を2011年6月に実施した(図1)。試験対象には、大手ベンダーから購入した2種類のSSD「SSD-1」「SSD-2」を用いた。
著者
大塚 周一 田中 直樹 今井 拓司
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1132, pp.63-66, 2014-04-14

東芝、日立製作所、ソニーの中小型液晶事業を統合し、2012年4月に発足したジャパンディスプレイ。「ロケットスタートさせる」という大塚社長の号令のもと、初年度に黒字化し、設立からわずか2年弱で株式上場へこぎ着けた。「弱者連合」「うまくいくわけがない」…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1070, pp.38-45, 2011-11-28

各社の製品を分解したところ、フリー・ポジショニング実現への工夫点の相違が浮き彫りになった。一方、競合技術の電界結合方式もタブレット端末への採用を決め、存在感を強めている。 さまざまなワイヤレス給電技術の開発が競うように進む中、ロケット・スタートを決めた電磁誘導方式のQi規格─。電磁誘導方式は、「枯れた技術」ともいわれるほど歴史は古い。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1199, pp.74-81, 2019-01

日経 xTECHは米Magic Leap(マジックリープ)のMR(Mixed Reality)用ヘッドマウントディスプレー「Magic Leap One」を分解した。同製品の特徴は、着用者の目の状態に応じて映像の表示を変えて自然に見せる光学技術を、世界で初めて搭載したこと。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1031, pp.69-76, 2010-05-31

全国津々浦々まで張り巡らされた日本の携帯電話網。携帯電話機はこの網を利用して,数Mビット/秒の通信速度でインターネットに接続可能だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.760, pp.41-46, 2000-01-03
被引用文献数
1

パソコン用周辺機器インタフェースであるUSB2.0(universal serial bus)に対する期待がぐっと高まってきた注1)。1999年12月に仕様書の0.9版が固まり,2000年第1四半期には早くも,周辺機器向けのコントローラLSIが登場する見込みである1)。 USB2.0は,既存のUSB1.1と互換性を保ちながら高速化した規格である2)。データ転送速度は480Mビット/秒と40倍にも高まる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.742, pp.115-118, 1999-05-03
被引用文献数
1

1998年6月24日,日本アイ・ビー・エム(IBM)は,連続音声認識ソフト「ViaVoice98日本語版」を発表する。同日,ジャストシステムは音声対応日本語変換ソフト「VoiceATOK」を発表,発売時期を同年秋に定める。開発リーダの弓削和徳氏に残された時間はあと2カ月。「教授」の異名をとる植田達雄氏の活躍で,弓削氏はVoiceATOKの評価版をなんとか完成させる。 「もう帰らなきゃ」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.907, pp.108-111, 2005-08-29

米Lucasfilm Ltd.の面々が,どやどやと劇場に入ってきた。同社の本拠地・スカイウォーカー農場内にある,映画館顔負けの設備・Stag Theater。席に着く人々の喧噪けんそうの中,米Texas Instruments Inc.でDLP Products,Commercial Entertainment,Business Managerを務めるDoug Darrowは,じっと主役の登場を待った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1198, pp.13-15, 2018-12

中国の老舗通信機器メーカーであるHuawei Technologies(華為)が急速に存在感を増してきた。同社は最近は第5世代移動通信システム(5G)やIoT(Internet of Things)で大きな市場シェアを握り始めている。2018年第2四半期にはスマートフォンの販売台数で、米Appleを抜き…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1201, pp.15-17, 2019-03

米中貿易摩擦が産業界に深刻な影響を及ぼしている。長らく順調に成長してきた企業の業績に陰りが出てきた。米Apple(アップル)や韓国Samsung Electronics(サムスン電子)の2018年10〜12月期連結決算は、前年同期比で減収・減益。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1165, pp.73-77, 2016-03

「米Apple社は次期iPhone向けアプリケーションプロセッサーのパッケージにFOWLPを採用する」─そんなうわさが、半導体パッケージ業界をにぎわしている。 FOWLP(Fan Out Wafer Level Package)は、半導体チップとプリント配線基板の間をつなぐ再配線層を、半導体工程…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.736, pp.116-121, 1999-02-08

家庭向け低価格パソコンの市場を舞台とした,米Intel Corp.と互換チップ・メーカの戦い。第1ラウンドは,互換チップ・メーカの圧勝に終わった。ただしその互換チップ・メーカも,安穏としてはいられない。家庭市場で「眠れる獅子」を起こしてしまった以上,その逆襲に備える必要がある。「Intel社は,10発の魚雷を撃ち込まれても,平然と進み続けている巨大戦艦のようなもの。
著者
町田 勝彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.935, pp.169-172, 2006-09-25

——2006年8月に,世界最大となる第8世代(2160mm×2460mm)のガラス基板を使う亀山・第2工場が立ち上がりました。当初の予定より2カ月前倒しで稼働したことになりますが,立ち上げは順調だったのでしょうか。 うまく進みましたよ。想定していた以上に順調でした。私の表情を見てもらえば,順調だったことが分かるでしょう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1178, pp.71-80, 2017-04

本誌は米Microsoft社の「Microsoft HoloLens」を分解した。同機器は、仮想の立体映像をあたかも「目の前に実在するかのように」映し出せる。数名の専門家も交えた分解で見えてきたのは、自動運転やロボットなど他分野の手本になるセンサー群を統合処理する設計、コス…
著者
服部 倫卓
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.956, pp.137-140, 2007-07-16

ロシアの家電市場が急成長を続けている(図1)。2006年の市場規模は前年比で約15%拡大し,150億米ドル相当に達した。旧ソビエト連邦が解体される直前の1990年と比較すると,15倍に成長した計算になる。 この市場規模に関する数字は,家電業界を束ねる「ロシア家電・コンピュータ製品販売・製造企業協会(RATEK)」が推計し,2007年4月に発表したもの。
著者
Pirjanian Paolo 竹居 智久
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1115, pp.63-66, 2013-08-19

家庭用ロボット掃除機「Roomba」(ルンバ)のヒットや、福島第一原子力発電所の建屋内調査での遠隔操作型多目的ロボット「PackBot」の利用など、米iRobot社はロボットの先進メーカーとしての地位を固めつつある。ロボット・メーカーとしての同社の強みはどこにある…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.912, pp.51-58, 2005-11-07

1954年にわずか17台の乗用車を東京・日比谷公園に展示して始まった東京モーターショー。それから半世紀がたった「第39回東京モーターショー」には,239社と5政府,1団体が出品し,世界初披露となる車両が79台も出展される世界的なショーに成長した。