イーサネットが次世代ネットワークの中核技術となる——。5月に米国ラスベガスで開催されたネットワークの総合展示会「NetWorld+Interop 2001 Las Vegas」は,イーサネットの重要性を再確認する場となった。10ギガビット・イーサネット製品が多数登場し,ストレージ分野などの応用製品も姿を見せた。
FTTH(fiber to the home)サービスで,値下げ競争が拡大している。火付け役はソニー。グループのコンテンツを家庭のAV機器に送り届けるには,大容量のFTTHが不可欠と判断し,次々と光ファイバの普及促進策を打つ。これに電力系や東西NTTなどのFTTH事業者が呼応。近い将来,月額4000円台に突入しそうだ。「とうとうソニーが本気になった」——。
セシールの「Cecile on Network」は衣料品などを中心とする直販サイト。投資コストを抑えながら,月商7億円を稼ぎ出す。その裏には,メールの配信日を分けたり,Webページのコンテンツを作り替えるなど,運用の工夫がある。一日100万ページビューのアクセスをさばいて,二度の障害も基本的には運用で乗り切った。