出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.415, pp.67-69, 2004-05-24

総務省と東西NTTが電話導入時の施設設置負担金の制度見直しに向けて大きく動き出した。総務省に専門の委員会を設置して,今秋にも結論を出す。また本誌が施設設置負担金と加入権についてのアンケートを実施したところ,現状の制度や料金水準がユーザーの感覚からかい離していることも浮き彫りとなった。
著者
中野 慎吾
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.606, pp.76-79, 2014-07-01

そこで接続時のステータスを見ると、エンドツーエンドで10%を超えるパケットロスが発生していた。SEは切り分けのために、普段は通信していない国内の任意の拠点と当該のテレビ会議システムを接続してみた。画面の乱れは発生せず、高画質なテレビ会議が開催…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.273, pp.192-197, 1998-07-06

ネットワーク分野のチャレンジングな活動を探して首を突っ込んでやろうというのが,今号からスタートするこのコラムのポリシーである。まず第1回目では,NTTがこの春始めたxDSLフィールド実験に参加したので,その体験を報告しよう。 xDSLがやって来た場所は,筆者の拙宅である。NTTのフィールド実験は全国数カ所で進んでいる。
著者
菅 義偉
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.476, pp.67-69, 2006-12-15

9月26日,新総務大臣に菅義偉氏が就任した。菅大臣は,竹中平蔵・前総務大臣と二人三脚で通信・放送分野の改革を進めてきた。こうした竹中路線を受け継ぐとともに,就任直後の10月6日には情報通信産業の国際競争力を高めるための「ICT国際競争力懇談会」を立ち上げた。菅大臣に今後の政策方針や懇談会の狙いなどを聞いた。
著者
山田 隆持
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.560, pp.42-44, 2010-09-01

Xperiaをはじめとするスマートフォンやモバイルルーターの展開、iモードのオープン化、そしてLTE(Long Term Evolution)サービス「Xi」(クロッシィ)の開始。次々に新たなカードを繰り出すNTTドコモの今後のビジネス展開について、山田社長に聞いた。─Android搭載のスマートフォン「Xperia」が好調のようだが。 予想以上の売れ行きだ。
著者
牧 俊夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.623, pp.12-14, 2015-12-01

テレビとインターネット、電話とセットにすると、競争力を持った価格設定ができる。インターネットのピークトラフィックは夜の10時から午前1時だが、VODのピークトラフィックはそれよりも前の時間帯だ。動画見放題の実現に向けては、このような点を考慮した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.366, pp.88-91, 2002-05-20

「3Gの世界展開を推進する上で,出資のタイミングは間違っていなかった」——。NTTドコモの立川社長は4月上旬,緊急会見の場で,2001年度末決算で海外出資先の株価下落に伴う5500億円の特別損失を計上すると述べた。同社は,中間期決算でも同様の理由で2627億円の減損処理をしている。合わせて8100億円以上を,わずか1年で失ったことになる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.607, pp.19-25, 2014-08-01

スマホ決済の魅力は一度クレジットカード番号を登録することで、「実社会でスマホをほぼ財布代わりにできる」(ペイパル東京支店の杉江知彦Communications部長)ことだ。 企業の店舗運営にとっては、買い物を前提にした客の来店を把握し、スマートな接客などに…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.410, pp.94-99, 2004-03-08

光岡自動車は今年2月,52拠点に東西NTTのBフレッツを導入し,従来のISDNからIP電話サービスに全面的に移行した。加えてWebでの販売情報の共有やビデオ会議システムの導入など,インフラを活用する取り組みを次々と開始した。 「10番目の国産乗用車メーカー」として知られる光岡自動車は,全国52拠点にIP電話事業者→アイピートークの法人向けサービス「IPTalk-Pro」を導入した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.356, pp.93-95, 2001-12-17

急速に加入者を増やしているADSLの前に,予想もしなかった"壁"が立ちはだかった。十分な余裕があったはずのコロケーション・スペースやダーク・ファイバが不足し始めたというのだ。原因は,通信事業者間の接続約款が想定していなかった"陣取り"。東西NTTは,慌てて約款改定に動き出したが,問題の解決には時間がかかりそうだ。
著者
岩﨑 和人
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.634, pp.8-10, 2016-11-01

電力系の地域通信事業者である九州通信ネットワーク(QTNet)は、FTTHサービス「BBIQ」を主力として右肩上がりの成長を続けている。最近ではMVNO(仮想移動体通信事業者)として格安スマホを提供するなどモバイルにも進出している。現在の状況と今後の戦略を岩崎社…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.383, pp.108-111, 2003-02-03

もともと大容量のディジタル・データを扱っている印刷業界や映像業界では,データの送受信に積極的にネットワークを活用する動きが広がってきた。データは数十Mバイト以上の容量に達することがほとんど。 以前は,バイク便などでCD-ROMなどの記録メディアを配送していたが,数Mビット/秒以上のブロードバンド回線を使えば短時間で転送できるようになる。
著者
黒部 泰司
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.642, pp.68-71, 2017-07-01

食品業を営むB社は、インターネットVPNで数百店舗をつなぐネットワークを構築していた。このネットワークのバックアップ回線にモバイル通信サービスを利用することにした。ところが、ある拠点でメイン回線のメンテナンスが発生したときに、LTEに切り替わらな…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.570, pp.22-24, 2011-07-01

iOSを"ディズニーランド"だとすると、Androidは誰もが入ってこられる"一般の公園"─。ある企業のシステム担当者は、iOSとAndroidの違いをこう例える。 iOSの世界は基本的にアップルの管理下にあり、アプリケーションの配布にはアップルの事前審査が必要になる。このためウイルスのような悪性のアプリケーションが出回りにくい。
著者
イッセー尾形
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.334, pp.92-94, 2001-01-15

ブロードバンド時代には,見たい映像を瞬時に呼び出して自由に見られるようになるでしょう。こうした世の中の動きを歓迎しますか。 ぼくの→一人芝居のビデオは,意外な人に意外な場所で見られている。何年か前に父島の灯台守の方が,「イッセーさんのビデオが大好きで,擦り切れるぐらい見てるよ」と言ってくれた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.641, pp.42-45, 2017-06-01

同じ構図は、翌年2013年9月に発売された「iPhone 5s」でも繰り返された。iPhone 5sは、ついにNTTドコモも扱いを開始。国内携帯電話大手3社がiPhoneを扱うという、新たな競争フェーズへと突入した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.640, pp.48-51, 2017-05-01

第1回iPhoneは今年(2017年)で生誕10周年を迎えた。iPhoneがどのように社会、IT業界、そして利用者個人の生活を変えたのか──。本連載では日本の携帯大手3社のビジネスモデルやネットワークに与えた影響を解説する。
著者
藤野 隆雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.621, pp.8-10, 2015-10-01

NTTドコモ回線とKDDI(au)回線を利用するマルチキャリアMVNO(仮想移動体通信事業者)として新たなスタートを切ったケイ・オプティコム。「5年で100万件」を宿願として大胆な販促キャンペーンも仕掛ける。モバイル、固定、新規参入した電力小売り事業について、勝…
著者
清水 憲人
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.468, pp.78-81, 2006-08-15

米国では,電気通信法の改正を巡る議論や法案提出が活発に行われている。その中で最も審議の進んでいる法案が「COPE法」(通称)だ。同法案は,ケーブルテレビの料金高騰やブロードバンド普及の遅れ,白熱する「ネットワークの中立性」を巡る議論を踏まえており,注目に値する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.626, pp.18-23, 2016-03-01

もっとも、ガイドラインには抜け穴も残っている。適正化の対象は大手3社による端末購入補助であり、販売代理店による独自の取り組みまでは厳しく制限していない。総務省は「個々の販売代理店までは目くじらを立てない」(幹部)とするが、販売代理店の"独…