出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.322, pp.95-97, 2000-07-17

情報技術(IT)革命から取り残され,旧態依然のネットワークを使い続ける企業間取引。80年代から引きずる通信プロトコルを利用するシステムは,インターネットが巻き起こしたIT革命の"蚊帳の外"に置かれてきた。 しかし,大量の取引を安定して処理している実績は大きな強みだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.614, pp.24-27, 2015-03-01

無料Wi-Fiサービスにつきものの「利用開始手続き」。その役割を巡り、Wi-Fiサービスの提供者の間で2つの取り組みが交錯している。個人情報の入力を省いて、簡単に利用できるようにするサービスが登場する一方で、個人の特定につながる情報収集を維持、もしくは強化すべきだという意見も根強くある。
著者
豊嶋 基暢
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.520, pp.66-69, 2008-10-15

通信・放送の法体系議論は2000年に入ると「IT革命」の名の下に進み始める。2001年には政府調査会がレイヤー別競争促進体系を提言。2006年の「通信・放送の在り方に関する政府与党合意」を経て,現在の議論に発展した。(本誌)豊嶋 基暢慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所准教授とよしま・もとのぶ1991年郵政省(現総務省)入省。
著者
和田 紀夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.477, pp.99-101, 2007-01-01

2006年は竹中平蔵・前総務大臣の私的懇談会(竹中懇談会)によって,グループの組織問題が取りざたされたNTT。組織形態の検討は,「政府与党合意」で2010年に始めることが決まり,それまでに光ファイバの普及と次世代ネットワーク(NGN)の構築にまい進する。和田社長に,NGN構想の今後,2007年や2010年のNTTグループ像を展望してもらった。
著者
内藤 正光 長谷川 憲正 小川 淳也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.547, pp.36-39, 2009-12-01

これまでの審議会や作業部会は,一つの課題に対処するだけだった。継続性を重視するときはいいが,大変革が求められるときには適さない。 政権が代わった今,これまでの枠組みにとらわれず,大上段からいろいろと議論をしようと考え,タスクフォースという形を採った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.466, pp.59-62, 2006-07-15

リモート端末に適切なセキュリティ対策を施すことで,情報漏えいのかなりの部分は防げる。しかし万全とは言えない。さらに安全性を高めるには,端末から見た社内ネットワーク側,すなわちLANへの対策が必須になる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.382, pp.59-63, 2003-01-20

毎月30万〜40万超ものペースで利用者数が増え続けるADSLサービス。だがその陰で,サービス停止や料金の大幅値上げにつながりかねない重要な問題が,未解決のまま続いている。12メガADSLの干渉問題である。 2002年7月に問題が明るみに出てから半年以上が経過した今もなお,騒動は収まっていない(p.60の図1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.303, pp.57-59, 1999-10-04

1.5Mビット/秒の常時インターネット接続サービスに価格破壊の波が訪れている。低料金サービスが相次ぎ登場。企業のインターネット接続環境は1.5Mが当たり前という時代もそう遠くなさそうだ。 企業の常時インターネット接続環境のエントリー回線が,1.5Mビット/秒になる——。 これまで1.5Mサービスは,その料金の高さゆえに企業にとっては高根の花だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.474, pp.90-95, 2006-11-15

2007年1月から運用が始まるユニバーサル・サービス基金制度。各通信事業者がNTT東西地域会社に赤字の一部を補てんする。当初は約152億円だが,年々この金額は上昇していく。電話料金の一部として徴収することになれば,ユーザーの反発は避けられそうにない。通信事業者からも不満が続出しており,制度のあり方を巡る議論に発展しそうだ。 「ユニバーサル・サービス料 7円」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.391, pp.51-53, 2003-05-26

KDDIは10月にも,FTTH(fiber to the home)を使う映像サービスを始める。映画などの多チャンネル放送やビデオ・オン・デマンド(VOD)を,家庭向けに提供する。料金はIP電話とインターネット接続を加えても月1万円以内。ただし,東西NTTから借りる光ファイバの確保と,放送コンテンツの調達に課題を抱えている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.620, pp.22-25, 2015-09-01

総論で示したように、最も踏み込んだ動きを見せるのは東電とソフトバンク(SB)だ。東電域内だけでなく、全国販売を踏まえた協議を進めている。ソフトバンクの馬場執行役員本部長は、「当社は営業の会社。売れるものであれば何でも売る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.551, pp.14-16, 2010-02-01

コンシューマ向け機器やサービスの展示会「2010 International CES」が,1月上旬に開催された。今回の展示会を端的に言えば「あらゆる機器が常時接続する世界」の具現化。常時接続を売り物にする機器が多数登場した。一方,先進国での市場成熟を背景に,新興国向けの製品・サービスに注目する動きも加速している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.281, pp.122-131, 1998-11-02

格安な専用線として97年4月に登場した「ATMメガリンク」。細かい速度品目や,ATM(非同期転送モード)方式の伝送効率の高さから,徐々に人気が高まっている。回線数は98年8月末に500を超えた。ほとんどのユーザーが,料金の安さだけでなく,高速ディジタル専用線に引けをとらない信頼性を高く評価している。半面,サポート体制には,不満や要望が多い。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.596, pp.40-45, 2013-09-01

2012年10月の電撃発表から1年弱。ソフトバンクは、iPhone 5が対応する1.7GHz帯周波数を目当てにイー・アクセス買収(一部株式を基地局ベンダーなどに売却し、現在の議決権ベースの保有比率は33.29%)に動いたわけだが、イー・アクセス自体の成長戦略は見えないま…
著者
野坂 章雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.615, pp.8-10, 2015-04-01

WiMAX 2+を最大220Mビット/秒に高速化するとともに、月額4380円でデータ通信量が「ノーリミット」のプランを新たに打ち出したUQコミュニケーションズ。格安スマホのブームで競争環境が急速に変わりつつある中、この先の戦略をどのように考えているのか。野坂社長に聞いた。
著者
藤田 聰
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.462, pp.75-77, 2006-05-15

世界中の通信事業者が今,次世代ネットワーク「NGN(next generation network)」の採用に向けて動きを加速させている。それに伴って情報通信機器ベンダーの商戦もヒートアップ。大手通信機器ベンダーである米ルーセント・テクノロジーは,4月に同じ大手ベンダーである仏アルカテルとの合併を発表。新しい時代に向けた体制を整えつつある。日本市場の戦略を藤田社長に聞く。
著者
篠塚 勝正
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.474, pp.79-81, 2006-11-15

11月から世界に目を向けた新ブランド・スローガン「Open up your dreams」を掲げた沖電気工業。10月に開発体制を刷新し,次世代ネットワーク「NGN」への取り組みを加速させた。国内のNGN市場は通信事業者向けで2008年度に7800億円と予想。その中で売り上げ1000億円を目指す。1998年の就任当初からコンピュータと通信の融合を標ぼうしてきた篠塚社長に戦略を聞いた。
著者
岸 博幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.499, pp.59-61, 2007-12-01

通信サービスの国際競争力強化や通信と放送の融合など,日々動き続ける通信行政。総務省の「通信・放送の在り方に関する懇談会」(竹中懇談会)の報告書を執筆し,通信行政の当事者として活躍した元総務大臣秘書官で慶応義塾大学メディアデザインスクールの岸博幸氏に,現在の日本が抱える通信政策の課題などについて聞いた。
著者
山根 小雪
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.456, pp.34-38, 2006-02-15

NTTのトップ陣が,"インフラただ乗り論"を訴え始めた。「GyaO」や「Skype」が,設備投資を負担していないと糾弾したのだ。背景には,トラフィック増に悲鳴を上げるプロバイダの窮状が見え隠れする。プロバイダ・ビジネスが限界を超えるとき,その影響はユーザーに及ぶ。
著者
緒方 俊輔
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.304, pp.156-161, 1999-10-18

今回は,Linuxサーバーを運用するためのソフトの設定方法と使い方を説明します。セキュリティ確保のためのIPマスカレード機能,アクセス制御ソフト「tcp_wrappers」や,各種運用管理ツールを取り上げます。(本文中→マークの用語は欄外で解説) Linuxで構築した業務サーバーでは,運用のためのソフトを豊富に入手できます。