著者
内藤 新一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.626, pp.48-53, 2016-03-01

第3回2015年9月に突如として巻き起こった携帯電話の料金値下げ議論。同12月に、総務省から大手携帯電話事業者に対し、「料金プランの多様化」や「高額な端末購入補助の是正」を求めて終わった。なぜこのような結論に至ったのか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.609, pp.33-35, 2014-10-01

アンケート回答企業が実施したセキュリティ関連投資の単純平均額は、2013年の1137万円に対し2014年は1439万円と26.6%増加した。投資が増える最大の要因と見られるのが標的型攻撃への対策である。 2014年8月の調査時点で標的型攻撃対策を導入済みの企業は37.9%。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.339, pp.71-73, 2001-04-02

「Lモード」を巡る騒動に終止符が打たれた。NTT東西地域会社は,インターネット事業に本格進出する確固たる道筋を付けることができた。一方総務省は,Lモードの認可に有効な制約を設けることができなかった。一連の騒動から浮き彫りになったのは,NTT法の理念とその実効性のかい離だ。 半年近くにわたりNTT東西地域会社,総務省,KDDIなどが繰り広げた「Lモード事件」(写真1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.390, pp.38-40, 2003-05-12

ADSL(asymmetric digital subscriber line)干渉問題が解決に向けて前進した。干渉問題を議論してきた総務省のDSL作業班が,基本ルールで合意したからである。また,その後の事業者間の協議で,現行の12メガADSLには制限を付けないことも決まった。一連の騒動は,ソフトバンクBBの狙い通りに終息しつつある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.313, pp.75-77, 2000-03-06

NTT地域会社は5月,試験提供中の「IP接続サービス」の料金を現在の月額8000円から4500円に引き下げる。同時に提供エリアも広げる。数年以内には全国に拡大し,ISDNとセットにして収益の柱に育てる考えだ。 NTT東日本とNTT西日本は2月18日,IP接続サービスの内容を5月から大幅に変更すると正式に発表した。 IP接続サービスは,NTT地域会社が11月に開始した定額サービス。
著者
大橋 秀行
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.622, pp.8-10, 2015-11-01

2015年7月末の着任から間もなく、安倍晋三首相が「家計への負担感が大きい」と指摘した携帯電話料金を見直す政策立案の任を負った。首相の指示は「総務省も検証すべき課題だと捉えていた」と考えの一致を強調する。では現状の何が問題か。
著者
宇陀 栄次
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.485, pp.55-57, 2007-05-01

業務アプリケーションをネットワーク上のサービスとして提供する米セールスフォース・ドットコム。これらはSaaS(Software as a Service)と呼ばれ,セールスフォースは世界で約3万社のユーザーを抱える。国内でも三菱UFJ信託銀行やサイバーエージェントが採用を決めている。SaaSの導入メリットやこれからの情報システム部門の役割などを宇陀社長に聞いた。
著者
竹野 和彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.532, pp.54-60, 2009-04-15

モバイル向け電池用の充電器やワイヤレス充電の最新動向を取り上げる。この10年,充電器の待機消費電力は大幅に減り,メーカー間のACアダプタ共通化が進展した。今後は,コネクタが不要なワイヤレス充電の普及が見込まれている。燃料電池や新型リチウムイオン電池などの最新動向も紹介する。
著者
小宮 邦文
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.499, pp.123-127, 2007-12-01

端子を使わないワイヤレス充電が,早ければ2008年にも携帯電話機などのモバイル機器でも使えるようになる。これまで難しかったリチウムイオン電池を速やかに充電する技術の小型化が進行。電力線ネットによるホーム・ネットワークとの連携も視野に入ってきた。(本誌)小宮 邦文ユー・ディ・テック システム設計部 部長こみや・くにふみ1951生まれ。
著者
蔵本 雄一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.602, pp.60-63, 2014-03-01

ここまで説明した4種類のパスワード管理方法は単独で使うのではなく、組み合わせて利用する必要がある。攻撃の種類に応じて有効な防御方法が異なるからだ。そこでここからは、どのような攻撃が想定されるかをゲームに例えて端的に説明する(表1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.592, pp.10-17, 2013-05-01

2007年から2008年にかけて登場した「iOS」、「Android」は、スマートフォン市場を大きく拡大し、SymbianやBlackberryといったライバルたちを駆逐しつつ、Androidが約7割、iOSが約2割(米ガートナー調べ、2012年第4四半期)という圧倒的なシェアを確保するに至っている(前ページ参照)。 AndroidとiOSを合わせるとほぼシェア9割と、まさに2強状態だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.330, pp.83-85, 2000-11-20

大容量コンテンツの配信サービスを開始するインターネット接続事業者や,配信サービスを支援する専門会社の設立が相次いでいる。CATVやxDSL(digital subscriber line)など,数百kビット/秒の高速アクセス回線の普及を見込んだ動きだ。ただし始まったばかりの今は,魅力あるコンテンツはまだ少ない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.580, pp.41-44, 2012-05-01

京都大学は2012年4月、UQコミュニケーションズ(以下、UQ)と共同で、教職員や学生向けに、UQのモバイルWiMAXサービスのエリア内であればどこからでも学内LANに接続できる無線接続環境を構築した。ポイントは、京都大学側は既存の資産を活用することで、ほとんど追加コストをかけずこれらのネットワークを構築した点だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.369, pp.222-230, 2002-07-01

通信事業者各社の2001年度決算が出そろった。固定電話市場は加入電話の不振が響き,市場規模は5兆円を割り込んだ。一方の移動通信は,好調が続く携帯電話がけん引し,7兆円規模に成長した。ただし,携帯電話の加入者が7000万弱に達し,飽和気味。通信市場全体の今後の成長は緩やかなものになりそうだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.620, pp.40-43, 2015-09-01

その後、土橋氏と森田氏が質問に答える形で、格安スマホの手応えや普及に必要な条件、今後の取り組みなどを語った。中古端末に加えてMVNOのSIM販売を本格化させたことで、両者をセット購入する利用者は実際にはどのように推移しているのか。 ブックオフでは…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.478, pp.46-51, 2007-01-15

「これほど急激に広がるとは思っていなかった」──。社内ブログ/SNSの威力について,導入企業の担当者の多くがこう話す。ユーザーであると同時にベンダーでもある富士通ソフトウェアテクノロジーズ(FST)も驚きを隠さない。FSTでは,同社だけでなく富士通グループの約6000人が一つのSNSを利用しているという。
著者
宗像 誠之
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.437, pp.64-74, 2005-05-01

拠点ごとに適材適所のサービスを使い分けるメリハリ・ネットが大流行の兆しを見せている。次々に登場する新サービスや製品を使えば,効果的な回線増強やコスト削減が可能。社内ネットをメリハリの利いた"引き締まった体"に改造できる。先行ユーザーのメリハリ事例も増え始めた。(宗像 誠之) 企業ネットワークの構築手法に,新潮流が押し寄せている。
著者
白井 良
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.458, pp.48-53, 2006-03-15

韓国でこの6月,最大19Mビット/秒もの超高速な無線通信サービス,「WiBro」が始まる。次世代の高速無線通信として注目を集める「モバイルWiMAX」を利用した,世界初の商用サービスだ。端末やサービス内容も徐々に明らかになってきたWiMAX先進国,韓国の今をリポートする。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.298, pp.51-53, 1999-07-19

NTTがISDNの定額サービスを発表した。"つなぎっぱなし"へのニーズが強いインターネット・ユーザーが待ち望んでいたサービスである。ただしインターネット接続料込みの料金は月2万円弱。個人が手軽に使える水準にはまだ遠い。 通信時間,時間帯を気にせずインターネットにダイヤルアップしたい——。